ステキな言葉 意味ある言葉

 

「今夜、世界で一番暗い国になろう」

節電のための標語…なんてヤボな表現はしたくないです。なんてステキな言葉でしょう！

ツィッターで始まったのだそうです。デザイナーさんが無料提供しています。

 

　　　　　　　　

 

今、私たちが、自分たちの国を大切にするためにできること、です。

スペースシャトルからでも見える「不夜城の町」は、何度見ても不自然でした。

 

久しぶりに駅前まで行ったら、駅ビルの中も、スーパーの中も照明が減らされていました。

以前が明るかったから「あっ消してるんだ」ときがついたけれど、

暗くて買い物ができないとか、気持ちが悪いとか、そんなことは全くありませんでした。

あっというまに慣れましたわ。いかに、今まで「ムダに明るかったか」です。

 

昨日も書きましたが「自粛」は選べばいいと思うのです。

都知事は「花見自粛」といいましたが、私はあの上野のお山の毎年の「バカドンチャン騒ぎ」は、

ほんとに自粛して欲しいです。桜なんか見ちゃいない、酔っ払ってゴミを山のように放り出して、

毎年パトロール隊が出なきゃならない…。あんなものは永遠自粛でけっこう。

でも、雪洞なくてもライトアップなくても、夜桜はキレイです。

そぞろ歩きしながら、ほんとに花の美しさをめでるなら、かまわないと思います。

 

ここ数日「暖かくなったので、暖房が減ったから」と、停電は実施されていません。

暖房だけでしょうか。みんな気をつけていませんか？

我が家も、暖房便座やめてます。すっかり当たり前の水洗トイレになりました。

電子レンジ使用も最低限、ゆでればいいものはゆでてます。

冷蔵庫も整理して効率よくして、やたらとあけないように考えてます。

この地区では防犯目的で、どこの家も一晩中つけていた玄関灯も門灯も、あの日以来どこもつけていません。

もちろん我が家も。第一、夜遅くに自宅前を通る人がかなり減りました。

チリも積もれば山となる、です。

駅の改札も昔の「はさみでパチンバチン」が復活しないかなぁ。 

 

今みんなやり始めてる省エネや、節電、

どうしてですかと聞いたらきっと被災地のことを考えれば、お互い様…と返ってくるでしょう。

そこにいない人のことを考える、そこにいる人と助け合う、

「世界で一番暗い国になる」ことは「本当に明るい国をめざすこと」 につながっていきませんかしら。

 

ツギの夜間停電のお当番がきたら、このアタリは「横浜で一番暗い町」になります。ワクワクします。

「本当に応援になるというのはどういうことか」を考える時期だと思います。