久しぶりの登場になりました、4年のTRPNです。
本題に入る前に…
前回のブログ(昨年11月)でコメントをいただいた皆様、ありがとうございました。
アドバイスを参考に今後も活動していきますのでよろしくお願い致します。
6ヶ月に渡る就職活動を終え、卒業研究が本格化していく中でいよいよ4年目の夏に突入しました。
今回も3枚の写真から活動報告に入りましょう。
まずはOB総会でも発表した整備について。
ミッションの入りが気になっていたのと、構造を勉強したかったのでM/TのOHにトライ。1-2 3-4 5-R の全シンクロを打ち変え、各部のオイルシール交換&洗浄、クラッチも一式交換します。
まずはミッションをOPEN。 シフトフォークと2本のシャフトを外してチェックし、各ギアを分解。
外した順番通りに並べて、シンクロを新品と入れ替え。 新旧シンクロを比べると…確かに古い方(右)は先端が丸まっています。
ここからは順番を間違えないように ”積み木” を積んでいきます。 向きや表裏が少しでも違うと入らないので入念なチェックが必要。 シャフトを組んだらクリアランス調整シムを入れ、オイルシールを交換しケースを閉めれば完成。向きのミスやベアリング破損もあって2週間もかかってしまいました。
最後に、駆け込み需要で揃えた工具を駆使してミッションを載せます。 クラッチ交換もしましたが思っていたほど減っていない…。 DC2の弱点とされるクラッチマスターもOHし、新車のフィーリング(?)を取り戻しました。
LSDも同時に入れれば作業としては効率的ですが、1回で終わらせると作業が覚えられないので今回はそのままに。こうすれば次回のミッション降ろしと交換がスムーズにできてスキルが向上する、という狙いです(K先生のアドバイスより)。
続いて練習会関連。
7/27に富士で開催されたジムカーナ練習会に行ってきましたが、ここ最近はずっと走りに行けずにいたため、6ヶ月ぶりの出走。
最近の部内はドリフトの勢力が強いですが、ジムカーナも負けてはいられません。
今回の目標は、限られた本数で操作の感覚を取り戻すこと。コース図を見て考えてみましたが、
前輪駆動で540°ターン?
ダブルフリーターンって何??
疑問が次々と湧くばかり。
案の定最初の3~4本はターンもできずにいましたが、チームの方の横に乗せていただいてイメージが戻ってきました。午後になったらサイドも引けるようになり、結果的に10秒近くタイム短縮。
でも、克服すべき課題は山のようにあります。
そして翌週、フリー走行の練習でこんな所にやって来ました。
事前にセキュリティチェックを受けてからの現地入り。暑さとの闘いといえる天気の中で、課題を確認・実践しながらの走行でした。
この日は「荷重」という練習テーマを設定し、純正サスで挙動を確認しつつ反復練習。
車の性能を引き出すためにも、基本技術の習得を目指して練習を継続したいところです。
冒頭で紹介した3枚目の写真は、
ついに本物のF1マシンをドライブしたぞ! …ということではなく
これは7月下旬に池袋で開催された「東武モデラーズコンテスト」という模型コンテストに出品した駄作作品です。
入賞作品に比べれば細部の再現や仕上げが荒く、まだまだ修行が足りない…
こうして思い返してみれば、小学生の頃、私が車のメカに興味を持った「原点」こそがこの1/20スケールのプラモデルでした。
やがて走りに魅力を感じ1/10スケール競技用ラジコンカーでレース参戦を開始。
今年に入ってからも4レースほどエントリーし、今月中旬の大会にも参戦予定です。
そして1/1スケール(実車)の世界へと活動の”スケール”を広げて継続してきました。
各々の活動には、目標とする自分としての到達点があります。
とは言っても、現状では腕がついていないためまだ遠い存在です。
しかし、競技や練習会は参加するたびに新たな発見があり、課題を克服するヒントが得られます。
この積み重ねで少しでも理想に近づけるべく、原点に立ち返り改めてスタートを切っていきます。
以上、長くなりましたがDC2乗りの独り言でした。
フリー練習も行ったんだね。
どんどんフリーにいって時々その実力を練習会等で試してみると良いのかな?
俺もミッションバラしたい・・・。
フリー走行だと特定の操作に的を絞って反復できるので、充実したトレーニングになりました。
ミッションはケースを閉める時にコツが要るようで、3速に入れると閉まりやすいことを発見しました。
>千春さん
91年ベルギーGP仕様のシューマッハー号です。自分が生まれる前のマシンですが、独特の空力処理やフォルムが印象的な1台です。
F1マシンを間近で見る機会はあまりありませんが、2年程前のホビーショーで同じ1/20のレッドブルRB6を見た時は衝撃を受けました。カウルを開けてもエンジンが見えないとは…