写真はやっとひとつついた「風船かずら」まだちっさぁ~いです。楽しみです。
まずは…夏は暑い…で、ある程度はあきらめなきゃいけませんね。
これじゃ結論簡単すぎますが。
暑さは人によって感じ方が違います。
父は「寒がり」です。そして暑さにはかなり鈍い?方で、
たとえば3月4月と月が進むと、下着を重ね着している人は一枚減らしたり、
上に着るものを少し薄手にしたりします。でも父はずっと「冬仕様」なのです。
思わず「暑くないの?!」と叫んでしまうくらい、厚着のまま一気に初夏までなのですよ。
気にならないというのですね。フシギな体質です。汗もそんなにかきません。
一方母はものすごい暑がりで、元気なころはクーラーもちろんつけて過ごしていましたが、
同じ場所に向かい合って座っていて母は半袖、父は半天着てる…なんて場面が
珍しくありませんでした。こうなると両極端ですね。
私も更年期以来の暑がりですが、一時期、夏場に着物が着られなくなったのは、
暑さがただ暑いのではなく、熱中症のように少し歩くだけで頭痛がしたり、
気持ちが悪くなったりになるためで、そのころは洋服でも外に出たくありませんでした。
最近楽になってきたのでゆかたを着ていますが、暑いのはやはりオナカ周りですね。
実はこれ「肉」のせいもあると思っています。
太ったのはここ10年位のことなのですが、オナカのでっぱりをナントカしようとすると
どうしてもオナカ廻りをきゅっと締めます、だからよけいに動きが鈍くなるんですよね。
いつも写真を撮るときは最初にとってしまいますが、
そのあと洗濯物畳むだの庭をはくだのしていると、あっというまにグズグズになります。
するとそんなに暑いの苦しいのはないわけで…そのかわり人にはお見せできまへんわ。
あらら、ちっとも本題にはいりませんね。
まず普段着物の下着ですが、袷の時は「肌襦袢・長襦袢(もしくはうそつき)」ですね。
洗濯がきくように、さらしの胴のうそつきが一番使いやすいですね。
ではゆかたの場合はというと、定番は「肌襦袢に裾よけ」でいいわけなんですが、
体型と年齢と「本人のキモチ」で「和装ブラ」が必要になります。
お若い方は必須なのでしょうね。これをつけるなら涼しいのはあきらめてください、です。
私なんぞは、涼しいのが先ですからブラはつけません。
(夏着物でお出かけのときは覚悟してつけますが…)
上半身は自分の肉襦袢のみ、これが一番暑いわけで…脱げないしぃ~。
下は今はクレープの裾よけです。べたつかなくて気持ちがいいので。
昨日、コメントで「シュミーズ」のお話を出していただきました。
私はこういう体質になる前は、そんなに暑がりではありませんでしたから、
肌襦袢に裾よけ、でしたが、ゆかたスリップなるものが出たとき、
上下つながっているほうが腰周りが涼しい、とそれを着ていました。
それがモーレツな暑がりになってからは、それすら着たくない!
元々肌襦袢というのは、汗や皮脂を吸わせるための「汚れ防止」下着ですが、
ゆかたはすぐ洗えるから…と洗濯の手間を惜しまないことにしたわけです。
前出の「シュミーズ」、懐かしい呼び方ですね。
私が子供のころは、大人が着る今の「スリップ」も「シュミーズ」と言ってました。
それがなまっておばさんたちは「シミーズ」という…それがスカートの下から
ちょろちょろと見えているのを「シミチョロ」と言いました。
昔はミニ下着とかキャミソールなんてありませんでしたから、
気をつけないとスカート丈と合わなくて下から覗くこともあったんですよ。
「あんた、シミチョロよ」なんて、後ろからそっと教えられたり教えたり…。
そのしみーず、いやシュミーズですが、コメントいただいて
あーそうそう、それがあったわ、と思い出しました。
まだ売っています。しかし「だるまスリップ」っていうんですね。なんかカナシヒ…。
こちらです。お店の名前もすごいですね「ステテコネット」…。
あっこれいいなぁ、やっぱり…。
裾よけではなくステテコもいいですね。
足を包み込むから暑いかというとそうではなくてぶかぶかですし、
私のように「きをつけ!」をすると、内股がベーッタリくっつくものにとっては
ありがたいです。
あぁ…かつては太ももの隙間から向こうが見えたのにぃ~~。
いや、実際年齢的に、肌とか皮膚も衰えてきますと、
あせもとかこすれたところが赤くなるとか…おきてきますね。情けないですが…。
母が毎年ブラ(洋装)の下にガーゼのハンカチをはさみこんでいたのを思い出します。
そうそう裾よけですが、今裾よけというと、ほとんどが紐がついていますね。
