ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

あちゃぁ…じゃなくて「おちゃ」

2010-04-16 13:37:52 | つれづれ
写真は「私のお茶セット」、湯飲みはスープカップくらい大きいのですが、
最近お気に入りでこればっかりです。たくさん飲めるしぃ…。
左の白いのは、これはほんとにスープカップなのですが「湯冷まし」に使ってます。
急須は「いつも安いもの」…ほら、急須の柄をねじ切るアタシですから、
壊しても惜しくない(いや惜しいけど)生協さんのリーズナブル価格のもの。
真ん中は茶筒ですが、麻張りのもの、夏柄の風鈴ですみません。
直径が5.5㎝という細身なのですけれど、高さが15㎝あるので
100gちゃんと入ります。指の短い私には、この細さがとても使いやすいので、
一番よく飲む煎茶を入れています。

さて、今日のお茶の話題なんですが…。
あるブログで「不要なお茶のリユース法」の記事の紹介がありました。
これ、ちょうどテレビでもやっていました。
記事はこちらです。

つまり、もらいものとか、好みではないために飲まずに家においてある不要なお茶を
1g1円で買い取ってくれるお店、のお話しです。
期間を区切っているようですが、好評だそうで期間延長されてます。

なんだかなーと思ったんです。私はなにより「日本茶」がすきなので、
小さい缶に、藪北とか八女とか、玄米茶も抹茶入りとそうでないのと…、
いろいろ入れてあって、そのときの気分で使い分けてます。
毎回お気に入りのお茶屋さんで買うのですが、行かれないうちにきらしてしまうと、
近くのコンビニへ…。ところがここのお茶が、値段の割には…なんですよ。
それでもしかたないのでそれを飲み、時間ができていつものお茶屋さんに行かれると
急いで何種類かまとめ買いします。
そうなると、おいしくないお茶というのは、残ったっきりになりますから、
中華なべで焙ります。油分を落としたなべにお茶っぱを入れて、
弱火でこまめにいり続けますと、あるていどのところで一気に茶葉の色が茶色くなります。
適当にいりつけて、キッチンペーパーの上に広げて粗熱をとる…。
りっぱなほうじ茶になりますから、これまた気分転換に飲んでます。
安いお茶でも焙じるといい香りがひろがりますしね。

お茶には消臭作用もありますから、たとえば何かにおいのついた容器などは、
お茶っぱをひとつかみ入れ、ちいさいものなら蓋をしてよく振る、
大きいものなら密閉してしばらくおく…でにおいがけっこう取れます。
これはお茶やさんでアルバイトしてたときに、お店のご主人に教わりました。

お茶ってカテキンとかポリフノールとかビタミンCとかフラボノイドとか、
体にいいものたくさん入っているんですから、不要だなんてもったいないですよ。
まずお茶は、ほんとはそのまま食べるのが一番いいんですけどね。
私でもちょっと抵抗があるのは、単に「お茶は飲むもの」という先入観があるからです。
飲まないようなお茶は、ミルにかけたりして粉にすれば、
何かと料理の中に入れられます。お菓子にすることもできますしね。

ゼータクですが、入浴剤として使ってもいいし(本来は茶ガラで十分)、
お茶で染物もできますしねぇ。
だから「いらないなら買い取る、買い取ったのは香り出しに使う…」とあって、
あら~~と思っちゃったんです。
香り出しに使うっていうけど、焙りつけたらほうじ茶でしょ。
売るつもりはないので、賞味期限のきれたものなども引き取るとありましたが、
そうするとその香り出しに使われたお茶はどうなるの?
まぁねぇ100gのお茶持っていったら、
買ったものから100円ひいてくれる…ならそっちの方がいいんでしょうねぇ。

