本物の温泉に行きたかったんだよ…スーパー銭湯じゃなくて天然の温泉に入りたかったんだよ…
(続きです)
しばらく走って行くと路肩にトラックが停まっているのが目に入りました。
最初はポツンポツン、と数台。先に行くにつれどんどんその数は増していきます。
“どうしてこんなにたくさんトラックが停まってるんだろう?”
ここにパンダがいたら、これが異常事態だとすぐに気付いたことでしょう。
しかし車内には世間に疎い呑気な3人。
てっきり長距離運転に疲れた運ちゃんたちが連なって寝ているものと思っていました。
まあ、当たりっちゃー当たりなんだけど、真相は違ってました。
かなり後になってやっとわかったのですが、運ちゃんたちは疲れが取れたら出発しようと思って寝ていたわけではなく、
通行止めが解除されるのを待っていたのです。
何キロも何キロも前から、ひたすら待っていたのです。
この先がどういうことになっているのか、ちゃんとわかっていたのです。
さすがプロ…などと感心できるのは無事に帰ってこられた今だからこそ。
間抜けな3人はキャッホーキャッホーとビュンビュン突き進み、
そのうち渋滞にぶち当たりました。
電光掲示板には『渋滞120分』の文字。
えええ~2時間も?
こんなとこで2時間も?
ちくしょー!2時間も?
…あの時のワタシに言いたい。
“はあ?2時間?たかが2時間?我慢しろっ!!”
これが、
車内監禁13時間地獄の幕開けでした。
本日、絵も写真もないので寂しいかな?と思い、以前別の記事でアップした絵を使っております。
次回は“もれそうで困ったで章”です。
え?何がで章。
とか笑ってる場合じゃないで章。
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