交通事故を防ぐためには、飲酒していること、疲れていることを検知し、それをドライバーに警告したり、速度を弱めて停止させるシステムを車に搭載することこそが重要で、刑罰を重くすることだけでは事故は避けられない…と主張しました(※1)。すると、chipさんが、【「飲んだら乗るな」とシフトロック 飲酒運転防止へ日産がコンセプトカー】(※2)という記事を紹介してくれました。
【日産自動車は8月3日、ドライバーの呼気からアルコール濃度を測るセンサーなどを搭載し、飲酒運転を防止するシステムを備えたコンセプトカーを開発した。アルコールを検知した場合にはシフトレバーをロックしたり、カーナビの警告やシートベルトを巻き上げるなどして知らせる。
シートにドライバーの呼気のアルコール濃度を計るセンサーを付けた。濃度が規定値を超えると、カーナビ表示と音声で警告する。シフトレバーには手のひらの汗に含まれるアルコールを検出するセンサーを組み込み、アルコールを検知した場合はシフトレバーをロックする。
メーターに備えたカメラでドライバーのまばたきの回数を監視したり、ハンドルの動きから走行中の車の動きを監視するシステムも備えた。システムが居眠り状態、飲酒運転、脇見運転と判断した場合は、カーナビ表示と音声で警告したり、シートベルトを巻き上げるなどして知らせる】というもの。
まさに、私が想定していたシステムそのもの。非常に残念なのは、車メーカーが20年前からこのシステムに本気で取り組んでいたら、おそらくは事故で亡くなる人がすでに減っていたであろうということ…。
後ろ向きのことを言っても仕方ない。冒頭に掲げた記事のように、警察官でも飲酒運転で人生を棒に振るわけですから、やっぱり、厳罰だけで、飲酒運転を防止できるわけではない。軽い気持ちで飲酒運転させないためのシステムの導入、これこそが望まれるところです。
ぜひ、このシステムを至急導入するようメーカーや政府に要望するとともに、このシステムが導入されるまで新車を買うことは控えることをブログなどで表明してはいかがでしょうか?
もう一つ、中国人に対する発砲事件を取り上げましたが(※3)、冒頭の記事は、警察側の発表のみを鵜呑みにしていると大変なことになることも理解できるという一口で二度おいしい記事でした。
※1:被告人を憎ませることでガス抜きをさせてよいのか~本当の対策を怠らさせるな! http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/7d0eb30d577d1d1ca6b6f2c64aa2e6b6
※2:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/03/news112.html
※3:「夫の死 真実知りたい」~警官発砲中国人死亡事件提訴続報 http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/30909d8f5c0a6c483bb1a3f9d53d641f
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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