心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった
透明なガラスのような
ココロのかけら
守るべきは
あなたの尊厳であり
あなたの真っ直ぐな瞳であり
あなたの純粋な心であると
避けるべきは
あなたを蔑んだり
弄んだり
利用したり
軽視したりする人であり
穢れた環境であると
ネガティブなものに
きっぱりとNOを突きつけ
あなたを守って
あなたの尊厳を
決して 失わないで
もしも この状況が
昔からのパターンを抜け出すための
伏線だとしたら
振り切るための
反動を起こす起動装置だとしたら
これはギフトであり
使命であり
祝福である
次の角を曲がったら
きっと見えてくる
待ちに待った景色
心のふるさと
もうすぐそこまで来ている
その影も
匂いも
まだわからないけれど
次の角を曲がったら
ほっと息をついて
その景色を楽しもう
思いっきり
羽を伸ばして
それはもうすぐ
目の前にやって来る
春の訪れと共に
あなたの傍に
人は 誰かのために動くとき
一馬力以上の力を出すのかもしれない
自分だけのためより
誰かのために
より 力を発揮する
それを人は
愛と言うのかもしれないけど
多分それは
いわゆる恋愛というより
人間愛というか
もっと 根本的な力なんじゃないかと
わたしは思う
大切な誰かがいるからこそ
発揮できる力がある
守りたい何かがあるからこそ
湧いてくる力がある
過去の出来事も
あのときの自分も
凹んで動けないときの
焦る気持ちも
すべて回復すると
君が教えてくれるから
僕は前に進めるんだ
無理に笑わなくていい
学校だって
会社だって
休んでいい
がんばらなくていい
あなたの前に道はない
あなたの後ろに道がある
歩いた場所を振り返れば
そこに あなたがいて
そこに あなたと歩いた人がいて
あなたが歩いた道がある
いつかそれは
じんわりと
彩りと温かさを持って
あなたの心を
あるべき場所へと
導いてくれる
すべてはいつか
回復して
あなたを守る オーラになる
日々の いろんなことに浸食されて
僕はすぐに忘れてしまう
目指していたこと
本当に行きたい場所
心から望むもの
何度も書き留めて 思い出させるのに
目の前の些細ないざこざに
すぐに足を取られて
躓いてしまう
何度も同じ道を
ぐるぐると歩いているようで
先に進めない 迷路から抜け出せないで
息が苦しくなる
僕は君を想う
いつかこの迷路を抜け出したら逢えると
僅かな期待を残して
僕は未来を描く
その先にはきっと
想像した世界が
広がっていると信じて
僕はまだ諦めない
叶えていないものリストをクリアして
次のステージに行くまで
輝く自分を取り戻して
その場所に立つまで
思い出したのは
彼の低い声
ボソボソと話し出すと
なんだか癒されて
時々クスっと笑えて
ずっと時間を共有していたい
そう思った
思い出したのは
わたしの感覚
なんだかふわっと
温かいものに包まれたような
妙な安心感を覚えた
「家に帰ったような気持ちになる」と
ドラマで言っていた
わたしにとって その家は
あの感覚なんだと思った
なんだかホッとする
ただ傍にいるだけで
そんな彼のことを
あの感覚を
わたしはまた 思い出した
それは夢物語なんだと思ってた
唯一無二のパートナーに出逢うということ
それは奇蹟で
叶うか叶わないかわからない
ふわふわとして実態がなくて
いくら追いかけても掴めない
シャボン玉のようなものなんだと
だからわたしは
夢を真剣に追いかけることを
半ば諦めていたのかもしれない
掴めないのなら
手を伸ばしても仕方ないと
あの曲のような世界がどこかにあるなら
その理想郷から一歩も出ずに
幸せに暮らせるのに
ずっと手を離さないで
ずっと一緒にいられるのに
ビートルズの曲を聴きながら
夕焼けの海を眺めていた
静かな波が 砂浜に被って
ひたひたと寄ってくる
その様子が
あまりに自然で
あまりに優しくて
僕はたまらなかった
宵の明星が 真っ直ぐに光って
まるで道しるべのように
こっちを見ていた
あぁ そうだった
いつもそこにいて 見守ってくれている
そんな存在を
僕はやっと思い出した
壮大なグラデーションと
ひたひたの感情は
いつまでも水面に反射して
僕の心を 染めていた
よく晴れた秋の日
まだ気温は高い
夕方の空を目指して
海へと向かう
満月の海は 波が高くて
何度も砂浜を白く包みながら
寄せては引いていく
黄色くて大きな月
中秋の名月
ゴウゴウと音を立てる波と
それを眺めるわたしの
背中を静かに照らす
パワーをくれる海
わたしの心のオアシス
元気をもらいに
わたしはまた海に行く