ココロのかけら

心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった
透明なガラスのような
ココロのかけら

平和はお金にならない

2022-04-26 | 独りごと


世の中が平和なら
みんなが幸せでいられるはずなのに
実態は違うらしい

世の中が平和だと
儲からない産業がある
売れなくて困るから
どうにか火種を画策し
理由を付けて長引かせる

莫大な予算を使って
破壊力を装備する
危機を煽り
正当化し
市民にさえ供給する


平和はお金にならない
目の前の火を燃やし続け
財を潤すために
彼等は平和を選ばない

その短絡的な財のために
市民は死んでいき
街は破壊され
土地は廃れていく


平和はお金にならない

なぜなら 平和は
先々に繋がる豊かさであり
透き通った心の目でなければ見えない
想像力の賜物であり
深い慈愛のこもった
マッチョイズムや欲とは対極の
「Giving」の精神であり
それゆえに
軽視されてきたものだから

その汚れた手には
絶対に握れないものだから



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立ち止まると見える風景

2022-04-25 | Nature


足元に咲く花
俯いて
しおらしく佇む

同じ目線まで下がると
雨上がりで
水玉が光ってた

立ち止まると見える風景
わたしはそんな一瞬が好きだ


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上向きな波動の季節

2022-04-22 | Nature

爽やかな風と光に誘われて
新緑の中を歩く
鳥の囀りも
明るく聞こえる

風が吹くたびに
スローモーションを描きながら
花びらが舞う


この季節は
希望が溢れているような
何もかも新しく
生まれ変わるような

そんな上向きの波動を
持っている


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世界はいつも

2022-04-21 | Nature


どんなに辛いことがあっても
どんなに理不尽な所業があっても
世界はいつも
軌道を回っている

どんなに寒い冬も
いつかは暖かい春になり
どんなに惜しんでも
桜は散り

台風は過ぎ
夜は明け
また陽が差す


世界はいつも
普遍という言葉を連れて
回っている

また同じようで
唯一無二の時間を
廻らせている


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ダークサイドへようこそ

2022-04-20 | Nature


人は いつも清らかで
美しくいられる訳ではない
心の中には どこか
陰りや闇がある

清廉潔白であることが
いつも正しい訳ではない
一点の曇りも濁りもない
そんな世界は不自然だ


むしろ
闇があるからこそ
光を眩しく感じられることもある

闇があるからこそ
心が休まることもある

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深いものほど

2022-04-19 | うつくしきもの


辛い思いをして
苦い経験をして
それでもどうにか昇華して生きている人が
素敵に見えるのは
たぶん
反射なのだろう

何かを昇華する過程は
ひたすら流れる川のように
どこまでも透き通った
意志の表れ

その美しい泉が
その溜まった想いの湖が
光を反射する


深いものほど反射する
透き通ったものほど反射する


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いつか きっと

2022-04-18 | 想い


どこにいても
自分の花を咲かせることが
本当にできるのなら
なぜわたしはいつも
どこか所在がないのだろう

There’s something missing in my life 
ずっと 思っていた


その何かは
多分わかっている
時空を超えて探しに来た
その何かを

多分わたしは
知っている


見えなくても きっと
ずっと奥のほうで
繋がってる

そしていつか
その花を 咲かせる


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その過程は見えない

2022-04-16 | identity


諦めずに何度も繰り返すことを
人は天才と言う
熱意を持って突き進み
前だけを見ている

どんな状況に置かれても
ひたすら可能性を求めて

何度も失敗した後に
素晴らしい成果を出したとき
人は偉業と言い
成功者だと言う


その過程は見えない
自分だけが知っている



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僕らは何度も歌うだろう

2022-04-15 | 独りごと


朝起きたら 世界が好転していて
すべての争いや不条理が
解決していたらいいのに

地球が反転しないのと同様に
そんなことはないのだろう

個々の人間の持つ思想が
この世界を作り上げているから
その思想が変わらない限り
この世界も変わらない


今日も世界のあちこちで
暴力が振るわれるのだろう
「ハンマーが打ち下ろされる」と
何度も歌われてきたこの世界で

延々と繰り返される
歴史のどこかで見た風景


それでも彼らは歌うだろう
それでも僕らは歌うだろう
嘘っぱちの祭典に
持ち出されたあの曲も

僕らは何度も歌うだろう
それでも何度も歌うだろう

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身体中に刺さる棘を

2022-04-14 | BLUE


刺さった棘を 抜きながら
彼らは曲を奏でた


抜いても抜いても
棘は次々刺さって
身体中を埋め尽くす

そのうち皮膚は 傷跡で塞がって
上手く呼吸ができなくなる


流しても流しても
それは止まらぬまま
そして彼らは力尽き
この世から
いなくなった


そんな彼らの遺したものを
棘を抜きながら聴いている

そんな彼らの曲のおかげで
わたしは今も
生きている

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あまりに青い空の果てに

2022-04-13 | BLUE


午後のひととき
お日さまに照らされて
透き通る花びら

ソメイヨシノが終わりかけ
八重桜が咲き誇る

楽しそうに囀る鳥たちの声に
窓から漏れ聞こえる授業中のおしゃべり

そんな春の日は
空があまりに青くて
ぼくはなんだかぎゅーっとなって
どこかへ飛んでいきたくなる



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おはようの挨拶

2022-04-12 | Nature


いつも閉じていたアネモネが
今朝は開いていた
おはようの挨拶
元気な笑顔

そんな暖かな日には
深呼吸して
ちょっとだけ心を
開放してみる

なぜだか切ない
春の日に
どこだか軋む
春の日に



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わたしの林檎の花は

2022-04-11 | 想い


春になると
待ち続けたものが
芽吹いたり
花開いたり
身を結んだり
するんじゃないかと
期待したりする

今年こそは とか
今度こそは とか
そんな言葉を
頭の中で繰り返す

栗なのか
柿なのか
わたしの林檎は
実がなるのか


花は咲いたんだろうか
やがて芽を出すんだろうか


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ひらひら舞う妖精たち

2022-04-08 | Nature


ひらひらと
妖精のように
朝の光を浴びて舞う

散りゆく姿まで
可憐で美しい


散りゆく姿は
侘しさを象徴していると
昔は思っていたけれど
今はなぜだか
そう思わない


踊るように飛んで舞って
地面に落ちてもなお
「情景」となる


なにも悲しくないよ
最後までキラキラ輝いているよ
ほら、見て見て
ニコニコ笑ってる


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真っ直ぐな姿で

2022-04-07 | Nature


みんなが上を向いている
顔をいっぱいに広げて

みんなで上を向いている
太陽が沈んだあとも

真っ直ぐな姿で

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