これを書いててふと「昔の掃除」を思い出しました。
掃除機がなかったころは「お茶ガラ」が掃除の大事な道具でした。
ぎゅっと絞ったお茶ガラを畳みの上に撒いて、箒ではく。
しめったお茶ガラがゴミや埃をとってくれるわけです。
私が手伝うと、最初にお茶ガラを撒くところから母の「指南」が入りまして、
なるべくパラパラと均一に撒く、撒いたら箒で部屋の隅まで茶ガラを広げてゴミを取らせる…。
部屋の奥のほうから、畳の目に沿って箒の向きを変える、
畳の目を良く見て掃けば、部屋の外に出られるように畳は並んでいるものだ…と。
母は掃除や洗濯を手伝わせながら、よく「おとなになって嫁にいったら、
だれでもせんならん。しっかりおぼえとき」といったものですが…。
かーちゃん、私は今、部屋のあいたところを丸く掃除機で掃除しとります。ごめんねぇ。


なんだかつまんないお話ですみません。
お詫びに?先日撮りそこなった実家の箸置き写真です。
この前「金魚鉢に入った金魚が…」と書いたのですが、よくよく見たら違いまして、
セロファンに包まれたままだと思っていたのは「ガラス」で、
「縁日で買ってきたポリ袋入りの金魚」そのものでした。
なんか触ったらプヨプヨしていそうでしょう?


    


しかし…今これを見ても「寒々しい」ですわ。今夜北関東はひょっとして平野部でも雪。
あのね、もう4月も半ばですよ。どーなってるの?
けさのテレビでは、4月にやたら寒いと、5月の連休は暑い日が多くなる確率が高いとか。
30度とかになるそうです。連休におでかけのかた、お体に気をつけて…ですねぇ。

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« うそつきだぁ… | トップ | また箸置きのお話し »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とんぼ)
2010-04-17 20:48:59
えみこ様
あらら、カフェイン・アレルギーですか。
お茶つてけっこう強いんですよね。
以前「長野」の蕎麦茶をいただきました。
なかなかおいしいものだと思いましたが、
ビニールの袋でわけてもらったもんで、
お店の名前もわからない~です。
返信する
Unknown (とんぼ)
2010-04-17 20:47:22
とうこ様
「一服しよう」って言葉がありますが、
一仕事すんだり、ちょっと一段落…のときは
やっぱりお茶ですよね。
香りも味もあったかさも楽しみながら…。
水洗トイレとシステムキッチンつきの古民家に
いつかは暮らしたと思っています。
いろりっぱたで文机の上にパソコン…。
あこがれますー。
返信する
Unknown (とんぼ)
2010-04-17 20:43:36
陽花様
ありますよね、自宅用にはゼッタイ買わない
高級茶葉…戸棚入れっぱなして忘れる…。
最近はさっさと自分で飲んでます。(私だけ?)

この金魚はちょっとびっくりしました。
縁日つながりで、「わたあめ」のがほしいな、
なんて思って…。あるかなぁ…。

返信する
カフェインアレルギーです。 (えみこ)
2010-04-17 08:10:21
なのに、朝の薄いコーヒーはかかさず。
紆余曲折のすえ、これに落ち着いております。
どうしても、のときは「そば茶」を。一時期京都にお店のある
ほうじ茶ばかりでしたが、撤退されてしまって…。
ほかのお店のをためしても、やっぱりなじんだ味があるようです。
想像しただけで香りがひろがります。
返信する
ほうじ茶 (とうこ)
2010-04-16 20:38:58
私もお茶好きですが、
ほうじ茶が大好きで、いつもポットに沸かしたお湯と急須とマイ湯のみが手元にあります。
和裁をする私の小さな部屋は、あちこち散らかっていますが、とても嬉しい空間です。
田舎の古い家屋で、
時代遅れの暮らしにとパソコンが楽しみです。
返信する
Unknown (陽花)
2010-04-16 15:14:38
見るからに高級そうなお茶を頂いた折、
もったいなくて来客の時に使おうと
大事に取って置いて賞味期限がいつの間にか
切れていたという事態に唖然でした。
それ以後美味しい物は美味しい内に・・と
気を付けています。

掃除機で掃除をするより、茶ガラで掃除の方が
好きです。

ほとんどの場合は金魚本体の箸置きなので、
こういう形の金魚の箸置き珍しいですね。
返信する

コメントを投稿

つれづれ」カテゴリの最新記事