昨日20日に行われた裁判員の勉強会 ・「前夜」~秘密の中の裁判員制度~は、平日夜にもかかわらず、150人以上も参加、3時間にわたったシンポをほとんどの方が帰らず、最後まで聞いてくれた。しかも、質問が50通くらい(?)来ており(NPJで紹介予定)、関心の高さをものがたっていた。
急きょ、行ったスティッカムによる生中継は、なんと無音声だったようで、本当にごめんなさい。出演者のなかには、裁判員候補者もおり、非常に盛り上がった議論になっただけに、申し訳ございません。
しか~し、見逃した方、日本ビデオニュースがすべてを撮影してくれたので、間もなく、そちらにアップされるはずです。ぜひ、ぜひ、御覧ください。URLは、http://www.videonews.com/ です。(もし、見れなかったら、コメントください。問い合わせてみますので)
冒頭の画面は、私が行った前座で使用したパワポの一つ。公判前整理手続きで、争点を絞り、証拠の採否を決定し、審理計画を立てる…こういっても何だか、いま一つ分からない。そこで、実際に、公判前整理手続きの結果、どのような審理計画が立てられるのかを紹介した。
ここまでの「シナリオ」が決まったうえで、裁判員が舞台に登場することになるから、「裁判員の負担は軽いから大丈夫ですよ~」ということになるわけだが、ここまでのシナリオ、じゃなかった「審理計画」ができているものに参加することをどう、考えますか?
しかも、審理計画をつくった裁判官3人とまったくそのような経過を知らない市民6人が判決をどうするか一緒に考えることになるが、この情報格差をどう考えるのか?
そして、そして、判決の発表までに議論(評議)の結果がまとまらなかったら、どうするのか?いや、評議がまとまることを前提にした審理計画は、結果のわかっているドラマにならないのか?
たとえば、証人尋問が30分となっていても、裁判員がもっとあれこれ聞きたいということになったら、それを途中で打ち切ってしまうのか?「そんな質問はもうやめてください」と裁判官が裁判員を止めるのか?
やはり、謎だらけだ。
施行された以上、実際に、どのようにこの制度が運用されていくか?はっきりいえば、シナリオの決まったドラマにするのか、それとも、生き生きとした証拠調べ、弁論などによって、刑事裁判が絶望的な状況(平野教授)から生まれ変わることができるのか?
ぜひ、裁判員裁判を傍聴し、そのあたりを見て聞いて、そして、伝えてほしい。
そして、裁判員になった方、あなた方は、一度しか、裁判官と討論をする必要はない。つまり、言いたいことを言い放って徹底的に議論をしても、なんら、あとを引くことはない。そのことを念頭に置いて有意義な評議を行ってほしい。そう、議論をつくせば、あとは、逃げることができるんだから。誤判をしたら、一生逃げられないのだから。
★キャンペーン中「私は、民主党が導入しようとしている政治家の相続税脱税防止規定(世襲防止強力対策)に賛同します。民主党がこの規定を実効的なものにすることを期待します」
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。なお、多忙につき、試行的に、コメントの反映はしないようにします。コメント内容の名誉毀損性、プライバシー侵害性についての確認をすることが難しいためです。情報提供、提案、誤りの指摘などは、コメント欄を通じて、今後ともよろしくお願いします。転載、引用はこれまでどおり大歓迎です。
急きょ、行ったスティッカムによる生中継は、なんと無音声だったようで、本当にごめんなさい。出演者のなかには、裁判員候補者もおり、非常に盛り上がった議論になっただけに、申し訳ございません。
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冒頭の画面は、私が行った前座で使用したパワポの一つ。公判前整理手続きで、争点を絞り、証拠の採否を決定し、審理計画を立てる…こういっても何だか、いま一つ分からない。そこで、実際に、公判前整理手続きの結果、どのような審理計画が立てられるのかを紹介した。
ここまでの「シナリオ」が決まったうえで、裁判員が舞台に登場することになるから、「裁判員の負担は軽いから大丈夫ですよ~」ということになるわけだが、ここまでのシナリオ、じゃなかった「審理計画」ができているものに参加することをどう、考えますか?
しかも、審理計画をつくった裁判官3人とまったくそのような経過を知らない市民6人が判決をどうするか一緒に考えることになるが、この情報格差をどう考えるのか?
そして、そして、判決の発表までに議論(評議)の結果がまとまらなかったら、どうするのか?いや、評議がまとまることを前提にした審理計画は、結果のわかっているドラマにならないのか?
たとえば、証人尋問が30分となっていても、裁判員がもっとあれこれ聞きたいということになったら、それを途中で打ち切ってしまうのか?「そんな質問はもうやめてください」と裁判官が裁判員を止めるのか?
やはり、謎だらけだ。
施行された以上、実際に、どのようにこの制度が運用されていくか?はっきりいえば、シナリオの決まったドラマにするのか、それとも、生き生きとした証拠調べ、弁論などによって、刑事裁判が絶望的な状況(平野教授)から生まれ変わることができるのか?
ぜひ、裁判員裁判を傍聴し、そのあたりを見て聞いて、そして、伝えてほしい。
そして、裁判員になった方、あなた方は、一度しか、裁判官と討論をする必要はない。つまり、言いたいことを言い放って徹底的に議論をしても、なんら、あとを引くことはない。そのことを念頭に置いて有意義な評議を行ってほしい。そう、議論をつくせば、あとは、逃げることができるんだから。誤判をしたら、一生逃げられないのだから。
★キャンペーン中「私は、民主党が導入しようとしている政治家の相続税脱税防止規定(世襲防止強力対策)に賛同します。民主党がこの規定を実効的なものにすることを期待します」
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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