鳥羽恐竜研究振興会では市内の子どもたちと、7月30、31日,8月1日の二泊三日間で滋賀県の多賀町や福井県勝山の恐竜博物館や青少年自然の家を訪ねて、化石発掘体験や星の観察、博物館見学、子牛の世話など盛りだくさんの体験実習をしてきました。これからその様子をこのページでも少しずつご紹介していきたいと思います。
鳥羽市で発見された大型草食恐竜化石は、当初首の長いマメンチサウルスではないかと考えられていましたが、化石同定の結果、三重県大型化石発掘調査団は今から1億3千8百万年前の白亜紀前期にアジア大陸で生息していたティタノサウルス類ではないかと発表しました。そこで考えられた復元図は上のようなものになりました。骨の大きさから体長は16~18m、体重は31~32トンとみられ、国内最大の恐竜化石と考えられました。この図は三重県立博物館よりお借りしました。