ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

なんか寒いですね。

2022-04-03 15:05:50 | つれづれ

 

お彼岸まで…は、仕方ないとして、もう桜も散りかけてるというのにまだ寒くなって、ヤですー。

写真はそれでも頑張ってくれているムスカリさんグループ。

 

昨日は父の誕生日でした。88才、米寿です。

母が亡くなった直後に病気をして弱気になった父に、がんばれっ目標「米寿」!と、ハッパかけてましたが、

あっという間に10年以上も過ぎたわけで…ほんとに早いです。

足もだいぶ以前よりヨレてきているし、全体的に衰えていることは否めませんが、

とりあえずワクチン3回、何の副反応もナシ、普段は風邪もひかない「昭和ヒトケタ」の強さを

存分に発揮しています。

友人たちの親の年代も同じで、何かと「昭和ヒトケタ」って強いよねぇと…。

戦争の時代、10代だった年代、食べるものも大変だったと思いますし、父なども疎開先で

ずいぶんひもじい思いもした…と言ってました。結局粗食くらいが体にはいいんでしょうかねぇ。

 

振り返ってみれば、両親は今にして思えば「健康的な食事と生活」でした。

元々母は関西ですから、ダシ強めの塩薄め…。父は今でもインスタント麺などのスープは、

規定量ではあまりに濃くて食べられない…といいます。実は私もそうです。

父は「半分でいい」といいますが、私はさすがに半分では薄いですけれど。

 

そして両親ともに規則正しい生活…これはアタシには無理~~。

母は米寿手前で亡くなりましたが、父は母の年を越えました。

次は「卒寿」だからねと言ったら、ため息ついてましたけど。

 

コロナとか物価値上がりとか、何かと暮らしにくい今の状況。

体の不自由な父には、更に暮らしにくいと思いますが、

ちょっと何かあるとすぐ「俺はもう生きすぎた」だの「いつまで生きなきゃならない」だのと言います。

私はそれを聞くのが一番苦手です。

確かに、寝たきりですべてのことを人に託さなければならなくなったら、

そんな気持ちにもなるのだろうと思います。私だってそうなったらわかりません。

でも、今の父はマヒは少しあっても、一人で暮らせている状況です。

買い物も生協もやっていますし、私に言ってくれれば手に入れにくいものでも大きいものでも、

なんとかなります。できることは手伝えば、なんとか暮らしていけるのです。

だったら「ボチボチでも生きていかなきゃ」と考えてほしいと、つい思ってしまいます。

 

いいことがなかなか耳に入らない昨今、せめて無事誕生日を迎えられたこと、素直に喜びたいと思います。

ちなみに、お祝いにお菓子を付けました。

これがおいしかったです。こちら、ふみこ農園のフルーツフィナンシェ

今月は私の誕生月でもあります。自分でケーキでも買うかなぁ。

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