少し間があいてしまいました。まぁ寒い毎日が続いております。
写真はまったくの無関係画像ですが、おからをひっさしぶりに作りましたので…あ、すでにありません。
さて、タイトルのドライブ・スルー…と言えばファスト・フード…しか思いつかなかったのですが、
先日読んだニュースは「葬式に参列」するためのドライブ・スルー…。
はぁぁぁ、どんなの?と読んでみたら…
「身体の具合によって、葬儀に行きたくても人の手を借りなければいけない高齢者から話を聞いて考えた」と。
まさしくドライブ・スルーで、車に乗ったまま専用レーンを進み、受付台でタブレット端末などを使って
記帳とお香典、更に進んで窓越しに葬儀場内の祭壇や遺影が見えるところで焼香、これは火を使わない電子焼香ですと。
一方、式場内にいる遺族や参列者は、センサーの点灯で参列者の到着を確認したり、
モニターで焼香の様子を見たりできるのだとか。
ん~~…どうなんでしょうねぇ。
私は、もし自分の足がきかなくて、それでも大切な友人の葬儀に出たい、という状況になったら…
それでもドライブ・スルーは嫌だなぁ。そんなにしてまで…という気持ちかな。
きっと行けないことを友人もわかってくれると思うし、車を降りてちゃんと顔を見て最後の別れができないなら、
家で写真見て話しかけてる方がいいかなぁ。これが自分の親とかだとまた違うんでしょうか…。
これを考えた会社の社長さんは「高齢者の声を聞いて」「お葬式にはたくさんの人が行ったほうがいいから」と
そういうことをおっしゃっていましたが、今、葬儀も家族葬なんてのが流行る時代です。
人のこない葬儀はさみしいお葬式…といいますが、今や、たくさんくりゃいいってもんでもないです。
母なども「義理で来てくれるような人にはそれだけで申し訳ない」といつも言ってました。
地位のある方や人望の厚かった人などは、そりゃたくさん来るでしょうけれど。
母の時、ほんとに身内と親しかった友人に町内会の方数人でしたけど、それでもお金はかかりました。
ドライブ・スルー用の受付台とか、電気の焼香台とか、モニターとか…結局その使用代も上乗せされるのでしょう。
何百人とか何千人とかの参列者が見込まれるような葬儀ならいいかもですが、普通の家庭の葬儀にはねぇ…。
社長さんは「新しいことはなかなか受け入れてもらえないと思うが、時代が進んでいろいろ変化が出てくれば
いつか理解も…」というようなことを言っておられました。
でも、載せられていた写真には、車に乗ったまま、片手はハンドルで身体ひねって窓から右手だけ出して、
差し出される焼香台に焼香する…という姿が映っていました。
まぁ運転できるくらいなら自分で来るでしょうから、実際には運転席の後ろの座席に座って、
窓から…ということになるのでしょうけれど、たのまれ運転手ならお焼香しなくてもいい?
こまかいことが気になるのが、私の悪いクセ(杉下右京サマ風に…)。
葬儀に参列するってなんなんだろう、とか冥福を祈るとはどういうことだろうとか、そこまで考えてしまって。
今はパソコンでお墓参りもできる時代ですが、それでも「墓参り代行」という職業があります。
遠いから、高齢だから…頼む理由は様々ですが、それを「人に頼む」という安心感でワタシ的にはOKです。
それを思うと、車に乗せて連れて行ってくれる人がいるなら、普通に参列すればいいし、
すわったら動けないなら、誰かに依頼した方が…と思ってしまいました。
父はいまから「簡素でいい。『友の会』に入ってるのだから安く割り引いてもらえるし」なんて言っています。
母の葬儀も自分の両親の葬儀もやっていますし、私の主人の葬儀も知っていますから。
伯父も最初から家族葬専門の小さなホールでやりました。全部入っても30人くらい。
葬儀の価格ってほんとわかりませんが、葬儀社でも競争はあるようですから、
あれこれ新しいことも考えなければいけないのかもしれませんし、
今の時代の方には「いいアイデア」と受け取られるのかもしれません。
社長さんの言うとおり、いずれはそれもスタンダードな「参列方法の項目」にはいっていくのかもしれませんが、
少なくとも私の時はお断りしておきたいです。あ、元々そんなに来ないか…だはは。
なんかちょっと違う。。。
代参という言葉もありますしね。
先日も義母の友人のお葬儀に義母に代わってお参りさせて頂きましたが、お亡くなりになった方は高齢でしたのでそのお友達、となるとご家族の方が代わってお参り、という方が何人かいらっしゃいました。
それでいいのではと思いますがねえ。
会館から送るのが当たり前になっていますね。
その内ドライブスルーで送るのが当たり前に
なるのでしょうか。
いずれ送ってもらう身、大層な葬儀から簡素化に
なったのは喜ばしいことですが、あまりにも味気ない
ドライブスルーでは送ってもらいたくないですけどね。
でも、人間関係がほんと段々と希薄になっていくので、そんな日もやってくるのかな?
私なら、ドライブスルーで参列するくらいなら、弔電や香典を送るだけにするかもしれません。←これなら今でも一緒ですけれどね^^;
ドライブスルーでもお参りしたいという気持ちがね。。まだわかりません。
やっぱりヘンですよね。
お焼香すりゃいいってもんじゃない…と思います。
悼む気持ちは、人からは見えませんけれど、
ちゃんと持っていればいいのではと。
私ももしそんな場面に行きあったら、
代参でお願いしたいです。
私も同じことを思います。
確かに葬儀が簡素化されることは、ある種ありがたいことでもありますが、
でも、これは簡素化というより「手抜き」みたいで…。
いくらパソコンや大型テレビで「画像」に慣れているといっても、
ランプつきました、あ、○○さんだ、帰った…??なんて
お経聞きながらのときに、モニターなんかずっとみますかねぇ。
そのうち、ドライブ・スルー用マイクロバス…なんて?
みんなまとめてバスのなかでお焼香、はいおしまい…?
弔電や香典を送らせていただく方が、
ずっとお互い気が楽だと思いますけどね。
ひろまってほしくはないと思っています。
テレビで取り上げていました。
映像みて、もう無理しなくて良いのじゃないと思ってしまいました。
車での参列者が来ると、部屋の中のランプだったかが付いて、係りの方が二人して窓開けました。
大きな窓でしたよ。
そこで、焼香台を差し出し・・・。
別の部屋かなと思ったら、告別式をやってる同じ部屋。
映像で遺族の方が観れるようになってました。
お経上げてる最中はダメなんだそうです。
でもねえ。窓あけたら冬場寒かろうなあと思いました。
風強い日はこれまた大変そう。
中に居たら(来ないで)と思うかも。寒いもの。
ただでさえ、最近冬場が多いのです。
私なら、「そこまでしてこなくて良いよ♪
気持分かってるから。」と思うわ。
代理ということも出来るしねえ。
昨年の母の時は家族だけ。もう高齢だし知り合いも少なかったしね。
テレビでもやりましたか…。
ほんとそのたびに窓あけて…
お経の途中はダメ…
かえってめんどくさそうです。
私も「そんなにまでしてこなくていいよ」ですね。
最近、葬儀の簡素化はよく言われますし、
実際にこのくらいでできます…みたいなパンフも入ります。
そういう簡素化はいいけど、これは簡素化じゃなくて、
どうも葬儀屋さんの「新しい価格上乗せ法」としか、
思えないんですよね。
なんだかなぁ…の話題でした。