カリアリの第22弾では、カリアリの歴史的中心部であるマリーナ地区に建つサンテウラリア教会をご紹介します。
サンテウラリア教会は、1370年頃にアラゴン人によって建てられたカタルーニャゴシック様式の教会です。教会自体は
13世紀のサンテウラリア教会の上に建てられたと考えられており、アラゴン人による建築故かバルセロナの守護聖人である
殉教者エウラリアに奉献されました。その後17世紀から18世紀にかけてバロック様式に改装されています。
教会は階段を上った先のファザードは三つ葉の吊りアーチとバラ窓で装飾されています。ファザード横の鐘楼は
下部は14~16世紀、上部の八角形の塔の部分は18世紀のものです。
教会の内部は3身廊となっていますが、大きな中央身廊に2 つの側面身廊が追加された独特ものとなっています。両側面には
それぞれ4つの礼拝堂が設けられており、大理石の祭壇、絵画などで飾られています。
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