先日のイトコの娘さんからのプレゼント、ルームソックスと一緒に送られてきたのですが、
こちらは真っ赤ではなくちと渋めの赤紫。ウールで手首の優しい毛はラビットファーだそうです。
あらぁ来年ウサギ年、ウサさん、ごめんねぇ、でもあったかいよぉ。
さて、実は私、手が小さいので、ぴったりサイズの手袋を探すのが大変です。
デパートのような品揃えの多いところだとなんとかなるんですが…。
サイズ的には日本の表示だとニットものの「M の19センチ」、だいたい多いのはその上21~23です。
この手袋も21からサイズなので、実はちゃんとはめてもこんなにあまる・・・。
これでもちょっときつめにはめているんです。ゆるくはめるともっとあまる…。
あたたかければいいのですけれど、これで何か細かいことをしようとすると、
指先の余分がジャマなんです。お財布から小銭なんかゼッタイ出せません。
ちょっとコートのボタンをはめるなんてのも、はさまったりして…。
手袋のサイズの測り方はごご存知ですか?こんな感じ…。
親指の第一間接が当たる位置から、小指の付け根と手首の三等分、下から三分の二、
ここの一周を測ります。
手袋のタグについているサイズの数字はこれです。私は19センチギリギリです。
昔は今みたいに細かいサイズなんてのは、お高いものしかありませんでしたから、
20代では、黒の薄い皮手袋を買い、指先全部切り落とし、
一晩かけて裁ち目をボタンホールステッチで全部まわりまして…
おしゃれのためにはなんのそのです。以来、指のない手袋派になりました。
専業主婦になって、朝早い外出などがなくなり、更には「車」にのるようになると、手袋って用がありません。
指先冷えるほうではないので、ここ何十年も手袋ナシ、寒いときゃポケット…。
どうしようもないときはカラー軍手…ってほんとどうでもよくなってきまして…。
でも最近、手首を痛めたし、実は反対側の手首も昔腱鞘炎をやってるし…で、こんなの使っています。
深夜にパソコンするのに最適です。
していなくてもどうということもないのに、すると「あぁあったかーい」と思います。体は大事にしなくちゃね。
というわけで、せっかくですから手袋の歴史…といっても日本のちょっとしたお話ですが。
手袋そのものは、エジプトのミイラとともに発見されたといいますから、古くからあったんですね。
日本では元は「武具」、つまり戦のときの手覆い、なので「防寒」ではなく「防護」用。
それも指はありませんから、いわば「手甲」ですね。武具では皮や金属をつかったもので「篭手(こて)」と言います。
江戸幕末時代には「武具」としての標準装備とされて、指のある手袋があったそうです。
明治に入って「機械」というものの導入で「メリヤスの手袋」が大量生産されるようになったといいます。
メリヤスそのものは、安土桃山のころに輸入されていましたが、あくまで「超高級素材」でしたからねぇ。
さて、久しぶりのおしゃれな手袋、着物にも使えそうです。
ちと大きめですがありがたく使わせていただきましょう。
ふと思い出しました「○○ちゃん、てぶくろって反対から言ってみて」「ろくぶて」
六回たたかれましたっけ。
おかあさんキツネがおまじないで子キツネの片方子供の手にしたほうを
人間に見せて(出して)と買いに行かせたら、うっかり反対の手を出して…なんて童話をおもいだしました。
自分も指先なし派です。携帯を操作するのに落としそうで。
最近のはガラス面のタッチセンサーに着けたままでも反応するとか。
ハイテクですねぇ。
「てぶくろを買いに」、何度も読みました。
当時住んでいた町には昔ながらの洋品屋さんがあって
小さいころは「あそこのおじさんも、もし子ギツネが
手袋買いにきたら、人間じゃないとわかっても
売ってあげてくれるかな」なんて、
真剣に考えてましたよ。
キツネがすむような山もなかったというのに。
最近のケータイはとても使いこなせません。
素手でもしょっちゅう「押しマチガイ」やってます。
ひたすらはめて、合うかどうかみていました。
指先が冷えると体中が寒く感じて、着物の
時でも皮の手袋をはめる事があります。
ピッタリ合う手袋を見つけるのは結構大変
ですね。
手袋って指の長さだけじゃなくて、
けっこう合う合わないありますよね。
私はひえはあまり感じないほうなのですが、
それでも着物の時は袖口に指先隠したりして
あぁやっぱり手袋いるわ、なんて
おもってたりしました。
大きめでもコレ使うことにします。