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牛の乳の逆襲

2014年11月10日 22時31分41秒 | ティモコなエッセイ
次男のダオは学生の頃、ペットボトル(大)や紙パックに入った飲料を、コップに入れずにそのまま飲んでいましたので、
「それはあきまへん
と注意しましたところ、
「なんで?
と聞いてきましたので、
“お行儀が悪いから”
と言おうとしたけど、自分もお行儀は悪いので、
「だって、皆で飲むものだから、家族とはいえ、キモチ悪いでしょ?もしパパがそうやって直接飲んでたら、次に飲みたいなんて絶対思わないでしょ?
と、何気にパンダに失礼この上ない例えを出しましたら、
「それは絶対にイヤだ!
とダオも失礼極まりなく認め、しかし彼はドヤ顔でこう返してきました。





な…なんとーーー!!!


躾に厳しい…いえ、普通の親御さんなら、それでも多分ビシッと言って止めさせるでしょうが、そこは天下のバカ親・ティモコ…。
「すす…すごい…!メッチャ難易度高いワザじゃん!ダオちゃんて、すっご~い!
「だろ?
ってな感じになり…

まあ、園児ならともかく、大きくなってからなら、親がそういうことイチイチ注意しなくても、他所ではやらないようで。
家でもいつも間にかやらなくなってました。


が。


問題はこの親。


昨晩、お風呂上りに牛乳が飲みたくなりまして。

以前の記事で書きましたように、現在ティモ家の台所は大掃除したてにつき、普段御目にかかれないほどビューテホー

そうなると、人間(?)て不思議…
食器をひとつ残らず洗うのは勿論、水滴ひとつ、気にかかるようになるとです…!

牛乳が飲みたい…。
しかし、後片付けは全て終了し、今日はボウもパンダも早々と寝たので、この後、誰も汚す人は現れない。
水なら…いや、牛乳が飲みたいんだ。

私の体は今猛烈に、牛の乳を欲している…!

すでに洗ってキレイに拭いて食器棚に収めた私のコップをひとつ取り出して牛の乳を飲み、もう一度コップを洗って、拭いて、食器棚に戻して、使ったスポンジを濯いで、シンクの水滴を拭いて、ふきんを干せばいいだけの話。

な~んだ、たったそれ…だけ…


イヤよ面倒臭!


どうしたらコップを汚さず牛の乳にありつけるのだろう?

そして、そして、私は思い出してしまったのです。

ダオ様の華麗なるテクニックを…!

あの時も真似してみたけど(するな?)すぐに人間技でないことに気づいて、今の今まで封印していたあの奥義を、ついに解き放つ時がきたのだ…!


私は冷蔵庫から1000mlの牛乳パックを出し、ほぼ満タンに入っていたソレの口を開け、唇にはつかないけど、お口には入る程度の微妙な距離に持っていき、顔を斜め45度に傾げ…




















大人しくコップを使っていればコップ一個ですんだのに…

鼻と耳にも入ったよ…

苦しかったし冷たかったよ…

お風呂に入ったばかりなのに、顔と体と髪の毛が牛乳臭くなったよ…

洗いたてのパジャマと下着、キッチンマットを洗濯機に入れ、バスタオルを巻いて半泣きしながら床を拭き、もう一度風呂に入りなおしました。

ミジメな気分で本日二度目のシャンプーをしながら、『急がば回れ』ということわざとともに、ダオちゃんがやらなくなった本当の理由が、なんとなく判明したような気がしました。












※普段はよく使うカップ類は、洗ってからカウンターの上に伏せておくだけで、いちいち食器棚には戻しておりません。
その方が使うのも洗うのもラクなもので
大掃除後の今だけ限定、何一つキッチンに残したくない症候群にかかっており、近い将来…明日にでも…復活することでしょう。

↓↓アルパカを押してもいいですよ…
下のも押していいですよ…
え…遠慮なんてしなくていいですから…ううう…


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