朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

ハムスターの赤ちゃんすくすく・・・馴れる子にするポイント

2012-12-24 00:29:15 | ペット
パイドジャンガリアンのクリスとノエルの赤ちゃん、どうなっているのかな~と夜中、ご両親が回し車で遊んでいるうちに巣箱のふたを開けてみました。

おうっ!2ひきと思っていたら4ひきいました。うち3びきはパイドがはっきり出ていて1ぴきはノーマルっぽい感じ。ノエルがそわそわしはじめたのですぐにふたを閉めて戻しましたがもう模様が分かるとは成長が早いです。もちろん、手で触れると親が子供を食べてしまったりするので眺めただけ。馴れの良い親なので見てしまいましたが神経質な親の場合はやめておきましょう。

食事は野菜、小鳥用のシード、ひまわりの種を少し添え、動物質としてミルワーム、小鳥用のサプリフィーストをあげています。ペレットが理想的ですが家にいる動物のもので充分間に合います。野菜は嫌いなようです。リンゴは好みます。赤ちゃんが生まれてからは動物質のミルワーム、栄養豊かなフィーストをよく食べます。母乳を出すにはこれらの栄養が必要なのでしょう。ノエルは体格もよく、栄養が足りているようです。父親のクリスも元気。消音タイプの回し車をふたりで一生懸命まわしています。

じきに赤ちゃんたちも巣から出てくるようになるでしょう。今日も1ぴき出てしまい、クリスが戻していました。赤ちゃんたちの運動会は本当に愛らしいものです。

パイドジャンガリアンは比較的珍しい部類に入ると思います。ノエルはベースがブルーサファイアに白いぶちが入っています。クリスはノーマルがベースで白いぶちが入っています。特にブルーサファイアがベースのノエルは柔らかな色合いでとても可愛く見えます。

以前からキャンベルハムスターのパイドはよく見かけますが、気性が荒く、噛まれることもしばしばです。ジャンガリアンは気性が穏やかなので噛まれることは少ないです。もちろん、扱いによってはキャンベルが大人しくなることもありますし、ジャンガリアンが噛むこともあります。しかし、生まれもった性質として違いがあることを知っておかないと、噛まれるから持て余すという事態が発生しますので事前に勉強しておくことが大切です。また、この二種は非常に似通ってはいますが別種なのでむやみに交配することは慎みましょう。ペットであっても遺伝子の混乱は望ましくありません。

穏やかに接すると、大抵の動物は穏やかに育ちます。それが私の持論です。何をするにも「これからお水を替えるからね、大丈夫、びっくりしないでね」など事前に穏やかな声で伝えてから行動します。触る時は動物それぞれの習性を知ってからです。ハムスターは真上から手を伸ばすとびっくりしてしまい噛みます。当たり前です。真上からの行動は、天敵の猛禽類などが襲う行為と同じこと。体の横にそっと手を添えてすくうように持ち上げると噛まれません。首根っこを押さえるやり方もありますが、病気で投薬が必要な時などにとどめておくのが無難です。中途半端な押さえ方は噛まれる元です。

穏やかに育てれば、人に譲っても扱いやすく、愛されます。飼育放棄の可能性が限りなく低くなります。人と接することにストレスも感じにくいので病気にもなりにくいです。自分で飼育していく時も、やはり精魂込めて育てたので愛着が湧きます。動物の子育ては親はもちろん人間も参加する大イベントです。その子の将来が決まります。

鳥さんの場合は巣に手を突っ込むわけにもいきませんから、親鳥が人にどれだけなれているかがポイントです。親鳥が人と仲良くしているのを見たひな鳥は、人を恐れなくなります。じゅうしまつで手乗りではなくても穏やかに接していれば人なれしますからひなも人をむやみに恐れなくなります。日々の世話は脅えさせることなくスムーズに行なえるはずです。かずむぎ君は人を怖がりません。むしろ「早く青菜ちょうだい!」とこちらに向かって飛んできます。お店から買ってきた桜ちゃんもだいぶなれてお世話の時にばたつくことはなくなりました。こちらも早くひなひなが見たいです。