見出し画像

時の関守

「ゆるす」ということ (1)

S君が久しぶりに、訪れてくれました。
メールでのやりとりはありますが、会うのは、半年ぐらいぶりかなぁ。
すこし日に焼けた顔に、笑顔もうかんでいました。
話が一段落して、
「麦茶でも飲む?」
と聞きますと、「ありがとうございます。」の返事です。

お互いに、ちょっとリラックスして話していたら、S君から、こんな言葉がとびだしました。
神様(らしき存在)が、
「おまえがゆるすことをしなかったから、こう(いう結果に)なったんだ」
といわれたんだそうです。

こういう結果とは…
S君は若いとき、大きな事故をおこしました。
そのためなのかはわかりませんが、そこから彼の運命の歯車が狂いはじめました。
もちろん、それだけが原因ではないと思いますが、離婚、精神的に病んでしまったことなど…。

「そんな話し、今はじめて聞いたけど。」と言いますと、
彼は
「今思い出しました。」とのことです。

「でもそれは、20年以上も前の話しになるよね。それにしても、それって臨死(りんし)体験なの?」
ついつい、そんなことを聞いてしまいました。
彼いわく、「事故のあと、半月くらい意識不明でした。」
とのことです。
そのとき、こうも言われたそうです。
「このまま、こちらの世界にいるか、それとも元の世界に戻るか。」と。
彼によれば、そのときは、
まだ、付き合いはじめた彼女に未練があって、戻ることをきめたそうです。







コメント一覧

tokinosekimori-kitaiwahara
@arigatounokurasi S君との、ひょんな会話から思いたった「ゆるすこと」についての、わたしの一考察です。
これからも続きますので、よかったら見にきてください。
arigatounokurasi
ゆるし…ってできるようでできないことの方が多いですよね。でも心の底からゆるせたらすごく楽になると思いますが、なかなか…
でもそう在りたいと思います。
時の関守さん、いつもありがとうございます
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る