ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

きりんさん

2010-05-08 21:03:40 | つれづれ
これは「和布」ではなくて、普通のコットン地。「麒麟柄」です。

これで、息子の障害者用カーシートのガードーのカバーを作りました。
以前から、タオルを入れる袋を縫おうと思ってそのままになっていたもの。
ガードはスポンジがかぶせてあるのですが、それがはみだしたりして…。
で、ただ筒状に縫って、両端にゴムいれただけですが、
「かっこいい柄だねぇ」と、職員さんにほめられました。
そのとき、職員さんが「麒麟ビールの麒麟のマークには、『キ・リ・ン』って、
字がかくれているんだよ」と教えてくれました。
我が家は、主人が結婚してまもなくにビールをやめて以来縁がなくて、
全然知りませんでした。ちなみに、耳と角の間に「キ」の字があります。

さて、この麒麟、あの香取慎吾クンが宝くじで当てて買ったのとは違います。だはは。
元々中国の伝説上の霊獣。全体的には鹿、顔は龍、足は馬の蹄、尻尾は牛、
雄は頭に一本角。まぁ違う記述もありますが、おおむねそんな感じ。
たいへん穏やかな動物で、歩くことで小さな虫や花をつぶしてしまうことすら
とても気にするほどだとか。だからそらを飛ぶのでしょうね。
善政を行う王が現れたときは、それを守護するとも、
また逆に、麒麟が選んだものが「王」になるとも言われています。
そのため、子供のころから優れた才能があるような子供を麒麟児というわけです。

麒麟の呼び方は「オスとメス」をあらわしていて、麒はオス、麟はメス…
なんですが、これも逆の説もあるそうです。鳳凰の呼び方もそうですね。


サテ今日は、もうひとつお話を…。
これ、先月旅行直前にいただいたもの「タラノキ」です。


    


先についているのがとーぜんですが「タラノメ」。
こういう状態でみることは、めったにありません。私も子供のころに見たかなーです。
こんなにごっついのにカンタンにとれるのかしら、と思ったのですけど、
キッチンバサミでカンタンに切れました!ほろ苦い春の味…。

このほかにも採れたてしいたけや山芋さんなど、ほんとにおいしかったです。
ところで、一度メを採ったのですが、まだまだ膨れているところがあるし…と思い、
バケツに入れて、水を替えていましたら…でましたよぉ!
矢印のところにちびっと見えてます。

    
    


自然の山のものって、ほんっとに力強いですね。
ただねぇ…これ、気をつけないと…


          


すっごいトゲでしょう。痛いですよぉ。
お仲間に「ハリギリ」というのがあって、とげがないってきいたことがあります。
こういうトゲは「身を守るため」だそうですが、ほんとにすごいトゲで、
伸子の針先どころじゃありませんでした。
メールで「気をつけてください」とお知らせいただいてたのに、
ぴっとやってしまいました。春だなぁ~?

連休が明けてまたすぐお休みで、なんかシャキッとしないのですが、
とりあえずありがたいお天気なので、羽裏をシャカシャカはずして洗っています。
いずれご紹介しますので…。


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4 コメント

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Unknown (陽花)
2010-05-08 21:53:09
こんな風に、木ごとのタラの芽を見るのは
久しぶりです。
タラの芽といえば天ぷらでしょうか。
タラの木を細かく刻んで干したものを、煎じて
飲めば糖尿病に効くと随分前に聞いた事が
あります。
それにしても、このトゲでは随分痛かった
でしょう。
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Unknown (ゆん)
2010-05-09 15:23:45
 麒麟児って、そんな深い名前だったのですか!お相撲さんの名前で素敵だなぁ…と思っていたのですが…。
 因みに、子供たちの保育園の体操服と上っ張りのメーカーが「キリン児」でした…。深いのね…。

いいこと聞きました!ありがとうございました~

 タラは、芽が本当に優しい分、こんな鎧をまとってるんでしょうね!!ほんとに痛いですね!毎年毎年、学習しない私です…。
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Unknown (とんぼ)
2010-05-09 19:07:13
陽花様

私も遠い昔の記憶しかありません。
せんじ薬にもるんですね。
なにしろ「強い」ですもんねぇ。
トゲは思いっきり一度に2本さしましたー。
さしたというより噛みつかれたような
跡になりましたわ。
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Unknown (とんぼ)
2010-05-09 19:09:03
ゆん様

ちなみに勝海舟の幼名「麟太郎」も、
ここからとったそうですよ。

トゲ、さんざん気をつけてさわっていたのに、
バケツに入れるとき、ついひょいっとつかんで
ブスリとやりました。ははは。
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