ここ数日お天気はっきりしないし、今日の週間天気予報では、来週も合間合間に雨。
まさしく菜種梅雨、これ「催花雨」とも言いますね。文字通り「お花さん、咲きなさいよー」と、
催促する雨…だそうで。日本語って優しいなぁ。
というわけで、目覚めてイチョウが伸びてきたので嬉しくて…。
さて、そんな花冷えですが、私は相変わらずあっちゴソゴソこっちゴソゴソ。
リビングに作り付けの吊戸棚があります。
私の背では、脚立をもってこないと上のものが取れないので、つい敬遠してしまいます。
何が入れてあるかは箱の横側に書いてあるのですが、中身が同じ系列のものを並べよう…と、
昨日、箱を全部下して中を整理しました。
出てきたのが、母の老眼鏡です。確か骨董市で母が「おばぁちゃんがこんなの使ってた」と、
ずいぶん古いものでしたが購入して、バッグに入れて携帯用として使っていましたっけ。
その中に、なんと5000円札が入っていました。それがこんな状態で…。
これはどう見ても「虫に喰われた」としか見えません。和紙も繊維ですからねぇ。
全くゼータクな虫です。まぁ三分の二以上は残っているので、交換してもらえますが…。
このメガネケースは母のお手製。入れるとぴったりなので、中も見ずにそのまましまいこんでいました。
今回底の方を触った時、なんかここだけ固いなぁ、メモでも入っているのかな、と思って
引っ張りだしたら「お札」…何度か触っているのに今まで気がつきませんでした。
これは「母のへそくり」だったのでしょうねぇ。みーっっけ!おかぁちゃん、ありがとっ!
今回「櫛、簪、煙草入れ、キセル、根付」など、骨董品の入った箱を、パズルのように組みあわせ、
同じ棚に並べ替えました。いつも戸棚の右だの左だのと、もたついていましたから。
ついでに中も調べて、包んでいる紙を取り替えたり、サイズの合う箱を見つけたものはそれに入れたり…。
こういう作業は、ほんっとに楽しいなぁ…ふふふ。
この簪は母の形見、これも骨董市でみつけたものということで、私がほしそうな顔をして見ていたら、
最初から「これはウチがあの世へ行ったら使ぅてええで」と、クギを刺されていたものです。
実際に使えるようになっても、嬉しさはありませんけど、代わりに懐かしさはいっぱい。
晩年になって髪を伸ばしていた母は、ちっちゃいお団子に、ひょいと挿していましたっけ。
そして実はこれは「ペン」です。
先がちょっと傷んでいるので実際に使うことはムリかもですのが、これを最初に使っていた女性は、
何かちょっと名前など書くときに、これを髪から抜いて、使っていたんですかねぇ。
ネットや骨董市でこのタイプのものをずっと探していますが、まだ見つけたことがありません。
こちらは櫛。祖母のものと私が買ったもの。螺鈿が取れたりしていないか、開けるたびに見るのですが、
なんとか大丈夫な様子です。一つずつ桐の箱にでも入れられれば、もっとちゃんと保存できるんですけどねぇ。
2時間ほどかかって、箱の中を整理し、紙を取り替えたり、隙間に詰め物をして動かないようにしたり…。
「古いものコーナー」棚がなんとか片付きました。次は「今ドキもの」コーナーですー。先は長い…。
やっと最新記事にたどり着きましたwww
初めてコメに書き込みますが、最初から読み進んできたので、まるで勝手に10年来のお友達気分です^^;
お母様のへそくり。。
ありますよね。。時々、
私も、母の物を片づけるときには、必ず、中を。。確認します。
5000円なんてことはなかったけど、1000円とか小銭は度々みつけ。。ありがと~~って手を合わせます(爆)
これからも、更新楽しみにしております♪
はじめまして、コメントありがとうございます。
まぁたどり着いてくださいましたか。
ひたすらダラダラと書いてきましたので…。
へそくり、初めて見つたんですー。
母のモノはほとんど捨ててないので、
これから整理するときは、見て触って!
きっとあちらで「アホや…」ってあきれてるでしょうけど。
いろいろあったので落ち着かず、
着物記事がなかなか書けずにいますが、
てれんとろんと続けていきますので、
これからもよろしくお願いいたします。
携帯用にされていたからお母様も忘れて
おられたんでしょうね。
螺鈿のすてきな櫛ですね。
ペンになっている簪初めて見ました。
いえいえ、こまめではないのです。
逆にほったらかすから、たまに大々的にやらなければ
どうにもならなくなって…。
それと、この前捨てられなかったけど、
今回はもう捨てようなんて決心がついたりします。
だいぶ戸棚に隙間ができました。
母も携帯用の老眼鏡だけでもいくつも持っていましたから
使わなくなって忘れていたのでしょうね。
ペン簪、先がペンのカタチのデザインとかは
たまに見つけるのですけれど、実際つかえるものは
いままでみつけていません。あるのかなぁです。