お彼岸まで…は、仕方ないとして、もう桜も散りかけてるというのにまだ寒くなって、ヤですー。
写真はそれでも頑張ってくれているムスカリさんグループ。
昨日は父の誕生日でした。88才、米寿です。
母が亡くなった直後に病気をして弱気になった父に、がんばれっ目標「米寿」!と、ハッパかけてましたが、
あっという間に10年以上も過ぎたわけで…ほんとに早いです。
足もだいぶ以前よりヨレてきているし、全体的に衰えていることは否めませんが、
とりあえずワクチン3回、何の副反応もナシ、普段は風邪もひかない「昭和ヒトケタ」の強さを
存分に発揮しています。
友人たちの親の年代も同じで、何かと「昭和ヒトケタ」って強いよねぇと…。
戦争の時代、10代だった年代、食べるものも大変だったと思いますし、父なども疎開先で
ずいぶんひもじい思いもした…と言ってました。結局粗食くらいが体にはいいんでしょうかねぇ。
振り返ってみれば、両親は今にして思えば「健康的な食事と生活」でした。
元々母は関西ですから、ダシ強めの塩薄め…。父は今でもインスタント麺などのスープは、
規定量ではあまりに濃くて食べられない…といいます。実は私もそうです。
父は「半分でいい」といいますが、私はさすがに半分では薄いですけれど。
そして両親ともに規則正しい生活…これはアタシには無理~~。
母は米寿手前で亡くなりましたが、父は母の年を越えました。
次は「卒寿」だからねと言ったら、ため息ついてましたけど。
コロナとか物価値上がりとか、何かと暮らしにくい今の状況。
体の不自由な父には、更に暮らしにくいと思いますが、
ちょっと何かあるとすぐ「俺はもう生きすぎた」だの「いつまで生きなきゃならない」だのと言います。
私はそれを聞くのが一番苦手です。
確かに、寝たきりですべてのことを人に託さなければならなくなったら、
そんな気持ちにもなるのだろうと思います。私だってそうなったらわかりません。
でも、今の父はマヒは少しあっても、一人で暮らせている状況です。
買い物も生協もやっていますし、私に言ってくれれば手に入れにくいものでも大きいものでも、
なんとかなります。できることは手伝えば、なんとか暮らしていけるのです。
だったら「ボチボチでも生きていかなきゃ」と考えてほしいと、つい思ってしまいます。
いいことがなかなか耳に入らない昨今、せめて無事誕生日を迎えられたこと、素直に喜びたいと思います。
ちなみに、お祝いにお菓子を付けました。
これがおいしかったです。こちら、ふみこ農園のフルーツフィナンシェ
今月は私の誕生月でもあります。自分でケーキでも買うかなぁ。
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