やっと春の気配!お見せしましょう。久しぶり。
錦紗のハギレです。袖1枚分。手にかけて袖のようにしてみて「こんな着物、着たかったなぁ」と。
昭和初期でしょうかねぇ。このぼかし具合が大好きです。
今年はあまりに寒くて、桜の開花はおくれましたが、ここではいろんな花と一緒に仲良く咲いてます。
今年は浮かれてばかりいられる春ではなくなりましたけれど、せめてこれを見て心和ませていただけたら。
黒に近い紫地です。
爛漫の桜を見ると、いつも「ここから春」と思います。
実際には梅や辛夷や桃も咲くんですけれど、やっぱり「桜から」が本格的な春…という気がします。
もちろん、気候的にも寒の戻りも減り、暖かさを実感するからだと思いますが…。
今「花見の自粛」で騒いでいます。
西はいいんじゃないでしょうか。確かに「節電」は、大事です。
西も東も関係なく、今の暮らしを見直すことは、今回の大災害でみんなが感じたこと。
こまめに電気を消したり、ムダを考えたり…。
それはこれからも続けていけばいいことで、その中で「これだけは」というものは、あってもいいと思います。
今年、上野の花見自粛で、いわゆる「経済的損害」は、たいへんなものです。
中には「今年はね、しかたないよ」と言う人もいます。確かに今、東はとにかく節電しないと「とまっちゃう」んです。
みんなが毎日の(ここんとこありませんが)停電に協力しているのですから、
みんなで少しずつ痛みを分かち合うことは、仕方ないと思います。
それでも、西は今のところ停電関係ないわけですし、経済効果ということなら、今「西」にがんばって欲しいわけです。
桜のかわりに今、上野は「パンダ」です。夜に動けなくても、昼間パンダ見て、桜見て…それだって「春」です。
なんか「どこかの誰かが言った言葉」に踊らされる気がしてなりません。
今日「夜桜はライトがないと何にも見えない」と、テレビでやってました。
アホかいな、みんなが懐中電灯持参だっていいじゃありませんか。
こういうときこそ「雪洞をLEDにして、数も減らす」…ぼんやりとした明かりの中での桜をたのしめばいい。
月でも出たひにゃ「江戸風情」ですぜ!わずか一週間くらいのものでしょう。
ただし、毎年のバカ騒ぎ、ゴミ撒き散らし、ルール違反者の出現は「永久自粛」でけっこう!
母がなくなったとき、私は笑わなかったでしょうか。いいえぇ、何十年ぶりかであったいとこや伯父伯母と、
きゃーきゃーいって騒いで、冗談言って笑って…そして「母のこと」を話しました。
みんなが覚えていてくれて、母のことを悼んでくれて、さみしくなるけどがんばりなよ、といってくれて。
自粛というのは「悼む心、励ます心」を忘れないことだと思います。
それを思えば、おのずと「やめるべきこと」はわかるはずです。
仮設住宅がやっとほんの少し完成しました。
お金の使いどころは大切です。今使うお金が、結局はどこにどう生かされるのか。
あの「莫大な寄付」は、どうなるんでしょうか。有名人がした寄付だけでも、ものすごい額になってますよね。
それの使い道は、そりゃ個人や一団体に任せきりにするのは、問題があるかと思いますが、
いつ、どうやって使われるのか…いえ、もう使って欲しいと思うことはたくさんあるわけです。
仮設住宅は「箱」だけで冷蔵庫も洗濯機もありません。たとえあってもそれを使う光熱費は自己負担です。
とりあえずあの莫大な寄付で、全部の仮設に最低限の家電品くらい入れてもいいんじゃないでしょうか。
家が壊れかかってもなんとかそこで暮らしている人は、仮設に入るとき持ってこられる家電品はもちこんでもらえばいい。
その分余ったら、病院でも老人施設でも別にまわせばいい…そんなにカンタンに言うな…かもしれませんが、
「人」がいけば、それは可能だと思います。今、政府に欠けているのは「現場で動くアタマになる人」です。
今現地は役所の機能もとまったようなところが多いです。地元の役所機能がうまく動いていないなら、
その上に立ってフォローする人材と権限と機材を送れないのでしょうか。
総理が行って30分足らず見て「がんばりますので」といってる間があったら、考えてくださいよ、です。
センバツが終わりました。ゆっくり見ている時間もありませんでした。
大会歌は聴きました。私は夏の大会歌より、こちらが好きです。
「甲子園」というところを「北国の」とかえてつぶやいてみたら、涙こぼれました。ご存じない方聞いてみてください。
「今ありて」…あまりにもつらいことがあったけど、今日があるから明日につながる。
命が助かったことを、みんなで大切に思って、ツギの時代によい形で連ねていくのは、
老若男女に関係なく、今生きている私たちのつとめだと思います。
