
母のことはブログでは時々書かせていただいたものの、
パソコンをやらない友人知人には、何も知らせていませんでしたし、
時期的に喪中のお知らせも間に合いませんでしたので、年賀状がドッと届きました。
これから寒中お見舞いを書くところなのですが…年賀状ってやっぱり楽しいですよね。
印刷だけのものでも、その人の顔を思い出し、あんなことがあったなぁとか、
おや、娘さんおよめにいったんだーとか…。
今年秀逸の一文、もう何十年もあっていない学生時代の友人ですが、
「一度 『経年劣化』 を見せ合いましょう」…だはははは。
いやぁ「面の皮、鋼鉄製」といわれた私も「金属疲労」がきてるし~。
思い出す彼女は、30代の姿、背が高くて細面、アタマがよくてシャレた物言いをするヒトです。
オツムの方は経年劣化どころか、お手入れ万全で、益々磨きがかかっているようです。
久しぶりに会いたくなりました。
もう一人、この方は男性なのですが、実はたった一度しかお会いしていません。
25歳くらいのときだったと思いますが、友人と伊勢路を旅しました。
そのとき友人が「会社のヒトで、家業を継ぐために退社して名古屋にかえった男性がいる」と、
その人と名古屋で会う約束を取り付けていたのです。その男性Mさんはちょっと年上、独身とのことでした。
私は当時、今のオットと付き合っていましたから、これは友人が私をダシにしたな…と思っていたのです。
Mさんは、甥ごさんだったかをつれてこられたので、即席のダブルデート、
お二人とも楽しい方で、車であちこち案内してくれて、食事もご馳走していただきました。
楽しい一日を過ごし、お互いに住所を知らせあって別れましたので、
帰宅後お礼状を書き、それがきっかけで年賀状のやり取りが始まりました。
その後Mさんも私もそれぞれ結婚し、子供がうまれ、私は4回の引越し、
アチラもご自宅を移られたりしてお互い住所が何度か変わったのですが、
なぜかちゃんと知らせあい、35年たった今も毎年必ず年賀状を頂くわけです。
私よりちょっと上ですが、自営業のためまだまだ「現役」、今年の一文は
「釣りとスキーに熱中。まだまだ若いものには負けん!若干燃費が悪い」…。
この低燃費時代ですが、頼もしいです。私はずっと「ソーラー電池」ですから、
天気さえよきゃぁアータ、怖いものなしですがな。
Mさんは名古屋の北区で帽子やさんをなさっておられます。
ところで私の友人…旅行のあとしばらくたって「で?どうなのよ、その後」と聞いたら「何が?」…。
Mさんは完全に「タダのアッシー君扱い」でした。
何年か経って、Mさんと年賀状のやりとりしてるといったら、
友人が「えぇーっなんでぇ?あたし、出してないよぉ」… ちなみに彼女はまだ独身…。
(逃がした魚は大きかったのだぞ、キミ)
そんなわけで、ちょっぴりお正月気分を味わいました。
それにしても寒いお正月ですねぇ。寒いからと「コタツムリ」になっていると、正月太りしまっせぇ…、
と、ヒトゴトのように言ってる私、パソコンしながらせんべかじるの、やめないかん…。
年に一度の年賀状だけはず~っと続いて
いる不思議なご縁の方っていますねぇ。
久しぶりに会いたいね・・と言いながら
何年も会っていない人やどうされている
のかなぁと気になっていると、近況報告
が書かれてあったり、年賀状ってやっぱり
いいものですね。
あれだけおつきあいがあったのに…
なんて人もいますし、おもしろいものですね。
マメな人の毎年の凝ったハガキが楽しみだったり、
毎度「とりあえずだしたからね」みたいなのだったり、
個性も出るし、楽しいものですね。