ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

またまた間があいてしまいました。

2015-11-25 05:38:03 | つれづれ

 

着物のことを書きたい…などと言っていたのですが、

またまた「書類」に振り回されたりして…。

これを書いている現在、午前4時半…寝起きですー。

実は、昨日病院に診断書のもらい直し、に行きまして、ヘトヘトに疲れ、

親子ですんごい早い時間からダウン…親子でこんな時間に目覚めたという、

とんでもない朝なのてございますー。

 

まずは、とりあえずさまざまな手続きは、順番に少しずつすすんでおりまして、

「申告」は、一応すみました。

ただ、後見人が決まらないと、相続の手続きができませんので、

それがいよいよクライマックス…というところまできています。

家裁へ提出する書類は、司法書士の方にすでにだしていただいているのですが、

家裁から「受け付けました」という電話があったとき、

診断書についてもう少し詳しいものがあつたほうが、ということを言われたのです。

でもねぇ、おかしな話なんですが「たぶんこれでいいとはおもうのですが…」なんですよ。

どうもイマイチはっきりしない話で、通りませんかと聞いたら

「大丈夫とはおもうけれど、これを見て決めるのは裁判官だから」と言われました。

実に歯切れが悪いのです。なので「何か決められた書式と言うものがあるのですかと訪ねると、

「あ、ありますよー」…だったらそれを先に言っておくんなさいまし。

病院に行く日は担当医の曜日が限られます。いつでもOKではないのですよ。

なので急いでその用紙を送ってほしいと言ったら「じゃFAXで…」。なんか軽い?

結局すぐにFAXされてきたのですが、確かに以前のモノよりは内容がもっと細かく具体的になっていました。

それを読んで私つくづく「お役所しごと」だと思いました。

要するに「後見人を頼むのは、高齢者」ということが前提みたいな感じなのです。

世の中に後見人を必要とするのは、年寄とは限りません。そこが大ざっぱなのですね。

だから障碍者手帳があろうがなかろうが、関係なく同じ用紙を使うわけです。

 

障碍者手帳は3種類あります。身体障碍と知的障害と精神障害。

息子は身体と知的、両方持っています。

どちらにも「等級」というものがあって、身体で一番重度は「1級」、知的は「A1」、息子はそれです。

身体の手帳の場合は、役所の指定する医師に診断書をもらいます。

知的障害も、同じように専門医の診断を受けますが、知的障害で軽い場合、

或いは事故などでアタマを打って…などと言う場合は、年齢が進むにしたがって、

できることが増えていったり、回復したりがあるかもしれない、ということで、

状態によって「○年ごとに再審査」と言われます。息子の場合は元々が知能テストができないという

一番重い状態ですから判定不能、専門家から見れば「回復の余地なし」で、最重度なわけです。

身体の方は、実は「見直し」の規定はありません。だから実際にはよくなってもだまっていればわからない…。

だから手帳と言えども「信頼性」という意味で、軽んじられるのかもしれませんが、

一応法律に則った基準で「都道府県」、「政令都市」などが発行します。

なので手帳の色などは都市で違っていたりします。

確かに免許証やパスポートほどの信頼度はないかもしれませんが、少なくとも公的に効力をもつものです。

こういうものがちゃんと発行されていて、何かあれば、身分証明書代わりにも使えるし、

手続き上「手帳を示してください」と言われてそれを出せば、書類は通ります。

いわばそれで「この人はこういうレベルの能力です」ということを、行政が証明しているものなわけです。

なんのための手帳なんでしょうかね…と言ったら司法書士の先生も「ほんとにそうなんですよ」と。

実は、認知症の高齢者は、そんな「手帳」を持っていないのがふつうなわけです。

介護が必要な場合に使われるのは「要介護度」というレベル分けですから、

ケアマネさんなどがきて「要介護3ですね」なんてことで決まるわけですね。

だからこういう診断書がいるわけです。

後見人制度は、一度見直しもされていますし、これからもまた進歩していくものと思いますが、

みんな一律同じ…というきめの粗さは、どうもこの国のベースみたいな気がします。

 

結局また用紙を持って病院へ…行ってきたわけです。

まぁ今回は、先日の定期健診の結果を聞くという用事もあったのですが、

聞くだけなら息子は施設に行ってもらって、私だけでよかったのです。

ところがたまたまその医師の担当曜日の昨日は、施設が行事のための代休でした。

それで連れて行ったわけですが、息子はここしばらくの間に体重が30キロをこえましたから、

ひょいと抱き上げるわけにいきません。

それで最近は通院の際は施設の方に付き添い依頼していました。

昨日は久しぶりにすべてひとりでやったら、帰ってきて体のあちこちが…。

息子もいつもなら一度ですいっとすわれるというのに、何度も持ち上げられたりずりずり押されたりで、

くたびれてしまった…というわけです。

 

ともあれ、診断書はいただけました。ひとつずつ、カタツムリの歩みではありますが、ここまできました。

なにより私のことにかかわってくださっている司法書士の方、税理士の方、そして主治医も、

ほんとに私と息子のことを考えてくださって、少しでも私たちのためになるようにと、

あちこち私の代わりにはしりまわって、細々手続きなど考えてくださっています。ありがたいことです。

今週はラスト・スパートみたいな状況です。また間があきますが、お許しください。

あ、今日は筋肉痛はありますが、いたって元気です。


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