前回は僧兵で回避検証をしましたが
結局、僧兵は避ける避けないの問題では無く
「器用付与による効果が少ない」事と
仮に1回の戦闘で、1発1000ダメを50発貰う鍛冶と
1発1000ダメを10発貰う僧とでは
たとえ同じ50%の回避率になったとしても、
鍛冶は25000のダメージ軽減効果、僧兵は5000のダメージ軽減効果と
「殴られる回数に比例して回避の効果が跳ね上がる」事が
器用付与に効果が見合わない原因になっており
盾兵で無い自分の場合は殴られる回数も少ない為
器用を上げまくるのは少し勿体無い感じでした。
んなら、常に殴られてる鎧鍛冶の回避検証をせねばなりますまい。
育ってるのが僧兵>演舞>鎧って感じなのですが
鎧の覚醒は全く育っておらず
装備も、2、3世代前のままザ・ワールド!!
鳳凰で生産がしやすくなったのか
装備品が大量に出回ってきたので新調する事にしました。
普通の盾鍛冶なら、初期耐久魅力振りなんで魅力耐久重視の装備なんでしょうが
うちの鍛冶は器用魅力振りの初期生産量産型の鍛冶なので、
どうせなら器用に特化してみたらどうだろうか?と言う訳で
効果があるか無いか分からないまま、装備を作ったのが検証をヤル気になった切っ掛け。
●検証にあたって
前回の「器用僧兵の回避検証」と比較し易い様に
条件をなるべく近づける様にしました。
敵は関ヶ原の「脇坂安治」
前回同様、検証をスムーズにする為に防御術極意を入れて
防御状態での回避テストになり
防御術により回避が上がるかどうかは不明な為
実際には今回ほど避けない可能性もあります。
「回避入門の無い検証」は僧兵でやったので、今回は「回避入門を常に実装」
難攻不落が回避に影響される可能性が非常に高いので
それぞれ2パターンで検証
その他、自動発動で物理回避に影響しそうな実装は
防御術極意、近衛術極意(存命術極意)ぐらいだと思います。
剛健忍耐術入ってるけど、関係ないよね?
検証は4段階、いずれも丹なし、ダンジョン、潜在、覚醒、家臣の絆込みの数値。
○器用402:防戦備え無し
○器用508:防戦備え無し
○器用402:防戦備え有り
○器用508:防戦備え有り
※防戦備え(難攻不落+下組み鎧)
●回避入門入り、器用付与と難攻不落による回避検証
鎧鍛冶の器用初期振りは10です。
装備補正は以下の様になっています。
足 回避補正+2
槍 回避補正+6
百分率は少数第2位を四捨五入します。
四連撃・改の「初」は初段回避(ノーダメ)、「途」は連撃途中で回避or受止
○器用402
回避補正+8(回避入門)あり
難攻不落(防戦備え)なし
総回数:101回
八箇必勝 四連撃・改
通常 : 3/ 29 (10.3%) (初3+途4)/ 9 (77.8%)
存命 :15/ 50 (30.0%) (初4+途6)/13 (76.9%)
技能別回避率
八箇 :18/ 79 (22.8%)
4連 :17/ 22 (77.3%) ※「途」10回含む
存命無:10/ 38 (26.3%) ※「途」 4回含む
存命有:25/ 63 (39.7%) ※「途」 6回含む
総合 :35/101 (34.7%) ※「途」10回含む
○器用508
回避補正+8(回避入門)あり
難攻不落(防戦備え)なし
総回数:110回
八箇必勝 四連撃・改
通常 : 7/ 37 (18.9%) (初3+途12)/15 ( 100%)
存命 :11/ 42 (26.2%) (初5+途 9)/16 (87.5%)
技能別回避率
八箇 :18/ 79 (22.8%)
4連 :29/ 31 (93.5%) ※「途」21回含む
存命無:22/ 52 (42.3%) ※「途」12回含む
存命有:25/ 58 (43.1%) ※「途」 9回含む
総合 :47/110 (42.7%) ※「途」21回含む
○器用402
回避補正+8(回避入門)あり
難攻不落(防戦備え)あり
総回数:105回
八箇必勝 四連撃・改
通常 : 9/ 39 (23.1%) (初3+途5)/11 (72.7%)
存命 :11/ 44 (25.0%) (初4+途6)/11 (90.9%)
技能別回避率
八箇 :20/ 83 (24.1%)
4連 :18/ 22 (81.8%) ※「途」11回含む
存命無:17/ 50 (34.0%) ※「途」 5回含む
存命有:21/ 55 (38.2%) ※「途」 6回含む
総合 :38/105 (36.2%) ※「途」11回含む
○器用508
回避補正+8(回避入門)あり
難攻不落(防戦備え)あり
総回数:105回
八箇必勝 四連撃・改
通常 : 7/ 30 (23.3%) (初 2+途 6)/ 8 (100%)
存命 :12/ 43 (27.9%) (初13+途11)/24 (100%)
技能別回避率
八箇 :19/ 73 (26.0%)
4連 :32/ 32 ( 100%) ※「途」17回含む
存命無:15/ 38 (39.5%) ※「途」 6回含む
存命有:36/ 67 (53.7%) ※「途」11回含む
総合 :51/105 (48.6%) ※「途」17回含む
○回避率まとめ
僧兵+鎧の6パターン総試行回数:637回
検証特化: 僧兵 : 鎧
器用 : 409 509 : 402 508 402 508
装備補正: +9 +8 : +8 +8 +8 +8
回避入門: なし なし : あり あり あり あり
