今日はショートですー。
いい季節になりました。結婚式とか、来月は七五三もあるし、
旅行にもいいですね。着物好きとしては、うれしい季節、
記念にパチリ・・と写真を撮る機会も多いと思います。
そこでちょっと気になることが・・・。
今までいろいろな「着物関係」のブログやHPを拝見してきました。
ご本人だけでなく、お友達、お店のお客様など、
つまり「しろうと」の方々の着物姿の写真、たくさんあります。
立って写したそういう写真の、7割くらいのかたが上のイラストのように、
手を前で組んでいる立っている姿・・なんですね。
もちろん、何人かの方々がまとめて写ってるとか、
なにやらテンション高く楽しそうにしてらっしゃるとか・・、
そういう写真だと、けっこういろいろなポーズなんですが、
一人もしくは数人でのスナップ写真だと、ふしぎとこのポーズ・・が多いんです。
これって実はいちばんもったいなくて、つまらないポーズです。
帯の柄もみえなくなってしまうし・・・。
こちらは着物の本からの抜粋写真を2枚・・。
この写真はたいへん古いので、着物でモデル立ちしていますから、
腰が前に出て、足を片方前に出すポーズです。
これはやらなくても、普通に立っていればいいんですが、
まずはカメラに対して真正面を向いて立たないこと、少し斜めに構えて、
手の形は、こんなふうに「袂」を前にして柄を見せたり手を隠し気味にしたり、
柄を見せたい着物なら、袂をもう少し広げ気味でもいいですね。
とにかく、手を前で組まずに「下にさげる」ことです。
バッグがあるなら、カメラから遠いほうの手で提げる。
そうすると、帯や帯締めなどもちゃんと全部写ります。
もちろん、ステキなバッグも写したい・・というなら、
カメラに近い、前になってるほうの手で提げればいいわけです。
ちょっと年配になってくると、ひとりで写してもらうときなど、
なんかポーズするのが気恥ずかしくて、「ピースサイン」なんてできないし、
つい「気をつけっ!」の感じになってしまいます。
気をつけ・・でもいいですから「手」の位置だけ意識してさげてください。
「帯を写してもらう」という意識です。
まちがっても、両手でバッグを前に下げるという
「だいじなとこ・お隠しポーズ」はやめましょう。
もし、何人かで並んで、自分がどうしても列の真ん中、カメラの真正面、
横をちょっと向きにくい・・なんてときは、片手は下へ、
もう一方は「脇をしめ」「ひじを90度以上に曲げて」、
「手首から先を少し上に向ける感じで(ちょっとヒネリが入りますが)」
帯揚げの真ん中辺りをなんとなく触ってる感じ・・。
こうすると「いかにも」、のポーズにはならないし、
棒立ちよりはずっと表情でます。
袖もストンと落ちて、帯や小物のもよく見えます。
それと、これはオススメですが、着物の写真を撮ったら、
必ず後姿もとってもらっておくこと。これは「気をつけ!」がいいですね。
お太鼓の形、自分で真後ろから見られるのは写真が一番ですし、
うしろから見て、着物の下半身部分、ちゃんと裾つぼまりになっているか、
背中のシワはどうか・・、衿の抜き具合は??
そういうものをはっきり見られる手段です。
着物というのは、ある程度「着崩れて」当然のものです。
前かがみになれば、背中が伸びますし、イスに座ればお尻がでます。
そんなにひどくならなかったとしても、トイレにいったら必ず、
ちょっとあちこち手直しますね。写真で後姿をとっておけば、
「ちょっとした手直し」のとき、自分の後ろの気をつけるポイントもわかります。
着物姿というのは、最近珍しいですから、
けっこう後姿も見られるのです。私がそうですから・・。
振り返って後姿見て「あっお太鼓のタレ、あがってる、
トイレいって直すの忘れたな」なーんてね。あっ、そういうときは
もちろん、教えてあげてますよ!
