真実の扉

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秘密を隠せない社会の到来3

2010年12月31日 22時43分41秒 | 宇宙の法則

いよいよ今年も今日で終わりです。
来年は私の50代最後の年です。
何とも1年が早い。
2007年のブログ記事とホームページに私は「時間と空間」のことをある文献を参考に書きました。
動物の種によって時間の感覚が異なること。
同じ種でも年齢によって時間の尺がことなることです。
そこではこんなことも書いています。

『私も年を重ねるに従い本当に時間が経つのが早いと感じます。若いころの半分ぐらいにすら感じます。これはこういう風に考えることができます。
 子供は大人より、体重当たりのエネルギーをたくさん使います。子供は同じ時間内に大人と比べたくさんのことをするのですから、同じ一日でもたくさんの時間の中を生きていて時間を「遅く」感じます。「
遅い」ということは一定の時間内での密度の濃い、たくさんの経験を実感しているといということです。
 一方で大人はエネルギーの消費が少ない分ゆったりとしているので時間の経過が「速く」感じるということです。「速い」ということは行動に対して時間ばかりが経つという意味です。何もしなくたって時間だけがどんどん過ぎて行くということです。
 同じ1日でも1年でも、子供にとっては大人よりも長く感じられるということは、こういうことで、私も実感としてよく分かります。
歳を取ると時間が速く経つと感じるのは、大人の365日は子供にとっては700日の時間を生きていると同じと考えられると思います。 
続きを見る・・・

それで、今日はこの一年をちょっと振り返ってみます。
今年一年の出来事をいちいち書いていたらどんなに時間があっても足りないくらいたくさんのことがありました。
だいたいが明るいニュースはありませんでした。
どれもこれも暗い出来事、イライラするニュース、腹の立つに事件・・・ ばかりです。
でもその動きを注意して見ていると、新しい秩序に向かった変化が起きているということが出来ます。


それは、すべてが曝け出されているということです。


記憶に新しいいところでは、日本では「尖閣ビデオ」の流出、世界では「ウィキリークス」です。
これらを可能にしたのがいずれもインターネット社会です。
ネット社会はその後に様々な通信媒体の基本的なインフラとなってきています。
誰でも簡単に動画を配信できるYoutubeは「尖閣ビデオ」の公開を可能としました。
「ウィキリークス」はネット側からマスコミへのアプローチという面もありました。
スマートフォンユーザが増えたことで、どこでもネットを見ることができるし、それによってツイッター利用者が現在は1200万人に達しました。
そのツイッターを利用した情報発信はスピードにおいて新聞・テレビなどを凌駕しました。
政治家の記者会見ですら、会見場のそのばからツイッターで現場報道・生の文字放送中継も可能にしました。
ニコニコ動画」などは月500円で500万人の会員を抱え(制限つきだが無料でも見れる)、潤沢な資金を得てスポンサーなき(偏向なき)真実の報道へと視聴者を膨らませています。
小沢一郎氏も度々出演しています。
検察庁が証拠を改ざんした村木さんの事件も、それまでタブーだっ「検察批判」が大手マスコミによって堂々と行われるようになりました。
「ああ、検察を批判していいんだ」・・ という社会になってきました。


行ったり来たり


行ったり来たりしながら世の中は新しい秩序に向かっているようにも思います。
政治では原口前総務大臣が「政務三役会議」を公開するとしましたが、その後公開中止に。
また事務次官廃止としていた仙石氏は、逆行して事務次官が今後出席です。

鳩山前総理が総理会見をオープン化しましたが、そのためか菅総理はそれを3カ月に一度しか開きません。
岡田前外務大臣も記者会見を公開にしましたが、そのためか前原大臣は時間を半分に短縮です。
岡田氏は5月に過去の外交文書と外務省の機密に関して30年後にすべてオープン化すると決定しました。
(岡田さんもたまには良いことをする)
それで、沖縄の密約が公開された訳です。
こんなことはアメリカではとっくにしています。
民主党の政治はどんどん自民党時代に逆戻りしています。
ちょっと話がズレますけれど、一時騒いでいた「個人情報保護法」などは、情報公開とは逆行した秘密の世界です。
玉石混交で混ざり合ってる訳です。
ウィキリークスなどでもその評価が世界の各地で異なっています。
アイスランドは自国を調査報道の拠点にと名乗り出ています。
ロシアの大統領はウィキリークス創設者のアサンジ氏にノーベル平和賞をと発言しています。
また国連も、アサシン氏に罪はなく、各国はもっと情報の公開をすべきと声明を発表しています。
感覚として人は秘密裏に生きようとしていても宇宙がそれを許さなくなってきているということだと思います。

ユートピアというのはテレパシーが発達していて、自他一体の思いも強く自分と他人とを別けない社会のため、秘密もありません。
秘密なんか持っていない方が人は今を生きられるのです。だから強く生きられるのです。
秘密があるとどうしても恐れを常に持っていなければなりませんから、本当に信頼できる社会は造れないですね。

こういった流れの中で地球上唯一の「記者クラブ」を有する日本。
欧米各国のように旧メディアとネットなどを中心とした新メディアとの融合を図れない日本。
犯罪取調べの可視化も出来ない日本。
つまり秘密だらけで堂々と生きられない日本。
そんな日本がユートピアへの窓口となるのですから、日本の混乱は世界の中で最も大きなものとなっても不思議ではないですね。

では、また後ほど魂の世界でお会いしましょう。

思うところがあったら Clickしてね。。。
  

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2 コメント

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おめでとうございます。 (みゅう)
2011-01-02 00:45:09
とびらさん・・
明けましておめでとうございます。

毎回、記事は読んでいます。
うん・うん・・納得するコメントばかりです。
でも、なかなかコメントできずで、すみません。

今年も、宜しくお願いします。

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みゅうさん (とびら)
2011-01-02 08:13:43
みゅうさん、明けましておめでとうございます。
いつもご覧いただきまして有難うございます。
今年も「継続は力なり」を座右の銘にし、また出来る限り自分をさらけ出して生きることを目標にしたいとおもいます。

本年もよろしくお願いします。
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