ニャンコの顔というのも、よくよく見ると小顔もいればブチャイクもあり…。
けっこうさまざまですよね。
先月からの新しい家族、細オモテニャンコ、このカオの小ささとスタイルのよさに、ヤキモチやいてます。
声がまたかわいいのです。ミャ~ン…なんてもぉぉぉ。おかぁちゃんは悩殺されてますぅ。
と、ここで…はい、今年はつまんなーいエイプリル・フールですみません。
このこは我が家のネコではありません。
なんだそれだけ?
ごめんなさいねぇ、それだけなんですが、実はちょっと不思議な出会いだったのです。
この子は、先月お彼岸のまっさいちゅうに、あらわれました。
玄関先に出ていたら、道路の向こう側を「みゃぁん みゃぁん」と鳴きながら、この子が歩いておりまして、
「ここどこぉ、ママぁ、どこいったのぉ」と、ほんとにそう聞こえるような鳴き方です。
首輪が見えたので飼いネコだとわかりましたから「どした?おうちがわかんなくなっちゃったの?」と
声を掛けたら、さささっと道路を横切ってやってきました。
でもさすがニャンコ、ちと用心深く、よってはきても触らせてくれない…でも離れない…。
実は我が家の近辺、珍しいほど「ネコ」がいません。20年住んでて、見たのは3匹くらいです。
よく見かけていた黒猫は、おんなじまっくろちゃんを1匹産みましたが、二匹で連れ立っていたのは数年で、
やがて子供のくろちゃんだけになりました。そのほかにはいかにも「ボスだぜ」タイプのぼってりネコや茶トラ。
人に聞いた話では、この辺りは飼いネコも家から外に出さないとか。そんなですから、ネコはほんとに珍しいのです。
なので、迷子ネコだとは思ったのですが、どこのニャンなのか見当もつきません。
玄関前までついてきたので、おうちはどこ?お名前は?って、犬のおまわりさんになってみたのですがねぇ…。
煮干しもかまぼこもあったな…と思い、おなかすいてるかな、待ってて…と玄関に入った時、
するりと庭先にまわっていきました。あわてて玄関開けっ放しのまま、台所に走り、
煮干しとかまぼこ出して庭側のガラス戸をあけ「おいでぇ、ごはんだよぉ」と呼びましたが、見えません。
しばらく待ちましたが気配はなく「庭を抜けてお隣さんにいっちゃったかな」とあきらめました。
しかたがない、とガラス戸を閉めて振り向いたら…なんと玄関からはいってきて、
リビングの入り口にちょこんと座って待ってました!お利口です、奥までは入ってこないのです。
「あららいらっしゃい」と、煮干しとかまぼこのカケラを出すと、まぁ匂いをかぎまくり、
私の顔と交互に見比べ、さんざん迷って食べない…「おまえさん、キャットフードしかたべてないんだね」と
あきらめて下に置いたら…ははは、食べましたがな…。
首輪を見ようとしても抱き上げさせない、かといって大暴れしてひっかいたりもない、
ちょっとだけねごめんね、と、抑えて首輪をみましたが、残念ながら名前はなし。
どうしたもんかねぇ、ウチじゃ飼えないし、こういうときFBやってると便利なんだけど…
ちょっとトモダチでやってる人に相談してみるか…とパソコンのスイッチ入れてる間に、
あらら、また出ていっちゃいました。追いかけて玄関出ると、なんとなーくその辺のにおいをかいでみたり、
たちどまってみたり…やがて一度振り向くと、「ありがと、おばちゃん」みたいにニャーンと一声鳴くと
ささっとまた道の向こう側に走り、そのまま行ってしまいました。
おうちに帰れたのかどうかもわかりません。
それっきり姿を見ていないのです。でも、なんだかとても近く感じるネコさんでした。
この話をしたら、友人が「お彼岸だしね。だれかが様子見に、よこしたんじゃないの?」と言いました。
言われるとそんな気がします。母も主人も動物好きでした。
おかぁちゃんがよこしたのかな、それとも昔我が家の飼いネコをかわいがってくれていたお隣のおばちゃんかな、
ひざ乗せネコがよく似合っていた父方のおじぃちゃんかな…。
あらためて母と主人の遺影にお線香をあげながら、元気でやってるからね、と手を合わせました。
「我が家のネコ」はウソですが、そのほかのお話は、ほんとです。
ネコは迷うと帰れない場合が多いのよね、とネコ好き友人の話です。
お彼岸に偵察?にきたニャンコちゃん、おうちに帰れたことを願っています。
しかし、すっきりした顔立ちで羨ましい~^^
我が家の周りは野良猫だらけ?で。。
時々ネズミを置いて行ってくれているのが、
有難迷惑というか。。。( ゚Д゚)
道に迷ってしまったら帰れないってこと、初めて知りました。
犬なら、どんなに遠くからでも返ってくるイメージがありますが、
猫は、自分で動き回るので、帰省本能が少ないんでしょうかね??
そうそう、前の生地のバッグとても素敵な色合いですね。
こんな風に縞木綿使うとオシャレになるんだなぁと、アイデア頂いて、そのうちに作ってみたいものです←イツニナルコトヤラ
毎年、つまらない写真まで使って、皆さまを呆れさせてきたのですが、
今年は余裕なく…でした。
この辺りの猫の少なさは、私もきたときから首をかしげるほど。
けっこう引っ越しもしていますが、たいがい通りを歩けば
何匹かに遭遇するものですが、ここはまったく出会いません。
不思議な町です。
前記事のバッグは、作ったことさえ忘れていました。
元々好きな作業なので、また何か作りたい…と、
余計なことを考え始めています。