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頭痛はなんとか昨日一日で収まりましたが、もう無理はできないと、モタモタやってます。
また今日はお天気が…降るの?降らないの?どっち…みたいな。
敷きマットを洗いたかったのですが、あきらめて小物のみ…しばらくこんなですって。
梅雨の末期の大雨…はよくいいますが、明日はもっとあぶないそうで。
というわけで、モタモタゴソゴソですので、とりあえず今日は、本からの写真多用で。
トップ写真は「新しい和裁読本」となっていますが、昭和29年のもの。
このなかに、ちょうどいい見本がありました。
元々が「柄合わせ実験集」という企画なので、どうにもすごい柄が出てきます。
とりあえず、ゆかたに限らずちと面倒なのが「片身替わり」です。
ゆかたって結構多いんですよね。だれだかわかります?南田洋子さんです。
こういう柄は、背縫いで追っかけにするか突合せにするかで、全体のイメージが大きく変わるわけですね。
こういうものは、最初に「衿」と「おくみ」をどちらにするかで、ほかのところも決まってくる傾向があります。
真ん中の二枚を抜き出してみました。
最近は、ゆかたはもう「つるし」で当たり前ですから、こんなことは気にせず買う方も多いと思いますし、
気になっても直すわけにもゆかず…ですからねぇ。
作る方も、面倒でないほうを選んだり、元々片身替わりも少ないのではないかと思いますが…。
実は、こういう柄合わせが楽しい悩みとなるのも、ゆかたの魅力なんですよね。
片身替わりでなくても、飛んでいる柄の配置を考える…これは一昨日の私の「立湧に蝶」もそうですが、
たとえば同じ柄が真横に並ばないように、きをつけるなど。
ずらすか、並べるか、そして衿元胸元は、顔に近いところですから気を付けて…。
これ、ゆかた地を反物で買うと、呉服屋さんが「柄合わせどうしますか」…といいます。
まぁオーソドックスにちょっとずらす程度でいい柄なら「おまかせします」ですが、
こだわりたい場合は、買ったその場で反物広げて「衿がこうだとおくみが…」と、やるわけです。
自分で縫うときは、とにかく裁つ前に何度も広げてはたたみ、たたんではずらし…と大変なんですよね。
かといって元々ゆかた地は特別長いわけではありませんから、
この柄をここに出したいのに、それでは生地がたりなくなるぅ、とか…。
そのうちたたみすぎて「あれっ、どこだっけ」なんて。
もう遠い昔の話ですが、自分のゆかたのとき「次はこんなに悩まなくていい柄にしよう」と思ったか…
いいぇぇ「次は人に縫ってもらお」でした。
まだまだお話はありますので、またいずれ。
今日もできるだけ早めに寝ることにします。
上前の胸元と膝付近
そして 左右の袖に柄を置き
お尻の位置には柄を置かないように
と思い
反物を拡げて 右往左往
突き合わせ か 追っかけ か
少しでも痩せて見えるのは どちらか
最近はそればかり 気にしています
ですよね。
最近は縫い物もしませんが、やっぱり
選ぶとしたら柄合わせの楽なのと思いますね。
懐かしい思い出です。
柄合わせですかー考えたこともありませんでしたーこれは悩ましい問題なのですねえー考えてみると柄わせをしなければならないような物を持っていない!
これはつならないことですね(笑)。
そうそう「やせて見える効果」…ダイジです。
最近はもう、あまり考えない柄が多いのですが、
これで悩むのもいいものです。
人に縫ってもらうものでも、ああでもないこうでもないと
よくやりました。
一番いい形に、なんていっても、ほんとにそうかどうか、
できてみなければわからないんですよね。
あのころの家庭科って、いろいろつくったものですが…。
柄合わせは、楽しい悩みですが、
一度わからなくなると、もうグチャグチャになります。
なかなかたいへんなものです。