私が嫁に来るとき、ははの「命令」で、自分のうそつきと裾よけを
モスリンのセットで何組か縫って持ってきました。
その裾よけは、紐ではなく、さらしをそのまま横に出して三角に折って
縫いとめたもの、でした。その三角部分を引っ張って挟み込むのです。
私やせてましたので、挟み込むというのが不安だったんですが、
着物を着て腰紐むすびますから、実際には落ちてきたりはしませんでした。
そして今、これを思い出すと、今の体型ではこちらのほうがいい…、
つまり、ひもだとそこだけしか引っ張れないのですが、
この形だと、上のさらし部分を幅広いまま引っ張れる…つまり、
おなかのガードルがわりになるんですよね。
母は当時からすでに中年のぽっこりおなかでしたから、
実践して「こちらにしておけ」と言ったのだと思います。
今、めんどうでつい市販のものを使っていますが、
自分で元の形のを縫うかなぁと…。
涼しく着るお話のはずが「やせて見えるお話」に変わっちゃいました、すみません。
いずれにしても、暑いのは人の力ではどうにもなりません。
素材や「着ないこと」で、それぞれに対処することしかできませんが、
暑がってばかりいないで、これで思いっきり汗かいちゃお、でもいいと思います。
ザバザバと洗濯できるということが、ゆかたの強みですから。
ついでのことに、浴衣の襟裳普通の着物のように広衿で仕立てておくと、
洗濯のとき渇きが早いです。このとき衿裏は本来木綿なんですが、
手ぬぐいのように薄いものとか、ちとゼータクですが、そこだけ縮まない絹を使うと
衿がゴロつきません。
今日は、今すごい雨で、雷なるかなぁ…ちと心配なのでこれで終了。
なんかつまんないお話になっちゃいましたねぇ、すみません。
まずは…夏は暑い…で、ある程度はあきらめなきゃいけませんね。
これじゃ結論簡単すぎますが。
暑さは人によって感じ方が違います。
父は「寒がり」です。そして暑さにはかなり鈍い?方で、
たとえば3月4月と月が進むと、下着を重ね着している人は一枚減らしたり、
上に着るものを少し薄手にしたりします。でも父はずっと「冬仕様」なのです。
思わず「暑くないの?!」と叫んでしまうくらい、厚着のまま一気に初夏までなのですよ。
気にならないというのですね。フシギな体質です。汗もそんなにかきません。
一方母はものすごい暑がりで、元気なころはクーラーもちろんつけて過ごしていましたが、
同じ場所に向かい合って座っていて母は半袖、父は半天着てる…なんて場面が
珍しくありませんでした。こうなると両極端ですね。
私も更年期以来の暑がりですが、一時期、夏場に着物が着られなくなったのは、
暑さがただ暑いのではなく、熱中症のように少し歩くだけで頭痛がしたり、
気持ちが悪くなったりになるためで、そのころは洋服でも外に出たくありませんでした。
最近楽になってきたのでゆかたを着ていますが、暑いのはやはりオナカ周りですね。
実はこれ「肉」のせいもあると思っています。
太ったのはここ10年位のことなのですが、オナカのでっぱりをナントカしようとすると
どうしてもオナカ廻りをきゅっと締めます、だからよけいに動きが鈍くなるんですよね。
いつも写真を撮るときは最初にとってしまいますが、
そのあと洗濯物畳むだの庭をはくだのしていると、あっというまにグズグズになります。
するとそんなに暑いの苦しいのはないわけで…そのかわり人にはお見せできまへんわ。
あらら、ちっとも本題にはいりませんね。
まず普段着物の下着ですが、袷の時は「肌襦袢・長襦袢(もしくはうそつき)」ですね。
洗濯がきくように、さらしの胴のうそつきが一番使いやすいですね。
ではゆかたの場合はというと、定番は「肌襦袢に裾よけ」でいいわけなんですが、
体型と年齢と「本人のキモチ」で「和装ブラ」が必要になります。
お若い方は必須なのでしょうね。これをつけるなら涼しいのはあきらめてください、です。
私なんぞは、涼しいのが先ですからブラはつけません。
(夏着物でお出かけのときは覚悟してつけますが…)
上半身は自分の肉襦袢のみ、これが一番暑いわけで…脱げないしぃ~。
下は今はクレープの裾よけです。べたつかなくて気持ちがいいので。
昨日、コメントで「シュミーズ」のお話を出していただきました。
私はこういう体質になる前は、そんなに暑がりではありませんでしたから、
肌襦袢に裾よけ、でしたが、ゆかたスリップなるものが出たとき、
上下つながっているほうが腰周りが涼しい、とそれを着ていました。
それがモーレツな暑がりになってからは、それすら着たくない!
