「ちまちま」のゲーム日記。

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データレコーダー動作テストの限界

2018年04月17日 21時12分24秒 | レトロゲーム

ちょこちょことデータレコーダーを買って、修理やレストアなどで遊んでいるのですが
ここ最近の修理完了率が低い...

・ベルトやゴムリングの交換
・電解コンデンサの交換
・各部清掃グリスアップ
・速度調整
・アジマス調整
これらを済ませても、X1のカセットテープソフトが起動出来ない機体が出てきました。
原因は間違いなく「X1Cが外部データレコーダー対応では無い」からなのですが
今まではそれでもカセットアダプターを介してロード出来ていたんですよねぇ~。


具体的に最初にギブアップしたのがサンヨーの「PHC-DRⅡ」でした。

音声は出ていて速度調整もして、波形も悪くは無いと思うのですが
どう頑張ってもX1Cではインフォメーションブロックすら通過しませんでした。

平行して触っていたAIWA「DR-20」で色々試している時に、どうも原因が「波形整形回路」にある事も分かりました。

と言うのも、このDR-20には普通のデータ出力端子以外に「PHONES」と「SUB OUT」と言う
2種類の音声出力が同時に出来る機体で、「PHONES」では波形整形まえの音声が出力がされていました。
その「PHONES」出力を使えばX1Cでもロードが可能と言う事で、「波形整形に問題あり」と判断した訳です。

しかしその判断を鈍らせたのは、同じく波形整形のあるナショナル「RQ-8030」です。
同じ様な波形整形だと思うのですが、何故かこの機種はX1Cでロード可能だったのですよね~。


今思い返すと、ナショナル「RQ-8100」も、データレコーダーモードでは読み込み出来ず
普通のオーディオモードでロードしていましたね。



基本的にX1のロード時の音量は、他機種に比べて小さ目で単純に音量をMAXにするタイプの波形整形とは相性が悪い様です。

「エラー軽減!!」を謳い文句にしているデータレコーダーが結構ある様で、
それらを外部データレコーダー入力端子の無いX1Cのみで動作テストするには限界があると分かりました。
別途音量を下げる回路とか付ければ何とかなるのかもしれませんが
回路作成は根本的に分かってないので、余計にややこしくなる可能性があります。


と言う訳で、当面はデータレコーダーのレストアはお休みして
「データレコーダーをテストする為のテスト機体」を確保しようと考えました。
取り合えず金額が安いのから狙って、これはと言う機種は少し奮発してみようと思います。

レトロジャンカーへの道。まだまだ続くよぉ~♪ (メモが貯まり過ぎてヤヴァイ...orz


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