昨夜、深夜番組で「はやぶさ」のドキュメンタリーをやっていました。
はやぶさ1号の方です。あの劇的な地球帰還から、すでに8年も経っていたんですねぇ。
なんだかついこの前のような気がしていましたが、2010年の6月13日。
番組では、「はやぶさ」の様々なトラブルの中のいくつかを紹介し、
どのように解決したかをやっていました。はやぶさ帰還後、映画までできましたし、
大体のことは皆さんご存知と思いますが、実に次から次で、よくもまぁ無事帰還したものだと思います。
番組では抜粋でしたが、なんとか目的を達するために誰もあきらめないし、あきらめそうになると誰かが引っ張る…
執念というと恐ろしい感じがしますが、それよりも「はやぶさを助けよう!」という思いの積み重ね、と感じました。
ロケット等のトラブルと言えば「アポロ13号」が、つとに有名です。
あちらは人間を載せていたわけですから、はやぶさよりもさらに大変なこと。
「どっか飛んでっちゃった、ま、しょうがないか…」と言うわけにはとてもいかないわけで…。
アポロ13号の帰還生還についても、さまざまなことが報道されています。
ドキュメンタリーも見ましたが、とにかくまぁ人間の知恵のすごさといいますか、
不可能を可能にするための努力と言いますか…。
アポロもはやぶさも、人間ってすごいなぁと、その技術にも、思いの強さや深さにも、感心しました。
今、「はやぶさ2」が、「リュウグウ」に到着しています。まだ着陸ではなく、到着。
今上空20キロメートルで待機中。
「リュウグウ」は、元々「1999 JU3」と呼ばれていた小惑星、これは名前ではなく「仮符号」というのだそうです。
見つかった年数や時期、何番目か…ということでつけられるのですって。
JAXAが、これを観測の目標としたことで、2015年に名前を公募して決められたのだそうです。
はやぶさが到達した「イトカワ」は、その形からラッコとかそら豆とか言われてましたね。
リュウグウは「そろばん玉」みたいな形です。直径はあのイトカワの3倍…
なんて言われてもピンときませんよね。大きさ比較の写真を見つけました。
わかりやすいですね。
はやぶさは、イトカワへの着陸に一度失敗したため、予定通りの「サンプル採取」ができませんでした。
それでも、戻るまでの間に様々な検証や実験で「舞い上がった細かい砂などが入っている確率はかなり高い」と、
そういう結果が出たのだそうです。実際には砂どころか「電子顕微鏡」レベルの粒子でしたが、
ちゃんと「イトカワ」のものを持ち帰ったわけです。
はやぶさが7年かけて往復したこと、予定が大幅に変わったりしたけれど、
探査機を飛ばして戻す、サンプル採取する、という大実験で、どれだけの貴重な情報があつまったかしれません。
あのアポロが帰還したとき「成功した失敗」という名言が生まれました。
酸素爆発はとんでもない失敗でしたけれど、そのあとの「それを補ったすべてのプロセス」が、
3人の生還を成功させたたところから生まれた言葉です。
はやぶさも、さまざまなトラブルのたびに、スタッフ全員が悩み、考え、試し、そして成功させたわけですから
スケールは小さいけれどこれも「成功した失敗」と言っていいと思います。
はやぶさ1の遺した、たくさんのデータと結果を踏まえて、はやぶさ2は作られ、旅に出たわけです。
浦島太郎さんが竜宮城の乙姫さんからもらった玉手箱には、300年という歳月が閉じ込められていたわけですが、
今度、もし無事にサンプルを持ち帰れたら、45億年の歳月がはいっていることになります。
はやぶさ2が帰還するのはオリンピックの年、2020年。でも、大気圏には突入しません。
玉手箱を地球に落として、またどこかへの旅を続けるのだとか。まあなんと壮大な話でしょう。
コンビニ行くのさえ「暑くてやだぁ」何ぞと言ってる私との、なんたる格差。それこそ天文学的数字の差ですわ。
はやぶさ2は、頑張って行っているのです。乙姫さまぁ、必ずおみやげ、くださいねぇ。
関東も横浜の周囲は雨も大したことがなくて、
申し訳ないくらいのものです。
春先からおかしかったですが、これで夏はどうなのか…
やたらと暑くて長かったらと思うと、今からゲンナリです。
宇宙工学は本当に日進月歩なのだと思いますが、
難しいことはわからなくても、遠い星のことがわかるのは
とても楽しみです。ロマンがある…なんていうものですかしら。
世界中のヘンな気候とか、信じられないような犯罪とか、
情報が瞬時につたわる現代だからこそ、目の回るようないそがしい世界です。
足元しっかり固めてボチボチ…日々努力します。
新しい台風が発生して「アッ!」という間に925.
古い家だし心配ですわ。
ハヤブサ君頑張りましたよね。
2号には私や子供の名前の入ったプレートが搭載されています
1号はうっかり締切日間違えダメだったのです。
糸川博士の講演聴きにいったことがあります。
体調悪かったけど最期まで楽しくきけました。
ソ連に行きたかったのでクラシックバレーを習ったそうです。当時今でも年寄りの役で出演してるとのことでした
ストラディバリウスの音色出せるバイオリンを作ったそうで、当時20万円くらいだったか「予約注文受けますよ~♪」
なんと、計算尺を使ってらっしゃいました。
「コンピューターを丸丸信じてはダメだよ。入力するのは人間だから。思いどうりの答えだすようデーター入力することも出来るし」
なるほどと思いました。
でも凄いですよね。遠い宇宙の小さな石ころ(みたいなものでしょ)そこにちゃんと着いてまた帰ってくるのですから。
この大雨や台風どうにかならないかしら
タイでの遭難、ダイバーの方が一人なくなられたとのこと。
難しい救出なんでしょう。
どうしたらよいか?私が考えても分からないけど・・・
梅雨雨して暑くならないうちに、解いた着物地でワンピ作りたいと思っているのです。
畑は・・出来てない><