ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

免許更新

2011-11-13 11:09:54 | つれづれ

 

写真は、父の車、薄いブルーなのですが、少し離れるとなんとなーく薄紫が感じられて、いい色です。

 

 

免許更新、父の話です。

父は70を過ぎていますので、たとえゴールドでも、3年に一度。

しかも「高齢者」用特別メニューで、実施試験があります。

それと「認知症の有無」「反射神経などの試験」…。

そのため、実際の免許更新は来年の春なのですが、その「高齢者ナンタラ」というのは、

かなり前からでいいそうで、済ませてきたわけです。

一度やっていますから「記憶力のテストがあるんだよな」…で、練習しとこ…。

してもあんまり…とは思いましたが気は心と言いますし、父が安心ならと思い、

何日間かですが、お付き合いしました。毎日5個ずつ、身近なものを箱に入れ、みてもらって、

しばらく経ってから思い出してもらう…というあれです。

母の認知症の診察の時にもやりましたので、正確ではりませんがとりあえずおつきあい…。

「はさみ・ライター・鉛筆・バンドエイド・めがね」という具合です。

翌日父が「昨日のテストをうちに帰って日記に書こうとしたんだけど、ひとつだけ思い出せないんだ。

何々と何々と…あとひとつなんだっけ」…言われたコッチが忘れてるっちゅーの。

おかげで私も毎日メモメモ…。ん?あたしも鍛えられた?

 

で、実際どうだったかと言いますと「いやぁ方法がかわっててさ、いきなり16個だよ」…えぇーっ!

スライドのようにどんどん出てきて消える…でも、答えを書き込むときは例えば「1番 野菜」とか

なんとなくつながるヒントがでるのですと。それでも半分もいったかな…だったそうですが、OK。

なんでも、3種類のテストで、点数がプラスいくつ…になるほどダメだそうで、マイナス1.5とか、

そういうほうが正常値なんだそうです。父はちゃんとマイナスで合格でした。

 

実施の方は、嫌ですねぇ、あの教習所の試験のように、後ろに一人乗せて、試験官乗せて走るんですよ。

私は教習所なんて二度と行きたくないところだと思っているのに…まぁ父は運転は大丈夫ですから…。

父が同乗したときのドライバーは女性だったのだそうですが、本線から右側にあるクランクにはいるというコース、

そのまま行こうとするので、父は自分の時に間違えたらいけないと思って、ここはウィンカーだすんですよね、と言ったと。

その女性はあわててウィンカー出したそうで…。

「じーちゃん、それってその人に答え教えてるやん。それも含めてできるかどうかが試験でしょ」と言ったら

「あっそーか」…しっかりしておくれ…。その女性、得しましたがな。

小さい教習所なので、20人くらいだったそうですが、何人かはクランク落ちるわ、車庫入れでぶつけるわ、

あげくに最初に車を決めるために「普段はオートマですか、マニュアルですか」と聞かれてわからない人もいたと…。

えーとペダルが三つあって…そりゃ同じだってば…。

試験官が「オートマの場合は運転するときに…」と細かく説明してやっと「あぁそれです」

こういう人が乗っているのかと思うと怖いですわ。

 

よくある「踏み間違い」の対処として、縁石に見立てた出っ張りにわざと乗り上げて、

すぐにブレーキで止まる…というのもあったそうです。駐車場で上の方から突っ切って落ちたりもしますからねぇ。

私が行くスーパーの屋上駐車場でも、いつも私が止めるところの向こう側、壁にバックで激突した後があります。

かなり長い間シートかぶせたり工事したりしてました。

明らかに前進するつもりが、バックで縁石乗り越えて更に加速…ですね。

コンクリートの壁ですから、飛び出すことはないのですが、思い切り崩れてました。

車はおそらくトランクがぺしゃんこになったでしょうね。怖いです。

父も「次回は80歳だからな。もうこれで返上かなぁ」とさみしいことを言っていました。

認知症さえなければ、運転というイミでは、まず何センチでとめてといっても止められる人ですから、

乗れたほうがいいと思う気持ちと、やっぱり80になったらなぁ心配だなぁと思う気持ちとです。

 