後ろ姿もきれいでこその着物、写真をとる、それをいいチャンスにしましょう。
いい季節になりました。結婚式とか、来月は七五三もあるし、
旅行にもいいですね。着物好きとしては、うれしい季節、
記念にパチリ・・と写真を撮る機会も多いと思います。
そこでちょっと気になることが・・・。
今までいろいろな「着物関係」のブログやHPを拝見してきました。
ご本人だけでなく、お友達、お店のお客様など、
つまり「しろうと」の方々の着物姿の写真、たくさんあります。
立って写したそういう写真の、7割くらいのかたが上のイラストのように、
手を前で組んでいる立っている姿・・なんですね。
もちろん、何人かの方々がまとめて写ってるとか、
なにやらテンション高く楽しそうにしてらっしゃるとか・・、
そういう写真だと、けっこういろいろなポーズなんですが、
一人もしくは数人でのスナップ写真だと、ふしぎとこのポーズ・・が多いんです。
これって実はいちばんもったいなくて、つまらないポーズです。
帯の柄もみえなくなってしまうし・・・。
こちらは着物の本からの抜粋写真を2枚・・。
この写真はたいへん古いので、着物でモデル立ちしていますから、
腰が前に出て、足を片方前に出すポーズです。
これはやらなくても、普通に立っていればいいんですが、
まずはカメラに対して真正面を向いて立たないこと、少し斜めに構えて、
手の形は、こんなふうに「袂」を前にして柄を見せたり手を隠し気味にしたり、
柄を見せたい着物なら、袂をもう少し広げ気味でもいいですね。
とにかく、手を前で組まずに「下にさげる」ことです。
バッグがあるなら、カメラから遠いほうの手で提げる。
そうすると、帯や帯締めなどもちゃんと全部写ります。
もちろん、ステキなバッグも写したい・・というなら、
カメラに近い、前になってるほうの手で提げればいいわけです。
ちょっと年配になってくると、ひとりで写してもらうときなど、
なんかポーズするのが気恥ずかしくて、「ピースサイン」なんてできないし、
つい「気をつけっ!」の感じになってしまいます。
気をつけ・・でもいいですから「手」の位置だけ意識してさげてください。
「帯を写してもらう」という意識です。
まちがっても、両手でバッグを前に下げるという
「だいじなとこ・お隠しポーズ」はやめましょう。
もし、何人かで並んで、自分がどうしても列の真ん中、カメラの真正面、
横をちょっと向きにくい・・なんてときは、片手は下へ、
もう一方は「脇をしめ」「ひじを90度以上に曲げて」、
「手首から先を少し上に向ける感じで(ちょっとヒネリが入りますが)」
帯揚げの真ん中辺りをなんとなく触ってる感じ・・。
こうすると「いかにも」、のポーズにはならないし、
棒立ちよりはずっと表情でます。
袖もストンと落ちて、帯や小物のもよく見えます。
それと、これはオススメですが、着物の写真を撮ったら、
必ず後姿もとってもらっておくこと。これは「気をつけ!」がいいですね。
お太鼓の形、自分で真後ろから見られるのは写真が一番ですし、
うしろから見て、着物の下半身部分、ちゃんと裾つぼまりになっているか、
背中のシワはどうか・・、衿の抜き具合は??
そういうものをはっきり見られる手段です。
着物というのは、ある程度「着崩れて」当然のものです。
前かがみになれば、背中が伸びますし、イスに座ればお尻がでます。
そんなにひどくならなかったとしても、トイレにいったら必ず、
ちょっとあちこち手直しますね。写真で後姿をとっておけば、
「ちょっとした手直し」のとき、自分の後ろの気をつけるポイントもわかります。
着物姿というのは、最近珍しいですから、
けっこう後姿も見られるのです。私がそうですから・・。
振り返って後姿見て「あっお太鼓のタレ、あがってる、
トイレいって直すの忘れたな」なーんてね。あっ、そういうときは
もちろん、教えてあげてますよ!
後ろ姿もきれいでこその着物、写真をとる、それをいいチャンスにしましょう。
ポーズの件、若い方のブログに立ち寄ると
バッチと決めてらして、参考になりますよね♪
硬くなってしまうんですよね。
ポーズもなかなか恥ずかしくって出来ないし
やはり鏡の前でちょっと練習してみないと
自分がどんな立ち姿をしているかもわからないのですから・・・今度写真を撮る機会があれば参考に
させていただきます。
どのようなポーズが、というより写真から逃げ回っている私、
痩せりゃいいんですよね。は~。
無意識にお腹を隠そうと手を前に持ってきているかも・・・
仕立てて頂いても反物巾の関係で裄が短くなる事が多いので、
ニョキリ 腕が出ないように縮めがち。
上の写真の様に隠し気味にすると良いですね。
今度 おすましポーズで 記念写真を撮ってみます。
有難うございました。
前々から手の位置が難しいと思っていました。私も、落ち着くので前で手を組んでいましたが、確かに帯の正面がかくれるし、袖がぐちゃぐちゃとしわだらけにうつります。今度トンボさんのオススメポーズやってみますね。
私、若い人のブログ・・あんまし見てないんですー。
ごめんなさーい。どちらかというと、
着物着慣れたかたが、ポーズ自然だなぁと、
そんなふうに感じてましたぁ。
いろいろ拝見しなくちゃ!!ですね。
陽花様
鏡の前でいろいろやってると、新しい発見あります。
あっ、太って見える・・とか。そりゃまずいっ!
蜆子様
私も胴体が重いなあと感じ始めてからは、
どうやっても・・なんですよねぇ。
団体写真のときは一番うしろから「カオ」だけ出す、これだけは守ったりして??
ヒロをぢ様
ありがとうございます。
不肖の弟子ですが、こちらこそ
末永く、よろしくお願いします。
恵様
友人に「手長さん」がいます。
いつも意識して手をひっこめてしまい、
肩がいかってる・・って言ってました。
私はチビなので少しでも「すらーっと」見えるように
なんて思っていたのに、デブってからは
益々どうしようもない・・状態です。
麻の葉様
着物チェックには、写真はとても有効ですね。
遠目に見ると、こんな風に見えるんだ・・なんて
小紋柄のときなどありますね。
オススメ・ポーズで着物も帯もチェックして下さい。