デジカメの充電器、結局そちらではなく、差し込んでいた「延長コード」のほうでした(たぶん)。
まったくなんのこっちゃですが、こんなものって、そうそう壊れないと思うんだけど…。
どっちみち、いつも専用の延長コードを使っているので、専用に買い直しです。
なので、今日はあきらめて、とりあえず以前のデジカメを引っ張り出しましたが、
これも実は、完全ではなーい、古傷持ちでして、さて写るかな…の状況。
なんとかシャッターは切れましたが、明暗がおかしいのは、ご勘弁ください。
で、写真は、この前ご紹介した「カーディガンからケープ」の記事がはいっていた、
「母の残したファイル」です。これがねぇ、まぁとにかく細かくてすごい…。
母は、凝り性で、何か「これ」と思うものがあると、作りまくります。
そしてみんな誰かのところにお嫁入り…なので、手元にはわずかしか「現物」がのこっていません。
それが、記録にはちゃんと残してあって、小さなはぎれまで貼ってあります。
生地を見ると、あっそういえば○○おばちゃん、この柄のバッグ持ってたなとか、
懐かしいことがいっぱい。私にくれたものもありました。
母はメモ魔でしたし、几帳面でなんでもピシッピシッと片づけたり決めたりする人でした。
買ったものも作ったものも、みんな記録に残してる…。
元々が製図手でしたので、トレーシング・ペーパーが好きで、
キレイに残したいものはこんなカンジで…このブラウスはたいそうお気に入りで、
確かオフホワイトに薄いブルーの、ちょっと男物のワイシャツにありそうな縞柄で作って、
初夏のころに、よく着ていました。
私はどうして似なかったんでしょうねぇ…今頃、空の上で母は嘆いているでしょう。
どうするとそう、なんでもえぇ加減にできんねん…って。ごめんなしゃーい。
幸か不幸か、今、切り抜きをしなくても、ネットで見たり、本や新聞もスキャナーで取り込み、
山ほどの資料も、残せています。しかし、資料も使わなきゃねぇ・・・。
私の方は、あちこちにいろいろ整理悪く、「紙」の資料も残っているので、
それのお片づけも、今後の課題です。中には「何でこんな記事、とってあるんだろ」なんてのがあって…。
この前は、二つに畳んだ新聞の切り抜きが出てきました。
どう読んでも、内容が私には興味がなさそうなことだし、裏かと思って、ひっくり返してもただの広告。
しばらく考えたのですが、とっておいた理由がどうしてもわからない…もういいわ、捨てよう…と、
ポンと投げたら、そこに残る大きな葉っぱのあと・・・あ・・・押し葉のはさみこみしてたんだ・・・。
肝心の葉っぱはすでにナシ…どうしてこうなんでしょねぇ。
やっぱり、母の域には届かないと思いつつ、母の記録の仕方をシゲシゲ眺めました。
私もこーしよーっと。今から・・・ホントカネ。
ここまで きっちりしていませんでしたが
母も似た様にファイルをしていました。
そして 誰も引き継がないと察したのか
ここ数年の間に片付けたようで
残念ながら 一冊も残っていませんでした。
親不幸な私でございます
これが一冊でないところが、オソロシイのです。
また捨てられないものが増えますわ。
私はこれを誰かに伝えられるのだろうかと、
それもまたため息です。
最近は書くことさえ面倒になってパソコンに
打ち込むだけの私には到底真似は出来ません。
つくづくすごいと思います。
家で簡単にコピーできなかったりした時代ですから、
ひたすら手書きです。マネはムリ…。
母の字を見ることも、なんだか懐かしくて、
ちょっとしんみりしながら見ています。
記録をすることが大の苦手の私としては何とも感心するばかりです。
性分なんでしょうねぇ。
このほかに、長らくつけてきた日記が、
段ボール箱にぎっしりです。
全部読めるかしらん。