「ちまちま」のゲーム日記。

現在は、シャープX1と、レトロPC&ゲームの記事が中心です。

X1実機で音楽テープを再生する

2018年03月21日 10時28分35秒 | レトロゲーム

X1Cを復活させる過程で「カセットテープの再生音が聞けたらなぁ~」と、ずっと思っていました。
プログラムで何とかなるとは思っていたのですが、自分にそんなプログラミング能力は無く諦めていたのですが
ツイッターに、まさかのプログラムがががががっが!!

「早速、実機で入力して走らせてみよう!!」



●ダンプリストの入力方法
子供の頃、ベーマガのプログラムは入力した事がありますが、ダンプリストを入力した事はありませんでした。

「HuBASICを読み、モニタに移って」
とあるのですが、どうやってモニタモードに行くのでしょう?

ありました。普通に「MON」でよかったみたいです。

そして安定の「あるあるネタ」orz


入力方法は...っと

なるほど、これで入力していくのか。

よ~し、入力完了♪
「一応ダンプリストで確認...ってチェックサムが無ぇ~~~~!!」

これ、間違い探しがとんでもなくヤバいですね。
何かダンプ入力が楽なソフトとかありそうな気はしますけど...
まぁ取りあえずカセットテープに一旦保存して実行してみよう。

セーブとロードのコマンドはこれか。


そしてファイル名の入力を忘れるミスw
アドレス指定はJODAN-DOSのお陰で大分と慣れました。

あ、一カ所間違ってた...訂正して保存。


●X1で音声テープを再生してみる

早速、音楽テープを入れて再生してみました。
ついでに動画にテキストを入れる方法をグーグル先生から習ったので練習動画を作ってみました。
音量が大き目なのでご注意下さい。
埋め込みパーツを張り過ぎると重くなるので1本目はリンクにしました。
X1実機で音楽テープを再生する-その1
最初の方はブツブツとノイズしか聞こえず、その後も何とか鳴ってる感じ...
強弱のある交響曲は途切れ途切れですね。
「なるべく高レベルで」って書いいるので、弱い部分の音を拾えないのかもしれません。


そこで、PSGでもそれなりに鳴りそうな音源を選んでみました。
音量が大き目なのでご注意下さい。

そこそこ鳴ってますねw
音が割れている様に聞こえるのは音量のせいではなく、データを拾ってPSGで鳴らしているからだと思われます。


大体は想像していた感じの粗さでした。
ベースはデータレコーダーなので音楽対応する意味も無いですし、それなりに鳴っている方ではないでしょうか。
しかし、自分が音声テープを再生したかったのはX1で音楽を聴くのが目的ではありせん。

こちらの波形。

そう、再生速度を見てみたかったのです。
音声が変わっているので内部で多少の周波数変換されてる可能性も無いとは言えませんが
見た感じ、基準の周波数に極めて近いので間違いなさそうです。
これで、特別な器具を使わずにモーターの劣化が生じているかどうかを判断出来ると言う訳なのでした。
上の波形はX1マニアタイプ(CZ-800C)ですが気持ち早めの様です。

X1Cでも計ってみました。

打って変わって、こちらはやや遅めの設定の様です。
また、マニアタイプとは波形が違うのも何処かに違いが有るようです。
こちらはピンチローラーがヘタるほど可動時間が長い機体なので、色々劣化していても不思議はありません。

しかし、どちらの実機でもゲームテープが読み込める事から
許容範囲内の誤差なのか、X1自体が取り込んだ後に何らかの処理をしているのかもしれませんね。


●まとめ
痒い所に手が届くソフトを知る事が出来て、色々楽しめました。
過去に散々入力されて来たプログラムなんでしょうが、最近になってからレトロに目覚めた自分にとっては
これも新しいプログラムの一つなのです。

現状では問題のないモーターですが、これから先に劣化してしまって再生速度が遅くなったとしても調整が容易になりました。
モーターの速度が狂っていてもカセットアダプターを使えばプログラムを起動する事は可能なので
このプログラムさえ起動する事が出来れば、速度調整に悩まされる事は無くなります。
また、音量も可視化出来る事から、ひょっとしたらアジマスも調整可能かもしれませんね。

本来はこの様な調整はオシロスコープで点検調整するのでしょうが、素人には中々敷居が高くお手上げ状態でした。
しかしこのプログラムのお陰で、自分程度の能力でも色々な誤差をお手軽に計れるようになったので本当に助かりました。

簡単なプログラムとは言え、この記事を書いて下さった「てっちゃん」さんと
その存在を教えて下さった@returnMZさんに感謝感謝なのでした。

ん~、音は悪いのに実機で色々再生しているだけで楽しいですなぁ~。
そう言えば、喋ってる声を再生していない事に気が付いたので置いときますね。

見つけた物はコレでしたね


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