元々肌襦袢というのは、汗や皮脂を吸わせるための「汚れ防止」下着ですが、
ゆかたはすぐ洗えるから…と洗濯の手間を惜しまないことにしたわけです。
前出の「シュミーズ」、懐かしい呼び方ですね。
私が子供のころは、大人が着る今の「スリップ」も「シュミーズ」と言ってました。
それがなまっておばさんたちは「シミーズ」という…それがスカートの下から
ちょろちょろと見えているのを「シミチョロ」と言いました。
昔はミニ下着とかキャミソールなんてありませんでしたから、
気をつけないとスカート丈と合わなくて下から覗くこともあったんですよ。
「あんた、シミチョロよ」なんて、後ろからそっと教えられたり教えたり…。
そのしみーず、いやシュミーズですが、コメントいただいて
あーそうそう、それがあったわ、と思い出しました。
まだ売っています。しかし「だるまスリップ」っていうんですね。なんかカナシヒ…。
こちらです。お店の名前もすごいですね「ステテコネット」…。
あっこれいいなぁ、やっぱり…。
裾よけではなくステテコもいいですね。
足を包み込むから暑いかというとそうではなくてぶかぶかですし、
私のように「きをつけ!」をすると、内股がベーッタリくっつくものにとっては
ありがたいです。
あぁ…かつては太ももの隙間から向こうが見えたのにぃ~~。
いや、実際年齢的に、肌とか皮膚も衰えてきますと、
あせもとかこすれたところが赤くなるとか…おきてきますね。情けないですが…。
母が毎年ブラ(洋装)の下にガーゼのハンカチをはさみこんでいたのを思い出します。
そうそう裾よけですが、今裾よけというと、ほとんどが紐がついていますね。
私が嫁に来るとき、ははの「命令」で、自分のうそつきと裾よけを
モスリンのセットで何組か縫って持ってきました。
その裾よけは、紐ではなく、さらしをそのまま横に出して三角に折って
縫いとめたもの、でした。その三角部分を引っ張って挟み込むのです。
私やせてましたので、挟み込むというのが不安だったんですが、
着物を着て腰紐むすびますから、実際には落ちてきたりはしませんでした。
そして今、これを思い出すと、今の体型ではこちらのほうがいい…、
つまり、ひもだとそこだけしか引っ張れないのですが、
この形だと、上のさらし部分を幅広いまま引っ張れる…つまり、
おなかのガードルがわりになるんですよね。
母は当時からすでに中年のぽっこりおなかでしたから、
実践して「こちらにしておけ」と言ったのだと思います。
今、めんどうでつい市販のものを使っていますが、
自分で元の形のを縫うかなぁと…。
涼しく着るお話のはずが「やせて見えるお話」に変わっちゃいました、すみません。
いずれにしても、暑いのは人の力ではどうにもなりません。
素材や「着ないこと」で、それぞれに対処することしかできませんが、
暑がってばかりいないで、これで思いっきり汗かいちゃお、でもいいと思います。
ザバザバと洗濯できるということが、ゆかたの強みですから。
ついでのことに、浴衣の襟裳普通の着物のように広衿で仕立てておくと、
洗濯のとき渇きが早いです。このとき衿裏は本来木綿なんですが、
手ぬぐいのように薄いものとか、ちとゼータクですが、そこだけ縮まない絹を使うと
衿がゴロつきません。
今日は、今すごい雨で、雷なるかなぁ…ちと心配なのでこれで終了。
なんかつまんないお話になっちゃいましたねぇ、すみません。
頂いてありがとうございました。
早速拝見したのですが、もう少し背中側の
衿繰りもう少しがあればいいのに・・・と
思っています。そんなに衿を抜いて着る訳では
ないけれど、見えるかな・・どうかなと
考えています。
私もお嫁入りの時にこの形の裾除け持って
きましたわ。
暑い夏でも、着物や浴衣を着てくださる方がいることに、仕立てる側としては、毎年感謝しています。
昨日話題の麻の着物ですが、今年も何枚か仕立てました。
仕立てる前の水通し&アイロンがけ、大変ですが
運針をするのも、ごわごわしているだけに手ごわいです(笑)
ところで、私の愛用裾よけも、紐じゃなくて挟むタイプです。
最初は落ちやしないかと不安でしたが
でっぱったおなかを押さえやすくていいですよね!
