ぼぉーっと暮らしているものですから、気が付かなくて…。
朝、鉢植えの移動なんぞするのに玄関先に出たら、
よそゆきの服に真新しいランドセルを背負ったお子さんと、
ちょっとおしゃれな親御さんと…次々に通り過ぎていきました。
まぁ毎年思うことですが、和服の人はもっちろん、いません。さみしいなぁ。
で、ここは小学校も中学校もありますから、時間が変わると中学の制服を着た子たちと、
ちょっと中年になった親御さんと…。
お天気もよく、ちょっと気温低めとはいえさわやかな陽気、桜は散ってしまったけれど、
よそ様の花壇にはそれぞれの季節の花々、花の終わったものはきれいな緑、
新しい旅立ちをお祝いするには、なんともピッタリの日でした。
明日からはまた、制服や普段着の子供たちがぞろぞろと通学していく日々が始まります。
学校でのコロナ対策は私にはよくわからないことですが、元気で通って、
いろいろ悩んで、経験して、いい友達を見つけて、楽しく過ごしてもらいたいものです。
知り合いの大学生の息子さんは、昨年合格したけれど、ついに入学式もないまま
2年生になってしまったそうです。大学は難しいでしょうね。人数というだけでなくいろいろと。
お昼近く、式を終えたらしい親子連れが通りました。
昔は見ることもなかった薄紫やシルバーのランドセル、帰りはお母さんがしょってました。
一緒に歩いていたもう一人のお母さんや子供たちは、マスク越しでも笑いながら
おしゃべりしつつ帰っていきました。
まだまだ行事や活動も、制限の中で行われるのでしょうね。
こんな大変な時期に、人生のいろんなスタートを切らなければならないのは、
本当にお気の毒すぎて言葉もありません。
いずれワクチンが整い、今のようなおびえる暮らしからは解放される日がくるのでしょう。
10年20年と過ぎていけば「私たちのときはねぇ、ひどかったのよ」と、
そんなことを話すようになるとも思います。
只中にある今は、ひたすら凌いでいくよりありません。
こんな中での学校生活でも、こんなだからこそ、得られるものもあると思います。
まずは元気でがんばって毎日通えますように。
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