ココロのかけら

心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった

透明なガラスのような
ココロのかけら

可動

2006-01-26 | 

気分一面 晴れた日
夜空に浮かぶ星たちが
僕に合図を送ってる
キラキラ 光ってるよ

はじける風を受けて
駆け出した僕の心は
体いっぱいに叫ぶ
そう、僕もだよ


君と話した
君が笑った
何かが動いて
何かが届いた
広がったものが
見えなくても
イメージだけで
受けて走る

僕は動く


君がふと つないだ
僕の高鳴りが今
君に波動を返してる
まっすぐ 届いてる


君と話した
君が笑った
何かが動いて
何かが届いた
広がったものが
見えなくても
イメージだけで
受けて走る

僕は動く

僕は笑って
手を広げて
何かに届いて
何かが変わった
あふれたものが
僕を包んで
イメージだけで
宙を走る

僕は進む


イメージだけで

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぬくぬく

2006-01-25 | 


ぽかぽかのカーペット
寝ころんで
ゴロゴロ
転がって
ゴロゴロ


離れられない
その場所は
まるで あなたの
腕の中
幸せに 包まれる


ぬくぬく 
あったまる
心の中が 
とろけてる
そんな冬の 
深い夜
あなたと あったまる


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

快晴の日に

2006-01-25 | 

そして その日の空は
すがすがしく笑っていた
私は彼が
星になったのを知った
全てから解放されて
彼はそこで
笑っている


私の頭痛は
なくなっていた
まぶしいほどの
晴れた空を見て
私はやっと
泣くことができた



笑っている彼が見えた
それはすばらしい日だった
とても 美しい日だった


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今そこにある危機

2006-01-18 | 


空一面
大きな網目のように広がった
雲が大きく
動いていた


立ち止まった僕は
考え事をしていた
この社会は
どこかおかしい


お弁当を買った僕は
ビニール袋を拒否した
「大丈夫ですか?」と
店の人は不安げに訊いた


なぜだか分からないけれど
僕にはそのビニール袋が
ものすごく邪魔だった

僕は考えていた


いったいいつから人々は
道や公共の場に
ごみを捨てるようになったんだろう?

いったいいつから人々は
使い捨ての道を
選ぶようになったんだろう?

いったいいつから人々は
すべてをコンクリートの塊に
変えてしまったんだろう?


いったいいつから人々は
魂をお金に
変えてしまったんだろう?

いったいいつから人々は
大切な言葉を
カタカナに売り渡してしまったんだろう?


いったいいつから人々は
緑を壊すことに
平気になってしまったんだろう?


このままでは
この国は
世界は滅びる
目の前の白い雲が
灰色の闇にならぬよう
何かしなければ

なんとかしなければ



僕はどうしても
ビニール袋をもらう気にはなれなかった

僕はどうしても
ビニール袋をもらうわけにはいかなかった



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨のち晴れ

2006-01-18 | 


雨上がりの青空
水たまりに映る
混じり気のない
朝の空気


新しい今が始まる
さぁ 笑って

新しい自分が始まる
さぁ 笑って



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

分身

2006-01-16 | identity

そして夜空には
満月
白い顔の
ニコちゃん

満ちては欠ける
月は
私の
分身

鏡に映った
白い影





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

午後4時

2006-01-16 | 


今日の終りに近づいて
やわらかく
世界を包む
その光は
西へ傾く

少しオレンジがかった
やさしくて
暖かい光は
お守りのように
家路を照らす


午後4時は
また今日も
美しいオーラを
私に届けて
去っていった


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道しるべ

2006-01-15 | 


これで私は
真っ暗な道でも
迷子にならずにすむ
凍えそうな冬でも
くじけることなく
歩いてゆける

やっと見つけた
私の空
いつも青く光る
私の空


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちっぽけなこの存在を

2006-01-15 | 独りごと

ちっぽけなこの存在を
僕は何と呼ぼう?
ちっぽけなこの生き物は
日々 息をして
歩く

時々 トボトボ
時々 ズタズタ
時々 ガンガン
時々 フラフラ


こんなちっぽけな
僕という存在
あなたにぶち当たっても
きっと痛くもかゆくもないような
気づいてももらえないような

そんな存在だけど
こんなちっぽけな僕にも
心に秘めたことがある
伝えたい想いがある
貫くべき
道がある


このちっぽけな
僕という存在を
君は愛してくれるだろうか


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

優性劣性

2006-01-14 | 


プラスマイナス
と聞くと
プラスが優性で
マイナスが劣性と
勝手に決めてしまう
だけど
世の中にはペアが必要で
一方だけでは成り立たない
仮に プラスが優性だったとしても
プラスだけでは
何もできない
電気も送れない
ネジだって回せない
凸だけでは成り立たない
凹が必要

そう考えると
なあんだ
お互い相手が必要なだけで
どちらも
優性でも
劣性でも
なかったんだ
ということに気づいた


お互い相手が必要なだけだ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Can

2006-01-13 | 詩集

どこにも行けないなんて思うと
どこにも行けなくなる
だけど本当は
どこにだって行ける

なんにもできないなんて思うと
なんにもできなくなる
だけど本当は
なんだってできる

毎日が発見で
毎日が感動

ほんの小さなことも
道端の犬も
微笑をくれる


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瞬間

2006-01-11 | 


この瞬間を
どれだけの人が
捉えただろう

この景色を
どれだけの人が
見ただろう

この時間に
どれだけの人が
立ち止まっただろう


あなたにも見せたいと
そう思った


七色に彩られた空も
壮大に動く雲も
そびえ立つ木々も
青空に浮かぶ月も


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歩調

2006-01-07 | 


まっすぐ
顔を上げて
ピンと歩く
わたしは
あまりにも
心地よくて
誰にも
止まらない

あまりにも
満ちていて
誰にも
染まらない


誰かわたしと
同じ歩調で
この道を
歩かないかい?

誰かわたしと
風を感じて
この道を
歩かないかい?


誰かわたしと
二人で
風を切って
歩かないかい?

誰かわたしと
同じ色を
感じながら
歩かないかい?


歩かないかい?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰り道

2006-01-06 | ヒカリ

生まれたての月と
闇に浮かぶ雲

夜の帰り道
上を向いて歩く
足音が響く
静けさの中

僕は歌いながら
リズムに乗って
暗い道をひとり
リズムに乗って


遠くで信号が
音もなく変わる

雲のすき間には
青白いシリウス

夜の帰り道
上を向いて歩く
僕は歌いながら
上を向いて歩く

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白片

2006-01-05 | 


まっ白な空から
舞い落ちる
ふわふわ
漂って
すとんと まっすぐ
勢いよく

そのスピードに反して
やわらかい衝撃

冷たい
雲のかけら
ほほにぶつかり
溶けてゆく

ビルの青黒い窓に
いっそう引き立ち
揺れ動く
まっ白の嵐


透明で純粋で
まっ白な雪に
おそわれる


ひとつ またひとつ
わたしに降り注ぐ
そのかけらは
しみ込んで
わたしを
白く染める

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする