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時の関守

宗教 (4)

神があるとき、人間というものを創造(つく)り、その後、人間というものには興味を失ってしまい、ずっとほったらかしにしてしまったのだ。
そう誰かが言ったとすると、その人は、人類の歴史、とくに宗教の知識がかなり不足していると言わざるえません。

2600年ほど前に、お釈迦様により(アジアの一角に)仏教がはじまり、おもに東アジアに広がっていきます。
2000年前にはキリスト教が中東ではじまり、とくに、西欧諸国に広がります。
その後、神の教えが行き渡っていない西アジア、中東諸国にムハンマド(マホメット)が現れ、イスラム教ができました。
これが世界三大宗教といわれるものです。

もちろん、世界宗教といわれるものが、必ずしもすばらしいとは限りませんが、多くの人の心を打ったのは間違いありません。
これらの宗教ができたのは、まったくの偶然ではないことは、宗教の歴史を考えるとよくわかります。
その時代の必要に応じて、本当の神の教えが、まだ行き渡っていない地域に、聖人が現れたのは偶然ではないのです。

人類が部族という単位で生活していた時代。
生きることさえ、簡単ではなく、むしろ過酷とさえいえるような環境で。
今の豊かな生活からすれば、原始的で、不安定の生活であっても、そこには素朴であっても、情愛にあふれた生き方があったのかもしれません。

それからすると、文明が生まれると同時に、豊かさと貧しさが生まれ、身分の違いも生まれました。
欲のない人間はいませんが、それがどん欲となっては、違うと言わざるえません。
力の強いものが、本来人間に必要ないはずの富を、蓄えようとしたのですね。
富はないより、あったほうがいいに決まっていますが、たった一人の独裁者のために、残りの数万、数十万の人々が苦しみにあえいでいるのなら、それは、違うと言わざるえません。

人間のほんとうの姿、ほんとうの事実はたましいであるのだから、そこには(身分などという)上下、高い低いはない。

コメント一覧

tokinosekimori-kitaiwahara
@575 さんへ
コメントありがとうございます。
私は、ずっと信仰していましたので、霊的のことを例にとって話しさせていただきます。
信仰は自由なはずなのに、最初は自由どころか、不自由がいっぱいです。戒律がなかったとしても、目に見えないしばりがある感じです。
普通のほうが自由だなぁなんて、思ったこともありました。
なぜそうなのか。
わかってきたのは、自由というのは。
自分の我というものをいったん消さないと、得られないものだということです。
我(が)は例えていうと、自分で殻をつくって、そこに引きこもっているようなものですね。
自分を守っているのですが、引きこもっているから、実はみずから、本当の自由を放棄しているようなものです。
まず、この目に見えない自分の殻を壊さないことには、個性とか、価値観といっても、あまり意味がない気がします。
それがあって、それからまず、大きな縛り、価値観があります。
でも、それは縛りというより、この世の仕組み、天の法則みたいなものですかね。
それは大きな縛りなのですが、それがないとそもそもが、この世が成り立っていかないこと。
たましいとか、心といった分野のことになります。
ざっくりと書きましたが、この二つのことが、ちゃんと整理されないと、議論もはじまらない気がします。
それは、宗教や、霊的なものが本来になっていかなければならなかったのですが、あまり機能してないかもしれませんね。

だから、新たな挑戦、一人一人の挑戦があったりして、一見混乱しているようにも見えますが、それは新しい芽生えなのだと、私は考えています。
なぜなら、現代というのは、全ての情報が、隠されるのでなく、開かれていると思うからです。
長いし、わかりづらい文章だったかと思います、すいません。
575
文明 → 富 → 欲
の時代となる、、

いわゆる搾取の時代へ、、

人それぞれ個性の時代
などとも云われる時代に
なりました、、

 ドコからドコまでが個性なのか、、
それも人それぞれの基準、、?

皆が同じ方向を向きにくくなり、、
善し(よし)
と云われるおこないが
皆に浸透共有されることが
益々 難しい時代になったかな、、

な~んて 感覚的に
感じる今日この頃です、、

 いつも有難う
御座います(^.^)(-.-)(__)575
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