生卵を両手で包んで、
色々な外敵と思い込んでいるモノから、
守ろうとしているけど、
守ろうとしている生卵からしては
自分を縛り上げる壁
守ろう、守ろうとして、
生卵を押し潰している
生卵が割れても気がつかずに
必死に守ろうとしてるうちに
両手は祈りのような形になる
祈る事で救いを求めるようになり、
両手を開く事に気がつかない
あなたの祈りはすでに叶ってるから
静かにその手を開いてみて
中から素敵な自分が見つかるはず
守る必要も祈る必要もないんだ
サッと両手を開いて敵なんていない
私を傷付けられるモノなんて
この世にもあの世にも存在しないって事
唯一あるとすれば
自分が作り出す幻想だということ