「みみかざり」・・古風な呼び方ですが、なんとなく好きな言葉です。
「髪飾り」「腕飾り」首飾り」・・・イヤリングとかブレスレッドという
呼び方よりも、なんとなくしっくりくる感じがするんです。
といいつつ、イヤリングっていっちゃってるんですけどね。
写真のものは、もう35年前のもの。初めてのお給料で買ったものです。
私はどうも「装飾品」というものにあまり興味がなかったので、
何もつけていませんでした。それが何を思ったかこの「耳飾り」を買ったのです。
たぶん300円くらいです。もちろん「メッキ」。
ジュエリーショップには18金とかダイヤ入りとか、いろいろありましたが、
そんなものにお金出しても・・という気分で、そういうお店は素通りし、
ファンシーショップのような店でこれを選びました。
ひとつしかないので、毎日していくと、イジの悪い先輩(男です)が
「キミはよっぽどそれが好きなんだネェ」とニヤニヤ。
それしかないのか、って言えば?と思いながら「ハイ、馬券がよく当たるように」
と言ってやりました。もちろん馬券なんて買ったことなかったんですが・・。
このイヤリングがとても気に入ったせいで、その後イヤリングばかり
買うようになりました。もちろん全部メッキの安物やプラスチックのもの。
全てゆらゆら揺れるタイプ。そのうち「変わった形」に凝り始め、
実際つけなくても、変わっていると買う・・なんせ安いもんで・・。
結局25歳くらいまで、200個くらいは買ったと思います。
上の写真がその一部、左からわかりづらいですが「スプーンとフォーク」
次の板みたいなのは、実は「お札」昔ですから「聖徳太子」の絵と
ちゃんと「10000円」とはいってます。そのとなりは「飛行機」、
複葉機というのでしょうか、翼が上下2枚の飛行機です。
次が「斧」、これは「アメリカインディアン」のフェアみたいなのをやってまして
そこで買いました。次は扇子、表は竜の柄、裏は松に鶴、ちゃんと閉じられます。
これは主人が、台湾出張のお土産に買ってきてくれたものですが、
いかんせん「大きい、重たい、髪ひっかかる・・」でお蔵入りしました。
このほかにもさいころ、風見鶏、風鈴、籠のバッグ・・と珍品ばかり。
友人が「あんたって、若い頃からヘンなもんすきだったのね」どーゆー意味?
やがて結婚して子供が生まれて・・となると、そうそうオシャレもしていられず
まして「揺れるイヤリング」なんてのは、赤ちゃんにとってかっこうのおもちゃ。
グイッとひっぱられて「イデデ・・」なんてことがあってからは、
イヤリングをつけなくなりました。その後、ある程度の年齢になると、
やはり「ホンモノ」がほしくなり、今度は「ペンダント・ヘッド」が・・。
誕生日に母にもらった「さそり」がきにいったもので、
またまた「かわった形」に眼がいって、集めたのが下の写真。
さすがにこちらは18金、一個300円と言うわけにはいきませんで、
まだこけだれしかありません。
左の上から「こっぽり」「リュツク」「最初にもらったさそり」
下は斜めになっちゃってますが 「閉じた状態のメガネ」「裁ちばさみ」
「和ばさみ」です。裁ちばさみはちゃんと「チョキチョキ」と動かせます。
実はここ10年くらいは、この類のアクセはさっぱりつけなくなりました。
外に出る機会が少ないのも理由ですが、うっとおしいというのがホンネ。
なぜかネックレスは首がうざったい、イヤリングは耳がうるさい、
指輪にいたっては「結婚指輪」までやってません。ブレスだけ、
不思議なことに気にならず、もう20年以上もつけっぱなしですが・・。
着物を着る時は、ブレスのみ細くてめだたないものをしますが、
指輪は引っかかるのが恐いし、もともと着物でネツクレスは嫌いだし、
ブローチ・コサージュのたぐいはまったく用がない・・。
で、最近眼が行くのが「根付けと帯飾り」。
ところがこれってどこでもあるというものじゃないんですね。
「根付け」の方は、オークションの「骨董」で見るんですが、
やはり「いいなぁ」と思うものは高い!京都の骨董市で見つけたのは
「小さな米俵、揺らすと中から鼠がカオをだす」・・というものでしたが、
いい色合いの象牙でキズがなく、8万くらいしてました。
とてもとても・・・。帯飾りとなると、とにかく関東ではなかなかありません。
京都でみつけてプラスチックの「べっこう風」をひとつ買いました。
ごく普通の花の形です。でもやっぱりかわった形がほしいなぁ・・。
これからは我が家に「ヘンな帯飾りと根付け」がふえるんだろうか・・。
アメリカ人から馬蹄を飾りとしてプレゼントされた時に言われたそうです。
言われてみれば・・・・そうかもしれないと・・・。
根付、帯飾り 気に入ったものが見つかると良いですね。
あったんですが、そういう意味だったんですね。
U字型・・じゃなくて逆さにぶらさげてたんじゃ
どうりで、ご利益ないわけだわ・・。
そーいえば安月給だったし??
根付、布製のは自分でもつくれるんですが、
やっぱり象牙とかべっこうとか、ほしいですねぇ。
今の私の経済状態だと
象牙風 鼈甲風 で 我慢かな・・・
馬蹄をU字に飾って福を呼び込もう!
象牙とか別項って古くてもあたらしくても「高い!」
私も結局「・・・風」ですわ。
私もあのちびっこい馬蹄のイヤリング、
ひっくり返してセロテープで壁に貼っとこう!
ちょっとセコいけど・・・。
いろんなパーツをつなぎ合わせた手作りの品物を出品してる方とかには、よくお世話になります。
帯飾りとかんざしのお揃いを落とせたりすると、結構うきうきかも。
今は、クリスマスパーティ用の帯飾りをチェックしてるんですけど、この時期やっぱり値が上がるので、いまだ落とせずにいます。
ところで、恵さんのお嬢さまは幼稚園の先生だったのですね。
うちの息子は去年まで園児だったので、なんだか身近な気がします。
この時期、先生はほんとに風邪をよく引いていてかわいそう・・・。
去年、息子の卒園した園でインフルエンザが大流行して、先生も次々に発症、ついには学級閉鎖ならぬ園閉鎖に追い込まれました。
お嬢さまも恵さんも、お身体に気をつけて。
もちろん、みまさま方も・・・。
今日PCの先生とお話ししていたら、
私の通っていた幼稚園と、先生のお子様の幼稚園が
おなじところと判明。私は設立してすぐの卒園生!
思わず口をついて出た「♪青いお空を見てごらん」
という「園歌」に、先生もびっくり。
でも、覚えていた私自身が一番びっくりしました。
あのころ覚えたことって忘れないんですねぇ。
あ~おててつないで通ったひさおクン、
どしてるかなー。