まぁ三が日もすぎましたので、お許しください。病気のお話をちょっと。
遠くに住む30年来の友人なのですが、数年前から「化学物質過敏症」になってしまいました。
若いころから、自分で「私、病気の問屋してるの」というくらい、
ナントカ炎、ナントカ症と名のつく病気をいろいろやっています。
幸い命に関わるような病気はないのですが、特にひどいのが「脊椎管狭窄症」。
それとスベリ症と、もうひとつなんだったかのトリプルパンチで、10年ほど前に、腰の手術をしました。
長く患っていたので、これで彼女もラクに暮らせる…と思っていたのに、
最近になって、どうもおかしい…で、調べてもらったら、手術ミスではないけれど、
この角度ではねぇ…みたいな?おかげで杖をついても長距離は歩けません。
専門的なことはわかりませんが、とにかくよい手術ではなかったことが判明。
しかし、再手術といっても、彼女、アレルギーがだんだんひどくなってきていて、
薬もいろいろたいへんなようなのです。
そこへ今度は「化学物質過敏症」。なんで彼女ばっかり…と、つい思います。
彼女はパソコンもケータイメールもしないので(手の指も痛みがあるのです)、
たまの電話と手紙なのですが、腰の痛みで長く座っていることができないし、電話もどうかなと。
それで去年でしたか手紙を書いて、その中に文香を入れたら電話がかかってきて、
「ごめんなさい、封筒をあけたとたんに文香がにおって、手紙が読めないの。
今、におい飛ばすのにおいてあるから、とにかく着いたことだけは知らせなきゃと思って」と。
そこで初めて、新たな病気を患っていることを知ったわけです。
その彼女から、年末に電話が来ました。そこで詳しく聞いたのですが、
特に柔軟剤や洗剤、化粧品がダメで、家で使う洗剤や石鹸は限られたものだけ。
ところが、近所の人が回覧持ってきたりして、その人の衣服がにおうと、もうだめなのだそうです。
アレルギーといえば、例えば洗剤にさわるとかぶれるとか、そんなことかと思ったのです。
それもモノによってはおきるのだそうですが、彼女の場合は特に「におい」がダメで、
何か化学的なにおいを感じると、皮膚を針でチクチクと刺されるような感じになるのですと。
外でそういうことになったときは、とにかくその場を離れるのだそうですが、
間に合わないと、呼吸困難になるのだとか。
衣服も当然化繊はダメ…。なら木綿や絹ならいいかというと、染料によって、反応してしまうのだそうです。
なので、服一枚買うのに、素材と、染料のニオイが大丈夫かどうか調べてから買う…。
「でもね、もっとひどい人もいて、トイレットペーパーを廊下の手すりに、
ながながと広げて下げて、風に当ててるのよ」…と言いました。
においはしなくても、漂白剤とかなんだとか、入っているものがダメなのだそうです。
私は昨年、自分の年齢からくるアチコチの不具合を感じていました。
これはムリはきかない、昔は飛び越せた水溜りが飛べない、というアレだわ、と、
体の経年劣化を素直に受け止めて、無理せずいこうと決めました。
それでも正直なところ、昨年暮れには「なんでこうアチコチ油がきれるかなぁもう」なんて、
グチっていたのですが、彼女の電話で、とりあえず私は元気だ…と、そう思いました。
年齢から来るものはいろいろありますが、何々病、何々アレルギーはありません。
お酒だけはダメですが…。
好きなもの着て、好きなもの触って、洗剤もシャンプーもそのつど安いの買って、
まがりなりにも化粧して、大好きな匂い袋バッグに潜ませて、どこへでも気にせず行かれる…
それだけでも、ほんとに幸せなことなんだわと、つくづく思ったのです。
彼女には何にもしてあげられないと思っていたら、病院と病気とについて、
ネットで調べてくれないかしらと、お願いされました。
お安い御用です、それなら私にもできる!と、昨日、半日かけてあれこれ調べました。
プリントアウトしたら30枚くらいになりましたが、少しでも役に立つ情報があればと思います。
今日、メール便で送りますが、電話で言っておきました。
文香みたいなものは入れないけれど、印刷のインクが大丈夫かどうかわからないから、
十分注意してあけてねと。
「なにごともない」幸せ・・・こういうことでもあるのだと、シミジミ思ったことでした。
だんだんひどくなると聞きます。
知り合いが体調の悪い時に毛染めをしてから
どんな毛染めに変えてもダメだと言っていました。
孫も多少アレルギーがありますが、目がかゆくなったり
蕁麻疹が出たりすると可哀そうになります。
お友達のお話、お聞きしているだけで気の毒に思います。
何とか治ってほしいですね。
年々酷くなります。
食べ物買うときは、裏をチェック。
昨年もまた食べれないのが増えました。
化粧品も要注意。素顔です。買うときは5分腕につけてから待ちます。なんにも無ければOK.
