メガネをひょいと置いてしまうのは、私の悪いクセのひとつです。
すぐ使うときはまだいいのですが、お風呂に入るとか、めがねなしの作業とか…。
めがねケースをいちいち出すのもめんどくさい…あっあの本の題名思い出した
「いつも面倒くさいと思ってしまうあなたへ」…はいはい、すみませんね。どーせ、めんどくさがりです。
で、最初これは息子のおもちゃ代わりのつもりで買ったのですが、意外と重たくて…
結局、私が使っておりますです。本来は写真のように、ちゃんとツルの部分も折ってかけるのですが、
いつもはひょいと鼻にかけるだけ。それでもレンズが下に付かないので傷も付かないし、汚れない…。
けっこうよかったんじゃない?と思っているのですが、家族からは不評です。
理由は…「ミッキーに老眼はかわいそーだよ」…そこかい…。
で、もうひとつ、これはバッチリと、自己満足しているもの。
母のためのフォトフレームです。
私は絵の額とか写真を入れるものはシンプルなのが好きで、大体はなーんの飾りもない木枠か、
今風の透明アクリル…だったのですが、母の写真にはどうも合わないんですねぇ。
元々オシャレな人でしたし、年齢に関係なく、かわいいもの、ステキなものを楽しんでいましたから。
で…ネットをウロウロ探すこと1時間…みーっけ、しました。
こちらです。写真の母はたぶん80を少しすぎたころ。この数年後には、病気でガクッと老け込みました。
ドレッサー・フォトフレーム、というのだそうです。
写真スペースが横長の楕円とか、ドレッサーが白とかピンクとか、何種類かあったのですが、
写真を縦長にしたかったし、左端のランプの笠の色が落ち着いていたので、これにしました。
全体の色も、落ち着いた色の方です。
前の台の部分、ほんとに細かく作りこんであります。
真ん中の宝石箱のうえの黄色いのは手袋です。母もオシャレな手袋、自分でレースで編んでましたねぇ。
ちなみにピンクだとこちら。アマゾンさん、写真お借りしましたー。
やっぱりちょっと若向きっぽいでしょ。
結構重いので(レジンのようです)、このままでもちゃんと立つのですが、
低いところだと写真が下を向いてしまうので、後ろにはちゃんとスタンドもついています。
写真立てなんて、写真がメインなんだから…と思っていたのですが、こんなのもいいですね。
ばーちゃん、よろこんでくれているでしょうか。
「このネックレス、趣味悪いわ」なんて言ってそうです。
お母様にとってもお似合いだと思います。
着物姿だったりすると、もっと縦長の姿見もいいですね。
化粧台付きのようなのでも良いし、
もちろん、ステキな・・・(アレ何というのでしたっけ、カバー?)
あれをめくってうしろにかけてあって・・・
昔の家具は名前がわかりません。
困ったもんです・・・・・
最近、どれも見かけなくなったように思います。
洗面所でお化粧するのが、今風なのかしら?
姿見は有るのに。
シンデレラに似合いますね、このドレッサー。
いいですか?よかった、ちと子供っぽいかとも思ってまして。
縦長の、引き出しつきは「鏡台」ですよね。
ほんとにあれもあればいいのに…ですね。
外国製のようですから、ムリですかねぇ。
鏡かけがめくってある感じで作ってあったら、
私そっちにしますわー。
母の鏡台の引き出しには、資生堂の薄紫の化粧水が
いつも入っていました。
今でもありますね「アストリンゼント」
懐かしい思い出です。
私も嫁入りにはドレッサーでしたが、大きすぎてジャマ。
昔の鏡台は下において、お座りして使いましたから、
姿見にもちゃんと使えたんですよね。
母のものを取っておけばよかったと思っています。
シンデレラ、そうですねぇ。ちっと年取りすぎたシンデレラ、
というより、私にとっては「魔法使い」みたいな母でしたわ。
母は気に入ってくれていると思いたいです。