アルベロベッロの2日目は、Sud-Est線で2駅目にあるマルティーナ・フランカという町へと行ってきました。
・点在するトゥルッロ
電車の窓から見える田園風景のそこかしこにトゥルッロ(単数形、複数形だとトゥルッリになります)が点在しています。
・干し草の束
小麦を収穫した後の穂をまとめているのはイタリアではよく見かける風景です。
・ロコロトンド
明日訪問予定のロコロトンドの町が見えています。丘の上にある白くて丸い街並みが特徴的です。
・サント・ステファーノ門
マルティーナ・フランカの旧市街への入り口の一つとなっている門です。
■サン・マルティーノ聖堂
14世紀初頭のロマネスク様式の教会を、18世紀半ばに取り壊してロココ様式の教会として再建しています。
フランスのトゥール出身の聖マルティーノに捧げられています。
・教会のファザード
11段の半円形の階段の上に建っています。
・教会内部
教会の内部は3身廊、ラテン十字のプランとなっています。
・主祭壇
多色大理石の記念碑的な主祭壇です。祭壇の中央にはサン マルティーノの多色石像が納められています。
・サンタ マルティナの聖母と殉教者の祭壇
左翼廊に設けられた祭壇です。
・サンタ コマシアの聖母と殉教者の祭壇
右翼廊に設けられた祭壇です。
・祝福された秘跡の礼拝堂
サン マルティーノ聖堂最大の礼拝堂です。
・最後の晩餐の祭壇画
祝福された秘跡の礼拝堂に置かれた祭壇画です。
・羊飼いのマドンナ
羊飼いの衣装を着て座っている聖母が草を食む子羊の群れを見守っています。
■モンテ・プルガトリオ教会
サン・マルティーノ聖堂のすぐ脇に道を隔てて建っているんですが、飾り気もなくわかりにくいので
ほとんどの観光客は気付かず通り過ぎるようです。
・教会の外観
17世紀に建てられたようです。
・教会内部
ごく小さな単身廊となっていますが、外観からは想像できないほどの美しさです。
・主祭壇
恵の聖母子が飾られています。
・サン・ミケーレ・アルカンジェロ
煉獄の魂が描かれています。
■オロロジオの塔(時計塔)
サン・マルティーノ聖堂の前、プレビシート広場に建つ時計塔です。
■穢れなき聖母広場(マリア・インマコラータ広場)
・マリア・インマコラータ広場
プレビシート広場から続く広場です。マルティーナ・フランカの中心となるメインの広場です。
柱廊で飾られた優雅な曲線を描く建物が特徴的で、レストランなども並んでいます。
■サン・ドメニコ教会
マリア・インマコラータ広場から続く細い石畳の道に面して建つ教会です。18世紀の半ばに建てられたバロック様式の教会です。
・教会のファザード
教会前の道幅が狭いので、超広角レンズでもやっと全景が入るかどうかという感じです。
・教会内部
単身廊の内部には、左右に礼拝堂が並んでいます。
・聖アンナと聖母マリアの礼拝堂
正式な名称は不明ですが、祭壇に掲げられた絵からの想像です。教会の身廊からはちょっと隠されているような
感じの位置にある礼拝堂です。
・3連の板絵(イコン)
上述の聖アンナと聖母マリアの礼拝堂へ向かう細い通路に飾られえた板絵です。玉座の聖母子を中心に
聖コスマと聖ダミアーノが描かれています。
■カルミネ教会
マルティーナ・フランカ旧市街の北の端に建つ18世紀後半に建てられた教会です。
・教会のファザード
・教会内部
単身廊、ラテン十字のプランとなっています。
・主祭壇
・左翼廊の祭壇
・右翼廊の祭壇
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