母のところから見つけてきました。読めないのは英語ばっかし…だからじゃなくって、です。
いかにも外国のファッション雑誌をブックバンドで止めたように見えますが…
実はこれ、バッグです。長さ30cmです。
本を丸めるとできるページのズレなんてのもちゃんと…プラに紙貼っただけですからして…。
この本、調べましたら実際に海外で発刊されている本でして、現在一冊3650円もします。
このバッグは、私も同じものをもらいまして、しばらく使っていました。たぶん40年くらい前です。
当時は本も今よりは安かったでしょうけれど…いや、そのころってこの本、日本に入ってましたかね。
とりあえず、当時は「わー外国の本だねー」と、珍しくてすごく嬉しかったです。
母はどこでこんなのみつけたんでしょ。
中はこんな感じ。
礼装用の小さいバッグよりは入りますが、それでも必要最低限度のものしか…ですね。
当時、これを脇に挟んで歩いていると、みんな本だと思ってあまり目に付かない…。
でもお店で買い物して、サイフを出すのにこれをぱかっとあけますと、みんな「おぉぉ」と。その反応が面白かったです。
残念ながら、私は例によって扱いが乱暴なので、ベルトのボタンがとれてしまいまして…。
「壊しちゃったから」と言っても、母は自分のをくれることはありませんでした。はっはっは。
写真の女性はこんなお顔です。メイクなんかも、今とは違いますねぇ。
たぶん実際に発刊された本の表紙の写真だと思うのですが、もう調べようもありません。
このころは著作権とか、肖像権とか、うるさくなかったのでしょうね。
母のこのバッグも、止め金具が壊れてはいないのですが固くなってて、もう使えません。惜しいですねぇ。
それにしても…母の持ち物は「ふぁんたすちっく」だったり「あめぃじんぐ」だったりします。
このバッグを持ち帰った日に、こんなものもみつけました。
これが「折り紙パーツ16個」の箱です。お雛様にはたしかピンクだったか…
桃の花のイメージで作ったかと思うのですが、これは「ついでに?!」作ったものを
母にあげたのですが、しっかりとってありました。
下の方がほんの少し小さく作ってあるので、ちゃんとフタとしてしまります。
パーツの作り方は難しくはないのですが、フタ分8枚、「み」分8枚折る手間がかかることと、
1色なら同じ色が16枚なければ…なので、市販の1色1枚ずつのセット折り紙だと、
16個買わなきゃならないってのがちょっと…なとこですね。
ですね。
いつもいつも物持ちのいいのには驚かされます。
プレゼントした物を保存しておいてくれると
嬉しいものですね。
おしゃれな箱で配色も素敵です。
何とも素敵なバックですね。。。
ホント、これをあけてお財布を出したらみんなびっくりするでしょうねえ~~
しかしお母様のセンスには脱帽ですね。
折り紙の小箱もキレイですねーーやはり端がピシッと決まっていないと折り紙はダメですねー本当にキレイ~~
お母様の宝物だったのでしょうね。
当時の私の服装とは合わないので
購入する事はありませんでしたが
面白いなぁと見ていた記憶があります。
それにしても 本当にお洒落さんだったのですね
同じくらいの年代の方々の中では抜群だったのではないでしょうか?
尤も、今でも目に焼きついていますあのスンナリしたおみ足とスタイルあってこそ、お洒落もこういう小物も活かせたんでしょうね。
バッグ萌えとしましては、もうもう萌え萌えでございますわぁ。
ほんとに、こういうものにはめざとい人でしたね。
アクセサリーも、あまり見ない形のものとか…
なんか「人と同じはいや、ありきたりはイヤ」という
ポリシーみたいなものがありましたね。
ほんとにモノを捨てない人ですから、
この前も、着物用バッグはないかと探したら、
あるにはあったんですが、中がさすがにべとついてました。
50年位前のです。
私があげた箱も、あら壊さなかったんだーと驚き。
私の自分用は、結局アメ入れたりしているうちに、落としたり手をついちゃったりで、
つぶれちゃったんですよ。
ほんとに物持ちのいい両親です。
かわってますでしょぅ。
このほかにも海外の物産展みたいなところで、
ネイティブアメリカンの、羽飾りのついた帽子だの、
アジアのどこだかの柄を染めたバケツみたいなバッグだの、
よくおもしろいものを見つけてましたね。
この折り紙の箱は、友人に頼まれて10個くらい作りましたかねぇ。
お子さんの「お誕生日パーティーのお返しに、これにキャンディやチョコをつめこんで、
リボンをかけて渡すから」と…。
「男の子色いくついくつ、女の子色いくついくつ…」
がんばりましたっ!
ご覧になりましたか。いろいろあったみたいでしたね。
今なら「七緒」なんかやったら、面白いと思うんですが。
オシャレは好きな母でしたね。センスもよかったと思います。
私はねぇ…ついてけません…でした。
体のラインなんかも、おなかはポッコリでしたけど、
割といつまでもスタイルよかったですしね。
流行も、年代も全く気にせず、自分の着たいものを着る…
一直線でしたね。
このバッグ、今あったら着物に持ちたいですわー。