終るんですねぇ五輪サマ

みょーに涼しい関東…ラクですけどねぇ、ヘンです。
あれほどクタっていた水引草が、元気盛り返して咲きました。
やっぱ野性種は強いですね。向こうが道路でわかりにくいので、
傘でちょっと演出してみました。

途中で見るのやめちゃった開会式、もう半月以上前なんですね。
連日の速報や実況やＶＴＲで、アタマの中ごちゃごちゃでしたが、
とりあえずみなさんお疲れ様。（出場者も中国まで行った人もテレビ観戦者も）

すでに今回の五輪について「問題点」なんてのが言われ始めました。
まぁ「お国柄」といわれてしまえばそれまで、ということもありますが、
今朝の読売新聞で、あの「口パク」で「実際に歌ったほうの女の子」のことが
載っていました。担任の先生がネットに書いたのだそうです。
あの「口パク」やったほうの子、つまり「見映えのいい子」のほうが、
テレビにでたのだそうですが、司会者は一度も歌った彼女のことを
話題にしなかったそうで、それで彼女は傷ついたのだそうです。
元々、話題になってからいろいろあって「隠れ」ているそうで…。
あの監督さんは「演出について議論になることはわかっていた」と、
それでも自分の「演出する信念」は揺るがないと、おっしゃってましたが、
小さな女の子がこんな形で傷つくことまで、想像していましたかねぇ。

中国の応援についても、今回は批判がありました。
中国の人たち自身が「応援のマナーを知らないことは、それだけ
国際的に遅れていることだ」というようなことを言っていました。
一部を見て、あの国は…というつもりはありませんが、
オリンピックを開ける、ということは、それだけの財力も状況もある、
ということ（実際には問題をかかえていても）ですが、
それだけではない…ということなんですよね。

巨大な建物、厳しい警備、選手の思惑、関係者の思惑、
まぁいいも悪いもひっくるめて今夜がラスト、ですが、
すでに「参加することだけが意義じゃなくなっちゃったオリンピック」、
「わが心臓はオリンピアに埋めよ」と遺言したクーベルタン男爵、
はてさて、どんな思いで「近代…」いや「現代オリンピツク」を
空の上からみていることでしょう。
とりあえず、あと少しですが最後まで無事で終ってほしいものです。

別に参加したわけでも応援疲れしたわけでもないのですが、
ちっとカゼ気味です。本日コレまで。