アオスタの第6弾では、大聖堂の横に広がる地下回廊(クリプトポルティコ)をご紹介します。
地下5mほどの所に残るこの地下回廊は、大聖堂の横にある入り口から降りていくことが出来ます。
古代ローマのフォーラムまで遡ることが出来ると言われているこの回廊は、89×73mの長方形の南側の一辺を除く3つの側面に沿って
低いアーチでつながれた柱廊が続いています。
元々は神聖なエリアに建造されている回廊がどのように使われていたのかは正確にはわかっていませんが、
最初は冬季の厳しい寒さを避ける通路として、後には倉庫と軍用穀倉としても使われていたと考える説もあるようです。
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