今日は「柄合わせ」のお話はちとお休みです。
友人から「画材としてのシュガーポットを探して」と頼まれました。
ヤ○オクに一個だけ、状態のいいものが出ていたので落札。
届いたのですが、すみませんぴったりカバー済みなので、取らずに写真を撮りました。
実は、実家にも一個あります。現役活躍中なので、貸してとは言えなかったのですが、
上にすこしだけ赤紫が入った切子です。
友人に言われて「そういえば我が家にはないなぁ…」。いや、どこかにあった…なんか飾り気のない、
つまんなーい感じのが…あんまり使わなかったからねぇ…。
オークションを覗いて、友人に「一個出てるよ」とメールしたら、
「あの持ち手のとこ、昔風のえーとフタがついてて金具がついててTの字に…」。
はいはいわかっております、私の年代で「ちょっと古いシュガーポット」と言ったらあの形です。
返信しました。「だいしょぶ、うしろはしっかりTバック」…ちがうやろ。
とりあえずお役目は果たせたのですが、さてさて、何でシュガーポットを使わなくなったのかしらん。
原因その1、ウチでシュガーを使うものを飲むのは主人だけ。私はほぼ「緑茶」。
その主人も、毎日家でゴロゴロしているわけではありませんから、結局は回数少ない。
ついでにコーヒーや紅茶をおしゃれに出すようなお客がこない…(我が家はお客様にも「緑茶」がメインです)。
原因その2、コーヒー用はいわゆるグラニュー糖を使ってましたが、なかなか減らないので湿気る。
原因その3、なにやらコーヒー・シュガーにしてみるだの、ダイエット甘味料にするだの…
結局中途半端になってしまった…
ので、結局いわゆる「ペットシュガー」を使い始めたのは、いつのころからだったか、です。
ペットシュガーも、健康志向が高まるとグラムが細かく分かれてきましたね。
主人にもと思って、グラム数の少ないのを買っていますが…2本つかっとる…なんにもならんし。
シュガーポットも、結局はペットシュガーを立てておく器に変わり、
あまり使用しない我が家では、いまや、だれかにおみやげでもらった「ぷーさんのプリン」の器です。
トップ写真のようなシュガーポットは、昔の喫茶店では当たり前に置いてありましたが、最近はどうなんでしょう。
もう50年近く前、友人たちと、その知り合い数人と、横浜ダイヤモンド地下街の喫茶店「カリオカ」に入りました。
年上の男性が多く、私たちはからかわれるやら笑わされるやら、楽しくひとときすごしまして…
お店を出たとき、その年上の男性の一人が「やってきちゃった」と、持っていた紙袋をひょいと持ち上げました。
えぇ悪いことです。「あぁワルイんだぁ、みんな、こんな大人になっちゃダメよ」なんて、
これも年上の女性が私たちに言いました。その人が持って出たのは「シュガーポット」。
当時のカリオカのシュガーポットは、ころんと丸くて、確か薄い茶色に色がついていたっけかなぁ。
そしてフタは本体にはついてなくて、円形のもので厚みのあるコルクだったかしら。
それをただのせるだけのタイプでした。スプーンを入れるためのU字型の穴がカットされていて、
そこにかわいらしいスプーンがはいってました。
これを紙袋に入れ、冬のことでマフラーだの自分のノートだのを上にかぶせて隠し、お店を出たわけです。
お店からかなり離れてから「ほーらね」と、紙袋をあけてみたら…
そんな形状ですし、フタはのせてあるだけ…で、見事にポットは紙袋の中ででんぐり返ししてまして、
マフラーもノートも、底の方にはいっていた手袋も「シュガーまみれ」になってました。
全員に「だから悪いことはできないんだよー」と言われていました。
昭和の香りのする喫茶店…なんてところにいったら、まだお目にかかれますかしら。
実家のポット、改めてしげしげと眺めたことはないけれど、すでに「レトロ」ですねぇ。
そういえば、昔はコーヒー頼むと、ミルク入れとしてステンレス製の小さいポットが付いてきましたね。
あれを持っていると幸運が訪れる…なんていわれて、みんな喫茶店であれをもってきちゃう、
ということがはやったことがありました。私はコーヒー飲まないので、一個も持ち帰らずじまい。
「悪いことして幸運になんかなるわけないっ」と言い張ってましたっけ。
ポットやシュガー見ていたら、たまには紅茶でも飲むかなーなんてきになって、
出してきたのが「スティックタイプのジンジャー・ティー」…情緒も何もないわ…。
我が家もお砂糖を入れる、という事がないのでシュガーポットはありません。
お客様もお砂糖を使わない方が殆どですねえ。
で、たまにお砂糖が欲しいという方がいると慌てたりします(笑)。
いつの間にか気が付かないうちに色々なものが無くなってきてるのですね~
普通の上白糖は、料理で少し使いますが、
グラニュー糖は、ほんとに使いません。
お菓子作りもしないし…。
シュガーポット、言われてみて「みなくなったわ」と
あらためて思いました。
台所から姿をけしたもの、いろいろありますね。
普段は空き瓶にグラニュー糖を入れて使っています。
来客の時はスティックシュガーにしているので余計
シュガーポットの出番がありません。
こちらに引越して来て
お客様をお呼びする事も無くなり
打ち合わせでいらっしゃる方には
珈琲の受け皿にスティックシュガー
確かに味も素っ気も無くなりましたわ
人をお呼びしていた頃には
茶色や透明の小さな氷砂糖風のものを
小さな器に入れて珈琲に添えていたりしていたのですけれどねぇ・・・
我が家ではシュガーポットそういえば使いませんね。いつのまに消えました。
主人コーヒーお砂糖抜き、私と息子はノンカフェインの甘いやつです。
あのスティックシュガーが出てからは、ずっとあれです。
シュガーポットって、スプーンの入る隙間があるから、
湿気るんですよね。
人間は便利な方に流れますが、
スティックシュガーは、量もわかるし秀逸だと思いますわぁ・
そうそうコーヒーシュガーとか、なにかお返しでもらったような、
バラの形の角砂糖とか…。
用がなくなりましたわ。ノンシュガーの人も増えた気がします。
私はコーヒーは、ミルクとお砂糖がないと…のお子様なので、
よそさまで3グラムなんていうペットシュガーを出されると、
もうあと2本っていいたくなります。
ほんとに言われてみて「あぁそんなのあったなぁ」でした。
骨董品で出るんですからねぇ。
私はコーヒーが好きではないので、お砂糖はほんとに使いません。
緑茶のものすごく苦いのは好きなのにねぇ。
好みっておもしろいものです。