まごうことなく、春、到来、いつもと変わりなく咲き誇り、誰に言われずとも散ってゆく桜を見て、
「今年の桜」の思い出を、心に刻みたいと思います。
今年の桜を見られなかったたくさんの人たちのためにも。
それにブログの内容も感動しました。
自粛はある程度必要でしょうが、あまりにも
極端ではそれで生計を立てておられる方は
困りますからね。
少しずつまわりから元気になっていかなければ
被災された方たちも元気になってもらえない
ような気がします。
ご無沙汰しがちですみません。遅くなりましたが、お父様のお見舞いを申し上げます。
ご無事でなによりです。まずはゆっくり養生していただきたいですね。
お花見、あのドンチャン騒ぎは自粛歓迎ですが、お花見自体はおおいにしたいと思います。昔ながらに風流に…
花より団子、いえ、お酒で、あまり風流にはならないかもしれませんが。(^^;
ゴミ持ち帰りを当然のことと思えば、全然問題なくできるはずですし。
左党の私は、被災した蔵元のお酒をせっせと買っています。f^_^;
お花見は今迄ずーと不謹慎で無神経な方は大勢いらしたはずです
桜を見て色々な思いをはせるのも
そんなに悪い事だとは思えませんが…
日本中暗いムードになってしまいそうです(。-_-。)
心から笑って楽しむ事も、被災してご家族や大切な方を無くされた事を
自分の家族とシンクロして泣けてくる事も
同じ心が思う事ですもの…
みんな悲しんでると思います。
ぐらいになるのでしょうか、
あとの部分はどうなった
のかしら、気になりますね。
いろいろなイベントがこの春は
中止になっていますが、
経済理論ではなくて
心の問題ですからある意味
当然でしょう!と
思うところもあります。
被災地の伝統のお祭りや行事が
ささやかながらでも、
どんな形になっても<祈り>を
絶やさずにいくことのほうが
大切だと思っています。
お父様のご様子はいかがですか、
ますます会話が弾んでいますか、
心配ごともおありでしょうが、
今は今、です。
充分療養していただきましょうね。
とんぼさんのブログも
以前に戻りつつあるのが
うれしいです。
自粛の自ってのは自分の自ですよねぇ?
とんぼさんが書かれているように、誰かの言葉で、みんながやるから、では無くて、自分でわきまえて、という線引きはできないのか?っと・・・・
被災地の方々、原発事故のあおりをくらっている方々は、本当に大変だと思います。
でも、今後の日本のことを考えると経済の落ち込みは国全体の存続をも危ぶませる、重大な問題をはらんでいるのではないでしょうか?
浮かれた馬鹿騒ぎはせずとも、普通にお金使って暮らすことも、日本のこれから、延いては被災地のこれからにとって大事なことだと思います。
二枚目のアップ画像のシボが~!!
ゾクゾクするほど素敵です。
今は子供の着物でも、こういう柄はありませんねぇ。
みんな何も買わないの遊ばないのといったら、
消費が減るばかりです。
バカ騒ぎするのはちょっと…ですが、
花見やお祭りくらい、やってもいいと思います。
「元気」を伝えたいですよね。
お見舞い、ありがとうございます。
まだ朝晩寒かったりしますから、
いい陽気になるまでゆっくり養生して、
元気で退院してほしいものです。
私は「ダンゴ」のほうなので、
お酒はダメですが、味噌とかかまぼことか、
欲しいと思っています。
一日も早く復興して欲しいですよね。
毎年の「不謹慎」モノには、バチでもあたれと
思っていますが、
桜を愛で、神様のお祭りに参加することは、
ちっとも悪くないと思います。
そういうことができることもまた「幸せに感謝」する気持ちを
もてる機会だとも思います。
ほんとにかがみかけ一枚分。
裏に紅絹でもつけたらステキなのができますね。
母の鏡は昔の「鏡台」でしたが、
ああいう鏡もなくなりましたからねぇ。
お祭りは「祈り」と「感謝むですから、
ちっとも悪くないと思います。
普通にすることが大切だとおもうんですけどね。
父は、おかげさまで落ち着いています。
まだICUですが、順調のようです。
私もやっと「普通」に戻れそうです。
日本人は「礼」を大切にしますから、
あんなことがあったのだから…は、わからないでもないのですが、
それと「消費・経済」は別です。
気持ちは忘れない、でも普通にしなければ、
この国の経済が…と思います。
今年は北国のお米だって、アテにできなくなるんですから。
政府は「ほかで調整するから大丈夫」と言ってますが、
野菜がどうの魚がどうの…、問題山積です。
みんなでチカラを分け合わなければ…と思います。
錦紗はほんとうにぜいたくですねぇ。
いい手触りですよぉ…。