下着のおはなし…

 

★　すみません、訂正箇所がありましたので、書き直し部分があります。

　　両脇の腰に当たる紐にはゴムははいっていません。なので「ふんどし」なんですよね。すみません。

 

 

なんとも声に出して読むのは恥ずかしいのですが…。

一時期、女性の「ふんどし」が話題に上ったことがあります。涼しいとかラクとか…。

で、なんとなくアタマの隅にあったのですが、今回こんなのを見つけまして…。

それがですねぇ…実は私うっかり「作り方の本」だと、勝手に勘違い…ドジですねぇ。

よくよく見れば「1枚付き」と書いてあるのに。

作るにはサイズもあるだろうし(えぇ、アタシはでぶりんですので)、

元の型紙とかサイズとか、それがわかれば…と思って購入したら…見事に「実物」でした。

せっかちはこんなところでドジります。赤い○のところが現物を広げた形。

 

　　　　　　

 

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で、説明しますと、確かに薄い冊子は入っていますが、それは「ふんどしパンツ」の生まれた経緯とか、

こういうことで体にいいんだよ…という説明でした。

まあブツの形は、あからさまに写真を撮るのはなんなんで、表紙の写真でご確認ください。

 

さて、これがなぜいいか。つまり「そけい部」を圧迫しないということです。

そけい部というのは、太ももの付け根のところ、女性の場合、「きをつけ！」して立つと、

太ももの付け根のラインと、両太もものぴったりついた縦のラインで「Y」字型の線ができます。

このYの上のV部分にあたるところ、ハイレグ以外は、ここにショーツの下のラインがあたりますね。

それが体にはよくない…というわけです。

まぁ若い女性向き…という感じで書かれていますので、私のようにとっくにビキニショーツなどは卒業し、

ガードルやパンストなんて窮屈なものとは縁を切り、毎日できるだけ「解放的」な下半身でいるものにとっては、

あまり「そうなのかぁ！」はありませんけれど、夜ぐっすり眠れる…というのがちと気になりました。

冷え性が改善される、あらら、アタシ冷え性じゃないけど…

熟睡できる、下着のあたるかゆみがなくなる、などなどかいてあります。

つまり、そけい部を締め付けない(ギュウギュウでなくても)状態というのは、リンパや血液の流れがよくなる、

いわゆる「気」の流れがよくなる…とありました。更年期、高血圧にもいいそうです。

 

私は、元々きついものは身に着けないのですが、

考えてみれば、たとえキリキリと食い込むようなものを穿いてなくても、座ったりしゃがんだりすれば、

自分のお肉だけでも、そけい部は圧迫されているわけですからねぇ。

少しでも「そこに何もない」状態にするのは、体にいいのかもしれません。

で…肝心のサイズですが、書いてあるのは「サイズ腰回り69-96」とあるだけです。

腰回りですから「ヒップサイズ」のことですね。

穿いてみました、なんでも実践！です。

現実私、この96に近いほうでしたがきつくありませんでしたし、全体が小さいという感覚もナシ。

ビキニタイプなので、幅広のひもが当たるのは腰骨の下あたりです。

おなかと後ろ腰は幅広ゴムを布で包んでいるので、細いゴムが食い込む感じもありません。

まぁしばらくビキニは遠ざかっていますので、久しぶりの感覚はありましたし、おなかがぼぉんと出ているので、

ゴムはその下…になっちゃいますが…。

で、穿いてみると、確かにさっきまでショーツ穿いていて、それも特別きついとか苦しいとか

そういう感覚はまったくなかったのですが、なんか足の付け根あたりが「ラク」の感覚です。

そけい部に何もない、というのは、こういう微妙な解放感があるのだなぁと思いました。

股に当たる部分が、手拭いそのままみたいに幅広なので、これもゆるゆるで、

座ったとき、後ろの腰部分のゴムが下に引っ張られるかと思ったら、それもありません。

ショーツは、股に当たるところ、いわゆる「クロッチ」部分ですね。

そこが要するに幅広の布をクシュクシュっとつかんで縮めた感じになるわけですが、

素材がダブルガーゼの薄くてやわらかいものなので、もたつき感もナシ。

不思議なくらい「ふんどしつけてる」とか「パンツじゃないもの穿いてる」という違和感はありません。

試しにまたいつものショーツに穿き替えてみましたが、これまた「あぁきついわぁ」はありませんでした。

元々デカパンですが…つまり、意識しなければ、どちらも似た感じなのですが、

確かにふんどしパンツの方は「そけい部」は解放される、という実感はありました。

これはタイトルに「快眠」とあるように「寝るときいいですよ」なのですが、

一日中これ…ももちろんいいわけです。

穿いて実際に体に良かったら、こりゃいいですよね。今夜から寝るとき試してみましょう。

 

子どものころから、体のラインに沿った下着をつけ、大人になればファッションやスタイルの都合上、

どうしてもしめつけるようなものを穿いている暮らしなら、解放感はもっとあると思います。

ただ、クロッチ部分もおなかもブカブカですから、スースーするとか頼りないとか、

そういう感覚はあるかもしれませんね。私はそれはありませんでした。

これ、着物にいいなぁと思いました。ちょっと工夫は必要ですが、クロッチ部分をうまくひっぱれば、

穿いたままで「トイレがてきる」のではないかと。

 

冊子の中に「寝るときパジャマだけで寝ている」という人がいました。

ふと思い出したのですが、子供のころ…寝るときパンツ穿いてましたか？

私、ずっと全部脱いで上下ともパジャマだけで寝ていました。理由は覚えていないのですが、

そういう習慣でした。母がそうしろと言ったのかもです。

ショーツをつけたままでパジャマの下を穿くようになったのは、たぶん中学にはいってから…だと思います。

それで慣れてしまったら…今度はショーツつけずにパジャマ穿くと、なんか頼りない…ですよ。

私、息子の入浴の世話の時に、時々とりあえずパジャマだけ着て…ってやるので、

わぁぁ頼りなぁい、スースーするぅ、と思ってますから。でも、本当はそれの方が体にはいいんですね。

 

とりあえず、間違って買ったおかげで、作る手間もかけずに実物が手に入りました。

薄い二重ガーゼの手拭いがあるので、洗い替えを作ってみようかと思っています。

商品として売り出されたばかりのものですから、ここで詳しくサイズや作り方を書くのははばかられます。

知りたい方は、お便りください。