朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

仔犬の補償・・・ペットの補償・・・問題あり?

2012-12-23 00:29:05 | ペット
さて昨日、仔犬の先天的疾患の多さの問題について書いたのですが、その補償について考えてみたいと思います。

仔犬を購入する時、生命保険をつけたり、そうでなくても病気の時の補償の話が必ずあります。先天的疾患の場合、もし発見されたらどうなるかということなんですが・・・

「同等の犬と交換、もしくは仔犬を返したうえで返金」となります。

お気づきでしょうが、購入する子を手術して治してあげますよ、ということではありません。

お店サイドでは、いくらかかるか分からない手術の補償より、新たにちがう仔犬を渡すか、仔犬を引き取り金で解決した方がだんぜんダメージが少ない。また、生命保証に先天的疾患の補償が入っている事はあまりないのでしつこく確認する事が重要。

そうはいっても家族として暮らし始めた仔犬を先天的疾患が発見されたからと返すのは忍びないのが人情というもの。結局泣き寝入りがほとんどです。

こういった問題は鳥さんの購入の際にも発生しますので注意してください。購入の書類に健康チェックの紙があるはずなのでこれにサインする前によくお店のスタッフに確認、自分の目でもボディチェックを念入りに。

もしも先天的疾患のあることが明示されていた場合はもちろん補償されません。それを承知で購入するということですので。取引材料にはなりえます。値引き交渉などには応じてくれる可能性が高いでしょう。

困るのが獣医の「先天的疾患なし」の証明証があるにもかかわらず先天的疾患があった場合。お店はかたくなに「あなたが受診した獣医が誤診した」と主張してくるでしょう。それで自分の契約している獣医に診せろと。それで診察に行くと「先天的疾患はありませんよ」・・・私、経験者です。これ本当に始末の悪いケースです。

ここは食い下がって複数の獣医師の診断書を持っていって交渉する方法などがありますが、結局交渉のためにかかる獣医代、時間、気力を考えると諦めて自分で何とかする事が多いかと思います。しかし、複数の先天的疾患が発見された場合、あまりに悪質ですから徹底的に戦うのがベストですが、やはり負担は大きいものです。

先天的疾患の発生は、質の低い犬同士の繁殖、モラルのないブリーダー、悪質なお店の責任が大きいです。特に流行犬種ほど多いので本当に注意です。