さてさて、私は来年が書き換えです。70までにはまだ間がありますが、

実は試験してもらったほうが…なぁんて思っているのですー。 


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6 コメント

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Unknown ()
2011-11-13 12:58:50
70からまたまた試験とは
ますます 免許を取る気が失せました。
大人しくしている事に
返信する
Unknown (陽花)
2011-11-13 15:59:49
私も来年更新です。
その次の時には認知症と反射神経の
試験を受けなければならないんですね。

確かに必要な試験だと思います。
信号待ちしていて変わっても、なかなか
発進しないと思うともみじマークがついて
います。
年齢と共に動作が鈍くなるんですね。
いつまで運転できるのかと思いますね。
お父様楽勝パスでよかったですね。
返信する
Unknown (とんぼ)
2011-11-13 18:53:31
惠様

そうなんですよ、私なんて今だって
けっこう危ないのに…。
更新できません…なんていわれたら…。

別の意味でおとなしくいきます。
返信する
Unknown (とんぼ)
2011-11-13 19:00:40
陽花様

私も同じです。今からため息ですわ。
でも、ほんとに、時々危ないなぁと思うとき
運転席が、かなりご高齢…ってことがあって
正直怖いと思っています。
周囲の人が気がついて「やめたら」と言ってあげる…
そういうこともむずかしいのだそうで。
やはり、自分で自覚しなくちゃですよね。
スーパーで出くわしたおじいさん、
一方向にグルグル回って降りる駐車場で、
ずっと右にウィンカー出してるんです
ついでに各階に到達すると、歩行者用にランプがついて警報音が鳴る。
そのたびに、ご本人が一時停止しちゃうのです。私の後ろが大渋滞…?
「流れに乗ってくれぇ」です。
いつか自分がそうならないように…と、いまから思います。
返信する
ペーパー (たま)
2011-11-14 00:34:27
大学生のとき免許を取って以来、バイクに乗った以外はペーパードライバーです。
車の運転が決定的に合わないと思いまして。自宅の車も自分では絶対運転しません。
都会は公共の交通機関が発達してるから、という理由で東京で就職した身です。近くに札幌があれば札幌、大阪なら大阪、ニューヨークならニューヨークに住んだでしょう。
若くて健康なときは地方に住んで働き、トシをとったら公共交通機関が発達したところに住めば。。。な~んて考えても、それは割り切れるものじゃないですよね。実際、地方でしか出来ない仕事もあれば、住みたいところに住む自由も保証されてるのですし。
高年齢の方の過失事故より、飲酒運転の人間の意識の方が社会的にどうか、と思う者です。こっちの罰則をきびしくして欲しいと思いますね。
そして。。。今は高齢者が多いから規則を厳しくしてますが、少子化でこの先人口が減れば、車も売れず企業が困り、法律が変わる気がします。ブラックでしょうか(^^;)
返信する
Unknown (とんぼ)
2011-11-14 02:53:16
たま様

私も一生車の運転はしないつもりでしたが、
息子が車椅子生活とわかって、42歳で取りました。
今でも乗らなくていいなら乗りたくはないですが、
一方でゴッソリ荷物の載せられる便利さは捨てがたい…。

今既に車は少子化と若者の車離れで、四苦八苦しています。
この先も高齢者はそうそう減らないし、だから「危ないときは勝手に止まる」
なんて車が開発されていますね。
たぶん、方向性をかえていくのでしょう。

飲酒運転は、罰則厳しくなりましたが、いっときですねぇ。逆に飲酒がばれないようにと逃げたりもします。情けない。
「危険運転ナンタラ」より「ひき逃げして被害者がなくなったら、
一律殺人罪」にするべきだと思っています。
過失じゃありませんよね、うっかり飲んでたなんてことないんですから。
返信する

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