美容院に入れません。パーマも髪染めもしたいけど・・・。
子供たちのアレルギー多いとか。なんででしょうねえ。
怖いです。
化粧品で被れます。
そして 化粧品も柔軟剤も 良い匂いが臭いになり
化学繊維がいっぱいある生地屋も苦手
息を堪えても
喉や鼻や目の粘膜が
あぁ・・・やられるぅ・・・やられたぁ・・・
と 大急ぎで脱出。
デパートの1階は 息を止めて足早で通り過ぎるか
迂回します。
有難い事に お酒は大丈夫です
でも
お酒が大丈夫なのに 煙草の臭いが駄目なので
お店の中に入っての席選びが大変です
臭いを感じなくなるほど 飲めば良いのでしょうけれどね
随分前ですが、「いい香りなのよ」と香水を体に吹付けられました…30分後吐き気と目まいでどうして帰って来たのか記憶が曖昧です。
このお正月に娘の旅行中に娘のにゃんズを預かったんですが孫娘がネコアレルギーだった…全身の痒みと充血、大急ぎで息子宅に送って行きました、幸い猫の気配のないところに戻ったら症状は消えました。また知人に動物性蛋白質アレルギーの方がおられます。必要なたんぱく質は大豆製品からの摂取のみ、お出汁にカツオが入っていても大変…
それくらい、ちょっとなのに、いえいえダメなものはダメなんですよね・・・
いろいろなアレルギーの人が増えているようですね。
化学的・人工的な物への許容範囲がいっぱいいっぱいになってきているのでしょうか。だから自然の花粉や穀物などにも、拒否反応が出るようになってしまってきたのではないか?などと思ったりもします。
(まぁ原料は自然でも、化学的な処理を施している物のほうが多いですし)
20数年やってますので、ちょっと長くなりますが、私の対処方法を。
その前からあった軽いアレルギーの延長、という感じでしたが、学校卒業後入社した会社の社員寮が新築2年目で、その頃はアレルギー対策をした建材なんて言葉すらなく、しっかり発症してしまいました。
その頃ちょうど、壁紙を貼る糊のアセトアルデヒドで化学物質過敏症を発症する人がいる、という報道があり、あ、この軽い奴だなあと思って、対処してきました。
その後は建築後3年を超えたせいか、寮にいても頭痛がすることはほぼなくなったので、結局5年近く居ましたが。
以来、化繊はダメ、化学的な臭い等もダメ(朝の女性専用車両には乗れません)、この二た夏くらいは汗をかいて乾いてきたくらいでかぶれたり…です。
臭い関係が一番ダメで、私の場合はまず頭痛がするので、すぐ移動すればいいので割と対処は楽です。
染料は今のところ大丈夫ですが、ウールと絹も汗が付いたりしたらかぶれることがあるので、下に木綿下着必須、実は肌襦袢も七分袖より少し長いくらいに晒木綿で袖を足してます。
着物だと肌襦袢の袖を足して衿を木綿に替え、下は木綿の裾よけをつければ肌に付くところは全部染めてない木綿になるので、ほんとに楽です。
洋服は、いいなと思ったら着られない、という方が大半ですし、下着が木綿でも縫い目の糸が化繊でかぶれるため裏返して着ないとどうしようもないので…。
これも、脇と二の腕の内側が線でかぶれるので、何で?と考えていくなかで、どうやら縫い糸らしい、という結論になっただけですが、裏返して着るとかぶれないので、当たりだったようです。
洗剤関係は、体にはオリーブのマルセイユ石けんと牛乳石けんの無添加無香料、これはボディソープもあるので楽です。
髪も石けんで洗って、中和剤に穀物酢(合成酢の入っていないもので安いものという選択、米酢でもいいんですが)、補給に椿油で何とか。
