ココロのかけら

心のかけらを集めたら
君につながった
ここにつながった

透明なガラスのような
ココロのかけら

久しぶりの56号

2006-03-26 | 

流れていった 時のことより
これから流れる 時のことを

僕等は話していたんだ
僕等は見つめていたんだ


何かまたひとつ
動き始めた
そんな時に通った君に
久しぶりの 56号線


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開花

2006-03-26 | 


やっと出たね
やっと会えたね

ずっと待ってたよ
ずっと見てたよ


強く
ゆるぎなく
立っている君を


僕はずっと見てたよ
ずっと
君が出てくるのを
僕は待っていたよ


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躍光

2006-03-25 | ヒカリ

空も心も晴れた日は
あの海へ行って

キラキラ光る
太陽を映した
あの海へ行って


もう3月は終わるけれど
まだ冬の形相だった
打ち寄せる波は
白く音を立てて


今日も波間に
天使は舞う


キラキラ光る
あの場所へ



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震動

2006-03-16 | 


君のことばが 沁みてきて
心が震えた

ことばと
その姿を
思い浮かべて


届くとか
届かないとか
こんなに遠くて
見失うけど


どうしていつも
この心は
こんなにも
波打って
揺らされて
君の音と色に
染まるの


君の瞳を 見るたびに
君のことばを 
唱えるたびに
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灯り

2006-03-10 | ヒカリ

青いランプの光に
見守られて眠る
光に照らされた
影のはしっこは
青く透き通って


僕は今日も眠る
青いけれどあたたかい
ランプの光に守られて
僕は今日も眠る
やわらかい青い光に
ふちどられて


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再会

2006-03-10 | Nature

何気なく
庭を横切ったら
ちょこちょこと顔を出す
淡い緑の 新芽たちと
小さなつぼみが
目に留まった


冬の間
風に吹かれて
地面につくほど
しなってたのに


春が来れば
にょきにょきと
みんなが顔を
出していた


厳しい寒さに
ぐっと耐えていた分
ほっとした顔が
うれしそうで


思わず
手をたたいた


季節がめぐって
また会えたね
きみの いのちに
拍手をおくるよ
手をつないで
笑顔をおくるよ
ありがとう
また会えたね



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停止

2006-03-06 | BLUE

少しの間
僕を止めて

雨の日は ここで
休ませて


青い雫が
身にしみるから
濡れた心が
寒いから

雨の日は ここで
休ませて


碧い海が
揺れているから
滴で視界が
にじむから


少しの間
僕を止めて

雨の日は ここで
休ませて



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