母のこまめさに…

 

写真は、実家から持ち帰ったもの。

 

明日の「雪予報」は、どうやらあたりそうな気配なので、

まだ咳が出ていましたが、ガッチリ着こみ、しっかりマスクで、父のところに行きました。

古い布団を廃品に出すのに見てくれと言われていたので、気になりましてねぇ。

まぁ昔の重たい敷布団４枚だすことにして、そのほかの古い毛布などは、

広げてしっかり見てから、処分や行く先を考えることにしました。

それにしても…タオルケットや毛布、肌掛けと、いったい何枚あることやら…。

「じーちゃん、場所があったらあしたから『貸合宿所』できるわ」…。

 

布団を見に行ったのに「その下に入ってる箱もさぁ…」なんていうものだから、

ついつい箱をだし、荷物を広げる結果になりました。

そして持って帰ってきたものが、トップ写真のものです。

母の手作り。何が入っているかというと…

この細長盆は、昭和６０年７月７日に「ここや」というお店で買ったもの。(と、ちゃんと書いてある…)

 

　　　　　　　

 

母は、服やバッグを縫った後のはぎれをついで、こんな袋をたくさん作っていました。

この袋は後ろはこんなつぎ具合です。口は、被せてスナップで止めるようになっています。

 

　　　　

 

もちろん、モノを買ってきてから作りますからジャストサイズです。

お盆のガードに元の箱の一箇所だけ切り落とし、袋を開ければすぐに取り出せるようにしてあります。

これで、立てて収納してあるわけです。

 

我が家にも、嫁入りに持ってきたものやもらい物など、大きめのお盆が４つくらいあるのですが、

いつも使うものは小ぶりで、そのまま棚の横にむき出しで置いてあり、

使わないものは、箱に入ったまま積み上げてあります。

使おうとすると、いちいち箱を棚から降ろさなきゃならない…。

そうか、こうしておけば品物のガードにもなるし、立てておけば取り出しやすい、さすがかーちゃん…。

だからってなかなかマネはできませんが、ほんとにこまめな人でしたね。

ひとつ、別のお盆の袋、もらってきました。中身は今毎日使っているというので。

これは夏のサンドレスかなんかを作るつもりだったようですが、これに変身したわけです。

薄茶の裏地つき。

 

　　　　　　　　

 

近くで見るとこんな柄。私が着たかったわ。

 

　　　　

 

お盆に限らず、母はいろいろ「収納」のためのものを作っていました。

箱に布を貼ったものもあれば、箱ごと巾着袋に入れたりするものもあれば、で、

母は「あの絣の袋」とか「あの縞模様の箱」とか、わかりやすいとも言ってました。

なんでも収納袋を作り、なんでもカバーをかける人だった…と、思い出しました。

少しは見習わなくちゃと思いつつ…はい、思ってるだけです。

 

今夜からオリンピックです。

まだゆるゆると過ごしていますが、雪予報が当たりそうなので、

そうなるとまた数日は「とじこもり」ですなぁ。

とりあえず、スコップ・長靴・軍手の３点セットは、玄関で待機しています。

お願いだから積もらないでぇぇです。