人には説明出来ない家庭の事情でニンジャ400を手放した。
昨日も朝から物凄い暑さだった。
Tシャツに普通のズボンだけで、ヘルメットと薄いグローブをして最後の走りをしてきた。
家から10Kmほどのバイク屋までだが。
大回りして大きな国道に出て、いきなりフル加速した。
「やっぱバイクは速えな」
あっというまにバイクやに到着してしまった。
駅まで車で送ってくれた。
駅から休みで家にいる息子に家からの最寄り駅への到着時刻を告げた。
迎えにきてもらうように頼んで行った。
家に帰り、プロテクターの入ったライディングジャケット3着を息子に手伝ってもらってゴミにした。プロテクターを全て外し、金具を外し燃えるゴミとなった。夏用、中間期用、冬用の3着。
それとバイクのシートも。
ヘルメットも。
全部無くなった。
今日になって涙が出た。
バイクは若い時からの大好きな乗り物だった。
結婚するまでバイクにしか乗っていなかった。
もう痕跡は何も無くなった。
もう一生乗ることはないだろう。
まあ、残りの人生も少ないが。
どうしても、欲しいものと大切なものを手中に収めておくことの出来ない
人生だったな。
そんなもんだ。
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