難攻不落: なし なし : なし なし あり あり
通常八 :10.8% 8.2% :10.3% 18.9% 23.1% 23.3%(総221回)
通常4連:40.0% 100% :77.8% 100% 72.7% 100%(総 51回)
存命八 :16.7% 26.9% :30.0% 26.2% 25.0% 27.9%(総273回)
存命4連:87.5% 91.7% :76.9% 87.5% 90.9% 100%(総 92回)
八箇 :13.9% 17.8% :22.8% 22.8% 24.1% 26.0%(総494回)
4連 :76.2% 93.3% :77.3% 93.5% 81.8% 100%(総143回)
存命無 :14.3% 13.5% :26.3% 42.3% 34.0% 39.5%(総272回)
存命有 :36.2% 39.1% :39.7% 43.1% 38.2% 53.7%(総365回)
総合 :27.0% 27.6% :34.7% 42.7% 36.2% 48.6%(総637回)
※「4連」「存命有無」「総合」には途中回避を含みます。
●器用鍛冶の回避、個人的感想
結論を先に書くと
命中補正の低い敵技能は器用付与により回避しまくるが
命中補正の高い敵技能は器用付与のみでは大して変わらない。
って感じで良いんじゃないでしょうか。
なんともツマラナイ結果にw
今回は前回以上に途中回避の回数が多いので
総合では大きく回避している様に見えますが、
連撃系が来なければ3割の回避も無い事がデータから読み取れます。
また、技能実装により回避率は上がっているものの
器用を増やしても八箇必勝の回避率は、誤差の範囲でほとんど増えていません。
これの予想としては、敵技能の命中補正が一定値あり
武将の器用>プレイヤーの器用と成り易い為に
一定値以上は避けないのでは無いだろうか?と言う予測。
例えば、八箇必勝の命中率が補正込みで最大70%とする
盾の回避率が補正込みで最大50%だとしても、
八箇必勝使用者の器用>>>>受け盾の器用の場合は
八箇必勝側に偏ってしまう可能性があると言う事です。
今回の注目すべき点は、存命が発動している時の回避率が
器用や技能の変化を問わず、思ったほど差が開いていないと言う点。
難攻不落+回避入門+器用500の時だけ異様に回避していますが
これは4連改の回避が数値を引き上げているだけと言うのは見ての通り。
命中と回避には相手がどんなに弱くても100%ヒットや100%回避が無い事から
色々なキャップが設けられていると思われますが
存命術が発動する事によって、回避のキャップに到達しやすく差が付き難いのか、
防御時の武器受け止めの効果が高く、存命ゾーンで発動し易い可能性があります。
しかし安定した戦いをするには、なるべく存命ゾーン以上の生命を保つのが理想で
存命発動前の回避率には1割~2割の差がある為、
難攻不落はもとより、回避入門と言えど無視出来ない数値ですね。
器用500で難攻不落ありの時
四連撃・改の32回中、全て何らかの回避をしていると言うのは
偏りと言うにはあまりにも連続し過ぎている気がするので
難攻不落+回避術+器用付与と言う組み合わせは
敵の技能によっては、かなりの効果が期待出来そうな感じもしますね。
●まとめ
家臣の絆が追加された事で、器用500は実戦でも可能なクラスになっています。
しかし、器用+100で1割前後の回避率増加なので
耐久防御を削ってまで上げる効果があるのかどうかは、なかなか難しい所です。
また、キャップもあるだろうし多ければ多いほど良いと言うものでも無さそうです。
今回は「今時の敵にしてはちょっと弱い武将」での検証なので
あまり参考にならないかもしれませんが
対人では物理職が少ないとは言え、能力がNPCよりも低い可能性が高く
今回以上に避ける可能性もあります。
NPC戦では防御で軽減しきれない槌や強力は赤▲や、LV2赤▲も多い中
回避鍛冶がどの程度のものなのか実戦投入して体感してみたいと思います。
長篠はノーマルボスしかやってませんが、
体感的には今までの回避回数に比べて段違いに増えています。
至りMAX状態でこの回避だと、かなり生命を高い位置で維持する事が可能で
瀕死であっても連続回避に成功すればリカバリーも楽に出来ます。
しかし現状の鎧では敵によっては青▲を維持するのは非常に困難で
折角の蓄積を開放しても次の行動中に消されてしまう始末。
この回避鍛冶も、あくまで極みが前提にあり
回避に100%頼るのは運任せになってしまうので
運任せになってしまう極み前提の設定を、もう少し何とかして欲しいものですね。
どの職を見渡しても魅力付与ありきになってきているので
個性を出すと言う意味で、もうちょっと他の付与の恩恵があっても
良いかもしれないと思いました。
現在の実戦装備&実装でのステータス
ダンジョン内、丹、覚醒、家臣の絆、全部コミコミ
初期振り:器用10、魅力10です。
流石に耐久に振ってないだけあって、生命と防御はアレな感じですが
ギリギリ何とか器用500に届きました。
次回の検証予定ですが、今回は頭と胴に器用は入っていないので
最大器用付与の時の検証や、回避補正を減らした時の検証
実戦での回避率と被弾率、演舞で回避極意がある時の検証など
試せたらなぁ~と妄想中。
以上、器用鎧の回避検証ですた('◇')ゞ