整髪料は無香料のものにする程度で、アップにする時とかだけなるたけ肌に当たらないように使って、解いたら洗う、という程度です。
毛染めは長らくしていなかったので、さすがにごま塩加減が限界、この夏から天然ヘナを買って自分で染めてます。
が、臭いが少しきつめですので、なるたけ間隔を置いて馴らしながら使い始めたところです。
始めはお店の方にしてもらってたっぷり使ったのですが、そのときやり方を習って、今は自分でなるたけ少量でしているのでましな感じです。
基礎化粧品は私は日本盛のものが合いましたが、これは個人差がありますので何とも。
洗濯・掃除等は、洗濯用石けん、重曹、クエン酸、除菌アルコール、AUROの床ワックス…あと、ホウ素は磨き粉代わりになるようです。
この年末の大掃除は体の方がしんどくて(多分更年期)化学洗剤で台所他水回りをしたら、すぐ済んで楽でしたが、その後頭痛のため昼寝が必要だったので結局掛かった時間は同じ…まあ、体は楽しましたので、いいですが。
顕れているのは臭いと化繊に対してだけでも、他の所でもなるたけ化学物質に触れないようにした方が反応はましになるような気がします。
多分、体調自体が多少とも良くなっているから、ごく少量のものにまで反応しない、ということなんだろうと思います。
単に忙しくて疲れているだけでもかぶれやすくなったりしますから、なるたけ自分が苦手なものは遠ざけて、少しでも負担を減らしておくと何かに遭ってもましかもしれない、と思ってます。
私は症状が軽いし、中学位からアレルギーもあって、ダメなものを推測して避けながら生活する、体調を見ながらやっていくのが普通、という感じです。
呼吸困難になるというような強い反応が出ないので、これでやっていけてる面もあります。
医者には、母が医療関係に勤めていたので、その関係の心療内科で診てもらって漢方を何種類か試して、合ったものを調子の悪いときだけ飲んでいます。
未だにそれが効くので、処方箋をもらって薬だけもらっているという不良患者です。
かぶれがひどいときに塗る軟膏、結膜炎系がひどいときに止める錠剤ももらってますが、仕事を辞めてからは使うことは年に数回あるかないかになってます。
アレルギーは、ほんとにたいへんだと思います。
自分以外は大丈夫…の場合が多いわけですから。
大人になると治るものとか、いろいろあるようですが、
逆に今なんともなくても、ある日突然なる…
というものでもあるわけですから、怖いと思います。
私は幸い、お酒だけがですが、これは肝臓に
生まれつきアルコール分解する酵素が足りないのですと。
こりゃ家系です。
花粉症にもなりましたが、今はほとんどありません。
治るものでもある…というものだと思いたいですね。
昔はあったのかしらん…と思ってしまいます。
世の中にいろんなものが増えすぎて、
人間の体がついていかなくなったのかと。
友人にも化粧品ダメ…更に金属アレルギーで
アクセサリーもダメという状態でした。
オシャレもできない…恨めしい病です。
気をつけてくださいね。
最近しっかりお化粧もしないので、もしかしたら、
バッチリやったらかぶれるかも?
サトイモ洗ってもかゆくないし、手袋ナシでも手アレもしないという
実に鈍感な体なのですが、しあわせなのかもしれません。
今年、杉花粉は少ないそうですよ。
ほんとに「ダメなものはダメ」なのですよね。
多くの人は、なんともないから、私のように
知らずに文香を入れてしまったりで、
かえってつらい思いをさせたりしてしまう。
見ているだけではわからないことも多いですから、
きをつけなければと思います。