ケアンズ旅行記 番外編 「ダオ様、勘弁してください」

難関（）その３。

これは予想外の大難関でございました。
ティモコとダオのケアンズ旅行、
二人分の旅費も振り込み、あとはもう出発を待つのみだったある日…
学校から帰ってきたダオが、「ちょ、やべーかも…」と私に一枚のテスト用紙を見せたのです。

うがっ…！！！

そこに記されていた点数は…
…書いたら引いてしまうくらいと言っておきましょう。

おばかなりにも、今まで一度も赤点だけは取ってこなかったダオ。
「…どうしちゃったの、コレ…」
「知らん」

アタシだって知らんがな！！

赤点です、赤点！まっかっか
なんでダオの赤点が旅行と関係あるのかと申しますと、旅行は冬休みに入ってすぐから。
そして、ダオの学校では、

赤点取ったら冬休み補習なんです

点数は赤色ですが私は青色になりました。

一応初の赤点ということで多少容赦されたらしく、先生曰く、
「次のテストも赤点だったら補習」だそう…

それからの数日はダオの顔を見るたびに「勉強してる？勉強してる？」と聞く始末…
普段、いくらそのようなことを言っても、聞く耳を持たないダオなのに、
よほど私の形相が恐ろしかったのでしょう、メッチャ頑張ってくれました。

なぜなら私の顔には、「将来のために頑張ろうよ」という親心の言葉ではなく、
キャンセル料払わせるよ？
という脅し文句がくっきりと描かれていたからだと思われます。





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ケアンズ旅行記 ３ 「指令！上海で乗り換えろ！」

難関（？）その２。
ツアー会社から送られてきた「出発案内書」を見たらば、

『上海・各自でお乗り継ぎ下さい』
だと？
あっあ～～～ん？？

ちょっと、アタシはティモコですよ？
一緒に行くのはダオですよ？

上海旅行記を書けってか？！！

と、不安でしたが…
これもＥＴＡＳと同じく、案ずるより産むが易しで、なんてことなく無事に乗り換えられました。

というのも、ティモコ、過去にトルコ周遊旅行に行った際、
かのドバイ国際空港で乗り継ぎしたことがあります。

その時は高校生だったボウと二人。
ガイドさんに会えるのはトルコに着いてから。
やはり『各自乗り継ぎ』です。
ドバイはすでに行っていたので楽勝かと思いきや…ドバイで降りるのと乗り継ぐのとでは大違い。
世界最大級の空港、同じツアーの人を探して、ストーカーのごとく追っかけていきました…
（といいつつ「うがっ！空港内の時計が全部ロレックスだ～～～～～！！！）って騒ぐ余裕？もありましたが）

そんなヒヤヒヤ体験があったので、（おまけにロストバゲージ！！また機会があったら書きますね）
『各自乗り継ぎ』の文字に過敏に「は～～～～」となっていたのです。



上海でお乗り継ぎ

上海の空港はそこまででかくはありませんし、シンプルです。
上海に着きましたら人の流れにそっていけばすぐに『トランスファー・サービス』というカウンターに出くわすので、
パスポートと搭乗券（Ｅチケットならそこで搭乗券をもらえます）をチェックしてもらい、スタンプを押してもらって、
国際線なら『インターナショナル』の方へ進めば、手荷物検査とセキュリティーチェックを受けて、あとは搭乗券に記載された搭乗口に行けばいいとです。
外国はよく搭乗ゲートや時間が変わったりするので、空港内アナウンスは意地でも聞き取るのですよ！！
英語がよくわからなくっても大丈夫。自分が乗る便の行き先とナンバーさえ覚えておけば、なんとなく理解できますから。




ティモコの好きなコトバ　その１　“なんとかなる”

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