挟むタイプの裾よけを作ってくださいと依頼されることもあります。
それから、母は、夏も冬も着物の時は、
下着はつけず湯文字愛用者です。
かなり便利だと言ってました。
昔は、夏は下着をつけてステテコでしたが
湯文字を使い始めてからは、これが一番!と言ってます。
私も、そのうちチャレンジと思っているのですが
なかなか・・・^_^;
夏の普段着物は、それぞれが過ごしやすいように
いろいろと工夫をしているようで
それを見聞きするのはとても参考になりますね。
昔の絵などを見ても、肌襦袢が覗いてて素敵な場合もあるし・と。
でも、『下着は見えないように。』というのが暗黙の了解である現代の着物の姿~だと、それこそお化粧が襟にくっついたりするし、第一、夏場には暑苦しいほどの打ち合わせの様な気がしてしまいます。
夏は衣紋を抜き過ぎないで、前をゆったりにしてるほうが涼しいと思うんですが…。
シミちょろ・はイヤですが、衣紋から覗く程度の肌着は許容半囲だと思われますか?それともやはり見苦しいですか?
浴衣の項には
「浴衣には本来肌襦袢は着ません。だから、大きな肩当を付けるのです。
しかし最近は普段着ではなく洒落着として、肌襦袢を着て浴衣を着る人が多くなったので、肩当は付けなくなりました」
というようなことが書いてありました。
浴衣=肌襦袢いらない。
だけでは今の世の流れではちょっと不都合で、浴衣=肌襦袢いらない=大きめな肩当必要
という、少し前なら当たり前のことが教えてもらわないとわかりません。
世の流れをくんだうえでの、着物生活で必要な話を教えてくれる人や本がいないと、私は着物生活にゆきづまってしまいます。
とんぼさん、いつもためになるお話ありがとうございます!
ちなみに、ブラはどんなときでもつけません。
着物は快適です(笑
いわれてみてもう一度よくよくみたら…
ほんとにそうですね。
昔のってもっと後ろがくれてた気がします。
肌襦袢も、普通能登花嫁衣裳用とありますが、
これは洋服用なんですかね。
自分でカットするようかしらん。
出方にもよりますが。
麻はほんとに「てごわい」ですねぇ。
一枚古着のごくふるーいのがあるんですが、
これがまぁ衣桁にかけたまま手を通しているよーな。
ツッパリくんなのです。
かなり年寄りくさいのでそのままなのですが、
これ、解いて「ハミ○グ」につけてみようかしらん?!
私も湯文字作ろうかなと…。
今は湯文字といっても裾除けと同じ感覚ですね。
ほんとはちがうんだけど、パンツはくから
そうなっているんだと思います。
うすいぺらぺらのガーゼで作るとか…
いっぺんでお尻出っ張るって。
うぅん難しい質問ですね。
衿の中にちらりと下着であるものが見えるのは
時と場合によります。
真っ赤なのがちらりというのは、
けっこう色っぽいですけどね。
もともと着物って肌着と上着の中間のものがあって、
重ね着が多かった時代は、判然としない部分もあるわけです。
今の時代でいうなら、見えないほうが見せないほうが、
という方向が多いのでしょうね。
衿を抜きすぎないというのも、これはある程度の
決まりごとといいますか、いいものほど抜く、
普段着ほど控える…という原則はありますが、
人の体は一定ではありませんから、
私は自分の体系に合わせて、どれも人よりは
抜くほうです。
「好きに着ればいい」というのが答えかと思いますが、
私は、ちらりとレースが見えていてもかわいいと思いますよ。
江戸の昔は、素肌に裾除けだけで着られること自体を
女たちは夏の楽しみとしたのです。
本来は湯上りの素肌に着て、庭先で夕涼みをしたり、
せいぜい縁日にでかけたりくらいだったので、
それでよかったのですが、
世の中から「闇」がへりましたからね。
どこへ行っても煌々と明るいし、
ゆかたで遠出もするようになりました。
需要の方向がかわると、そういうことも変わるのですね。
私はたとえ東京の花火大会に誘われても
ゆかたではいかないと思います。
ゆかた着るなら、現地のどこかで着替えて…ですねぇ。