写真は、父の車、薄いブルーなのですが、少し離れるとなんとなーく薄紫が感じられて、いい色です。
免許更新、父の話です。
父は70を過ぎていますので、たとえゴールドでも、3年に一度。
しかも「高齢者」用特別メニューで、実施試験があります。
それと「認知症の有無」「反射神経などの試験」…。
そのため、実際の免許更新は来年の春なのですが、その「高齢者ナンタラ」というのは、
かなり前からでいいそうで、済ませてきたわけです。
一度やっていますから「記憶力のテストがあるんだよな」…で、練習しとこ…。
してもあんまり…とは思いましたが気は心と言いますし、父が安心ならと思い、
何日間かですが、お付き合いしました。毎日5個ずつ、身近なものを箱に入れ、みてもらって、
しばらく経ってから思い出してもらう…というあれです。
母の認知症の診察の時にもやりましたので、正確ではりませんがとりあえずおつきあい…。
「はさみ・ライター・鉛筆・バンドエイド・めがね」という具合です。
翌日父が「昨日のテストをうちに帰って日記に書こうとしたんだけど、ひとつだけ思い出せないんだ。
何々と何々と…あとひとつなんだっけ」…言われたコッチが忘れてるっちゅーの。
おかげで私も毎日メモメモ…。ん?あたしも鍛えられた?
で、実際どうだったかと言いますと「いやぁ方法がかわっててさ、いきなり16個だよ」…えぇーっ!
スライドのようにどんどん出てきて消える…でも、答えを書き込むときは例えば「1番 野菜」とか
なんとなくつながるヒントがでるのですと。それでも半分もいったかな…だったそうですが、OK。
なんでも、3種類のテストで、点数がプラスいくつ…になるほどダメだそうで、マイナス1.5とか、
そういうほうが正常値なんだそうです。父はちゃんとマイナスで合格でした。
実施の方は、嫌ですねぇ、あの教習所の試験のように、後ろに一人乗せて、試験官乗せて走るんですよ。
私は教習所なんて二度と行きたくないところだと思っているのに…まぁ父は運転は大丈夫ですから…。
父が同乗したときのドライバーは女性だったのだそうですが、本線から右側にあるクランクにはいるというコース、
そのまま行こうとするので、父は自分の時に間違えたらいけないと思って、ここはウィンカーだすんですよね、と言ったと。
その女性はあわててウィンカー出したそうで…。
「じーちゃん、それってその人に答え教えてるやん。それも含めてできるかどうかが試験でしょ」と言ったら
「あっそーか」…しっかりしておくれ…。その女性、得しましたがな。
小さい教習所なので、20人くらいだったそうですが、何人かはクランク落ちるわ、車庫入れでぶつけるわ、
あげくに最初に車を決めるために「普段はオートマですか、マニュアルですか」と聞かれてわからない人もいたと…。
えーとペダルが三つあって…そりゃ同じだってば…。
試験官が「オートマの場合は運転するときに…」と細かく説明してやっと「あぁそれです」
こういう人が乗っているのかと思うと怖いですわ。
よくある「踏み間違い」の対処として、縁石に見立てた出っ張りにわざと乗り上げて、
すぐにブレーキで止まる…というのもあったそうです。駐車場で上の方から突っ切って落ちたりもしますからねぇ。
私が行くスーパーの屋上駐車場でも、いつも私が止めるところの向こう側、壁にバックで激突した後があります。
かなり長い間シートかぶせたり工事したりしてました。
明らかに前進するつもりが、バックで縁石乗り越えて更に加速…ですね。
コンクリートの壁ですから、飛び出すことはないのですが、思い切り崩れてました。
車はおそらくトランクがぺしゃんこになったでしょうね。怖いです。
父も「次回は80歳だからな。もうこれで返上かなぁ」とさみしいことを言っていました。
認知症さえなければ、運転というイミでは、まず何センチでとめてといっても止められる人ですから、
乗れたほうがいいと思う気持ちと、やっぱり80になったらなぁ心配だなぁと思う気持ちとです。
さてさて、私は来年が書き換えです。70までにはまだ間がありますが、
実は試験してもらったほうが…なぁんて思っているのですー。
ますます 免許を取る気が失せました。
大人しくしている事に
その次の時には認知症と反射神経の
試験を受けなければならないんですね。
確かに必要な試験だと思います。
信号待ちしていて変わっても、なかなか
発進しないと思うともみじマークがついて
います。
年齢と共に動作が鈍くなるんですね。
いつまで運転できるのかと思いますね。
お父様楽勝パスでよかったですね。
そうなんですよ、私なんて今だって
けっこう危ないのに…。
更新できません…なんていわれたら…。
別の意味でおとなしくいきます。
私も同じです。今からため息ですわ。
でも、ほんとに、時々危ないなぁと思うとき
運転席が、かなりご高齢…ってことがあって
正直怖いと思っています。
周囲の人が気がついて「やめたら」と言ってあげる…
そういうこともむずかしいのだそうで。
やはり、自分で自覚しなくちゃですよね。
スーパーで出くわしたおじいさん、
一方向にグルグル回って降りる駐車場で、
ずっと右にウィンカー出してるんです
ついでに各階に到達すると、歩行者用にランプがついて警報音が鳴る。
そのたびに、ご本人が一時停止しちゃうのです。私の後ろが大渋滞…?
「流れに乗ってくれぇ」です。
いつか自分がそうならないように…と、いまから思います。
車の運転が決定的に合わないと思いまして。自宅の車も自分では絶対運転しません。
都会は公共の交通機関が発達してるから、という理由で東京で就職した身です。近くに札幌があれば札幌、大阪なら大阪、ニューヨークならニューヨークに住んだでしょう。
若くて健康なときは地方に住んで働き、トシをとったら公共交通機関が発達したところに住めば。。。な~んて考えても、それは割り切れるものじゃないですよね。実際、地方でしか出来ない仕事もあれば、住みたいところに住む自由も保証されてるのですし。
高年齢の方の過失事故より、飲酒運転の人間の意識の方が社会的にどうか、と思う者です。こっちの罰則をきびしくして欲しいと思いますね。
そして。。。今は高齢者が多いから規則を厳しくしてますが、少子化でこの先人口が減れば、車も売れず企業が困り、法律が変わる気がします。ブラックでしょうか(^^;)
私も一生車の運転はしないつもりでしたが、
息子が車椅子生活とわかって、42歳で取りました。
今でも乗らなくていいなら乗りたくはないですが、
一方でゴッソリ荷物の載せられる便利さは捨てがたい…。
今既に車は少子化と若者の車離れで、四苦八苦しています。
この先も高齢者はそうそう減らないし、だから「危ないときは勝手に止まる」
なんて車が開発されていますね。
たぶん、方向性をかえていくのでしょう。
飲酒運転は、罰則厳しくなりましたが、いっときですねぇ。逆に飲酒がばれないようにと逃げたりもします。情けない。
「危険運転ナンタラ」より「ひき逃げして被害者がなくなったら、
一律殺人罪」にするべきだと思っています。
過失じゃありませんよね、うっかり飲んでたなんてことないんですから。